今日も山を登って来ました

山登りへの思いやレポートを写真で紹介するブログです

御嶽山の冬と孤高のルーティン

御嶽山 摩利支天山(標高2959m)

御嶽山 飛騨頂上(標高2811m )

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濁河温泉からピストンルート

登山日 2022/12/10(土)

総歩行距離 11.1km/累積標高差↑1260m↓1260m

体力度★★★★☆

危険度★★★★☆

絶景度★★★★☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

濁河温泉登山口→飛騨頂上→摩利支天山(ピストン)

・登りCT4:10 →結果4:50

・下りCT3:10 →結果3:20

・トータルCT7:20 →結果8:10

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

濁河温泉の一本道を登りきったとこに無料駐車場があります。50台程駐車可能。トイレはありますけど冬期閉鎖中。少し手前の温泉旅館の横にも5台程の市営駐車場があります。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/21413111 

 

 

御嶽山の冬と孤高のルーティン

 

テレビの音だけが淡々と流れる薄暗い部屋で、全裸のオッさんやガタイのいいニイちゃん達と並んで約100度の空気に包まれている。その息苦しいぐらいの熱気は全身の肌をジリジリと焼き、毛穴から汗を絞り出す。温められた血液は全身を巡り、疲弊しきった手足や体を芯から温め、ジワジワとその疲労を相殺していく。その瞬間がとにかくたまらない。

はぁ、熱い、そしてなんて心地いいんだろう。ギリギリまでこの熱気に耐えて、この後の水風呂に飛び込み頭のてっぺんまで浸かる事で、更なる快感が約束されている。それを期待しながらボーっとしていると、僕の頭は思考を停止してやがて無の状態に包まれていた。

 

こんなとこからさっさと退散して早くサウナに直行しなければ

 

登頂記録のセルフ撮影をなんとか終えると、まだちょっと攣り気味の両足をかばいながら岩の上に腰を下ろしてとりあえず一息ついた。クソ寒いし、誰もいないし、予想より怖かったし、なんか久しぶりにしんどかった。やっぱ雪山登山ってこうあるべきだ。

いつも山で追い込まれると、情け無いとか努力が足りてないとかって自分を責めたくなったりもしたけど、もうこういうのに慣れてしまったせいかそんな気も起きない。とりあえずまた今回も無事に登頂出来て良かったと思うだけで。

目の前には白く巨大な主峰の剣ヶ峰が佇んでいて、それを眺めようとして顔を向けると、極寒の強風で鼻の頭がキンキンに冷やされて痛くてもげそうになった。ニットの発熱手袋の上にテムレスを被せた手も、スリーシーズンのブーツにセミワンタッチアイゼンをつけた足も、指先から冷え切っていてチョット痛かった。

今回は久々いい感じに疲労感が仕上がってくれたし、手足も冷まくった。これならきっとこの後のサウナで凄い快感が訪れるはずだ。それを想像して下山への気力を奮い立たせた。

 

山を登って汗ダクでヘトヘトになった後、サウナに直行。体を良く清めて(洗って)、温泉に浸かって毛穴を開いた後、いつも大体サウナ室9分と水風呂2分、外気浴5分を3往復。ばっちりととのった後にオロナミンCとかデカビタとかを一気して更にととのう。それで美味いもん食べて、車で帰宅。車を運転しながら窓を開けて冷たい風を浴びるとまたととって、フワフワしながら家に帰る。

そして今日もなんていい日だったのかしらと心から満たされながら家に到着すると、荷物は車に放置したまま寝室へ直行して死んだ様に眠る。

それがここ最近の僕のルーティンだ。

 

山登りは楽しい。でも山を登りすぎてしまったせいか、慣れてしまったのか、登頂しても凄い絶景に包まれても、もう以前の様に感動しなくなってしまっていた。ヒマラヤでも直接見に行けば、昔みたいに興奮して感動しまくれるのだろうか。

こんな不感症気味の僕は、登頂すると下山後にどこの温泉のサウナに行くのかって事ばかり考えていて、何個かは目星をつけて来てるから、帰りにどこに寄ろうかとひたすら迷いながら下山。汗や疲労の量に比例してサウナの快感度は増すから、本当にヘトヘトになりながら登った後は、ワクワクしまくりながら下山している。

 

これまでほぼ一人で山を登り続けてきて、自分なりに楽しんできたし、感動もしてきた。逆に毎度辛いし、時には怖い目にも遭ったりするし、結構金もかかるのになんで毎週毎週わざわざ山なんか登らなあかんのかって、考えたり悩みもしてきた。

その理由は未だやっぱり良く分かってないんだけど、最近の山へ向かう動機としては、山登りがサウナの快感を倍増させる為の前戯みたいな物になってしまっていると言う事実。疲れてもないのにサウナ行くなんて自分的には絶対ありえなくて、最低ランニングでもして体を半強制的に疲れさせてから行っている。山登りの後のサウナはランニングなんかよりもっともっと気持ち良いから、ついついそれを期待して山を登ってしまっている自分がいたりして。

サウナの為に山を登りたいなんて言う奴は今まであんま会った事ないし、自分は相変わらず変な奴だと思うし、こんな理由は不純にも思えるけど、それでもやっぱり山登りは楽しいし、また山に行きたいなと素直に思えるから、本人が一人で楽しむ分にはそれはそれで全然アリなんじゃないかなと思っていたりする今日この頃なわけです。

 

 

 

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・最寄りの道の駅で車中泊して、翌朝濁河温泉まで35kmの長い長い山道。途中で道が凍ってアイスバーンになってヒヤヒヤです


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・AM5:45 やっと濁河温泉に着いた(汗。こんなに遠かったっけ?とりあえず朝から疲れた…


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・登山口のすぐ前の駐車場は雪がが不安だったから、手前の駐車場に駐車。辺りが明るくなるまで車内で準備して待機。


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・AM6:45 それではボチボチ出発。ビミョーに雪積もって凍ってる。ていうか、ミラクルさびー。これは震える寒さですわ


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・登山口に到着。何台か車がいてスタンバっております。

 

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・【図解】御嶽山

御嶽山は一応北アルプスに属しているが、巨大な独立峰であり、主に5つのピークの総称である。主峰は剣ヶ峰だが、火山活動によりほぼ立ち入り禁止となっている。継母岳(ままははだけ)にも登山道はなく登れません。(バリエーションルートで登れるとか)

岐阜や富山側から登る場合は、濁河温泉から入山して、飛騨頂上や継子岳(ままこだけ)、二番目に高い摩利支天山を登るのが一般的。

ちなみには僕は今回が二回目ですけど、メジャールートの長野側からはまだ登った事がありません。

 


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・今回は主峰の剣ヶ峰は立ち入り禁止のはず。どこまで登ろうかしら


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・登山口のトイレは予想どおり通り冬期閉鎖中でございます


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・登山口はココ。橋の方へ行かないように


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・このルートで登るのは二回目ですけど、相変わらず良く整備されております


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・気持ち良い平坦な道が続く。車が何台かいた割には全然人がいない


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・雪で道が分かり辛いですけど、ピンテを良く見て進みましょう


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・ビミョーに滑る。不覚にもチェンスパを忘れて来てしまった


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・本格的に登り坂開始


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・お馴染みのジョーズ岩。奥の尖ったデカイやつがそれ


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・地味に滑るから気を遣って疲労が倍増中


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・なんか数字バグってませんか(汗


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・ひたすら単調な一本道の登り。おもしろないし疲れるわぁ〜

 

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・行動食でちょっと一息


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・あれは多分御嶽山摩利支天山。今日はあそこのてっぺんまで行けたら行きたいっす


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・避難小屋もありまっせ


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・こんな浅い雪でも気温が低すぎてめちゃくちゃ足が冷えて来た。やっぱスリーシーズンの靴はヤバかったかもなぁ

 
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・ていうかこの登り長すぎ(汗。早く森林限界突破してくれい


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・やっとここまできたか。この先は木がなくなるはず


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・ていうか、低ミューな感じでつるつる滑るからやっぱチェンスパ無しは辛い。かと言って12本アイゼンをつける程の雪でもないしビミョー


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・しつこいけど寒いなぁ。上の方は大丈夫かなぁ


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・やっとで森林限界か〜

 

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・振り返ると雲みたいな白山がナイス!


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・案の定風が出て来ました。想定内です

 

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カリカリの極寒


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・お助け太陽!僕をじゃんじゃん温めておくれ〜


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・いい加減12本アイゼンを装着。これぐらいの雪ならチェンスパでも登れたよな


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・獣の足跡が日の光でキラキラしとる


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・飛騨頂上はあの上ですね。もうちょいっす


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・なかなか素晴らしい景色と斜面


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・地味に遠い飛騨頂上


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・あー、やっと登りきりましたー

ビミョーな雪のおかげで予想以上に疲れてしまった。そしてひたすら寒かった。


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・AM10:14 飛騨頂上の祠でございます!前回来たのは二年前の夏っすね

 

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・飛騨頂上って楽に登れたイメージだったけど、なんか結構ハードやなぁ


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・風はあるけどとりあえず素晴らしいお天気で何より!


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・ていうか摩利支天山がとてもご立派な感じ。風もあるし極寒やし、登るべきかちょっと悩ましいかも


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・稜線の向こうに剣ヶ峰がチラリズム


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・その反対に見えるのは継子岳。摩利支天行かないなら、こっち側に行く手もある。こっち方が絶対ラクで安全だし


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・一応今日の最低ノルマの飛騨頂上には登れたので、五の池小屋で休憩して次の事を考える

 

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・最初全然人いなかったのにボチボチ増えてきた。ダブルアックスとか持ってるニイちゃんもいるけど、そんなのどこで使うんやろ


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・と言う事で、僕もストックをピッケルに持ち替えて

 

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・AM10:35 登れるか分からないけど、まだ時間はまだあるので、摩利支天山に行ってみましょー。チョット不安ですが


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・お馴染みの三ノ池もカチカチやんけ!


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・稜線は吹きっさらしでビュンビュン風が吹きつけております


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・見た目より結構急でございます


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・激烈寒い!


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・トレースも見えにくくてどこ歩いていいか良く分からんけど、とりあえずずっとトラバース気味に。意外と雪は結構あるものの、固く締まってるのが救い。でもたまにズボってなって焦る(汗


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・そこまで大した斜面ではないけど、もし滑落したら止めれるかなぁ


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・振り返ると継子岳が素晴らしい!


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・あー、結構急で正直しんどい(汗。飛騨頂上までで結構消耗してたしな。

そして風が冷たくて顔面が痛い。ゴーグル持ってくれば良かった。バラクラバでなんとかしのぐ


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・なんとなく険しくてハードや。雪山登山ってこんな感じだと、思い出しました


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・AM11:05 なんとか登りきった〜!疲れまくりの摩利支天乗越でございます〜


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・するとなんかの撮影集団が。カメラとかドローンとか剣ヶ峰を撮ってるみたい。ていうかこの強風でドローンとか飛ばして本当に大丈夫なんかね


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・素晴らしき剣ヶ峰!コレ見ると行きたくなるわぁー。冬は行った事ないしなぁ


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・と言う感じで気を取り直して摩利支天山へ。もうそんなに遠くないはずだし、ここまで来れば多分行けるでしょ


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・摩利支天乗越を振り返る。カッコエエっす!


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・いよいよ摩利支天山への岩稜帯の分岐へ


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・この半島状の岩稜の先っちょが摩利支天山の山頂。初めてではなくて、前回夏に行った時はそんに大変ではなかったと思うけど、正直あんまり記憶がない。


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・今日は先に誰かが行ってるだろうと思ってたけど、どうやら誰も行ってる気配無し…。当然トレースも無し。

どこ歩いいいか分からないからゆっくり慎重に進む。こっち側からなんとか稜線の反対に行かないと進むの無理そうっすね


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・雪が固かったり柔らかかったり。トラバースしながら慎重に進むけど、気を抜くと踏み抜いてしまうのです。て言うか地味に怖いんですけど…。そしてずっと先に見える継母岳が地味に気になる。


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・ここから先はトラバースは危険過ぎるので、この険しい岩場の上を進む事に


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・この岩場どこ通っていいか良く分からんから、ルートファインディング。

しかもアイゼンで歩き辛いし、落ちたらヤバいし(汗。そして足が遂に攣り始めた…

 

 
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・横には剣ヶ峰が常にドーン


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・あー、ついに両足に限界が来て攣りました。活動停止で非常にピンチです(汗。立ち止まって回復待ち中。でも山頂はもうアソコ?


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・AM11:41 そこはかとなく怖かったけど、なんとか摩利支天山を登頂完了!乗越からもっとサクッと来る予定が地味に時間かかった。そして標識が地味過ぎ〜


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・気力を振り絞ってわざわざ三脚立てたのに、疲労と強風とショボい標識のせいでなかなか自撮りが上手くいかない

 

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・岩場に腰を下ろして、休憩がてら来た道を見返す。激しい登りでは無かったけど、雪やら凍りやら岩やら、これを通過するのに結構手こずった。冬の奥穂とかジャン界隈もこんな感じなんやろか。

雪山今シーズン二発目で流石にコレは過激すぎるわ(汗


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・ゆっくり剣ヶ峰でも眺めてたいところだけど、とっとと退散しないと凍え死にそう(汗。早く熱々のサウナに入りてぇよぉ〜


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・AM11:56 とりあえず戻ります。帰りも落ちずに慎重に

 

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・帰りもまあまあコエーし(汗


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摩利支天山へ向かうゴッツいお姉さん二人とすれ違う。どうぞお気をつけて


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・PM12:20 なんとな乗越までは無事に帰還。ここまで戻れば後はもう大丈夫か


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・下りる前に、せっかくなんで展望スポットに寄っていきましょう

 

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・展望スポットから見る摩利支天山の山頂。なんとか登頂出来て良かったわぁ。

ちなみに、次回御嶽に来る時は、摩利支天山の先に見える継母岳に登ろうとここで決意(冬期バリエーションルートで)!


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・継子岳越しの北アルプス。ミラクルカッコええっす!


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・じゃあ飛騨頂上まで下りましょ

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・安心してください、雪の下りはめちゃ得意です。


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・三ノ池は多分夏の方がキレイな気が。なんか味気ない


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・PM12:45 飛騨頂上に戻って記念撮影

 

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・摩利支天と違って飛騨頂上はとても平和です。結構人も増えてる


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・極寒のオニギリはパサパサのクソマズ


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・やっぱスリーシーズンのブーツだと足が冷たくて指先がちょい痛い。やっぱもう冬靴じゃないとダメなんかも。でも重くて硬いからやなんだけどなぁ


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・本当にカッチカチやで


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・もう一分でも早くサウナに入りたいからゴメンけど継子岳はまた今度。本日のサウナにはかなり期待しております


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・PM13:10 ここからの下りも地味に長いんですよね(汗。しかもチェンスパないから辛そうや


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・案の定ツルツル体幹ゲーム(汗。しかも今朝と違って暑くて汗ダクです


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・こんなの来る時あったっけ?


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・ナゲーよぉ〜


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・登山口にある白系の滝。まだ完全には氷瀑化してないみたい。この辺りは滝が沢山あるらしくて、滝巡りもしてみたい感じ。また今度!


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・PM15:15 そしてゴール! 今日のメインは山よりも実は高山市にあるサウナだったりしますので、ここからが本番です

 

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・山道車で下ってたらキツネを轢きそうなった(汗。野生のキツネ初めて見た〜


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・帰り道から見える御嶽山がスゲ〜。あのてっぺんにいたなんて、なんか感慨深い


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乗鞍岳もこの通り〜。次雪山行くとしたらもしかしたら乗鞍岳かもなぁ。去年のリベンジをしなきゃならんし


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・そしてやっと高山市の温泉の「臥龍の里」さんへ!ここのサウナがマジで凄いと、サウナ好きの山友さんからの情報を信じて


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・渋い店内

温泉も天然温泉ですし、サウナは熱めの温度100度以上。オッサンもニイちゃんもサウナ目当てのガチの人ばっかで、予想以上にハード系サウナで最高でした!御嶽山登りもハードだったから疲れた体にシミまくりでサイコーです!

しいて言えば休憩場や椅子がなんとなくイマイチだったから、外気浴がビミョーにしづらかったかもなぁ


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・サウナの後はその近所に見つけた食事屋の「がおろ」さんへ


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・めちゃくちゃゴージャスな夕飯!そしてウマイ!女将さんもホスタビリティーに溢れていて癒されながらの最高の夕食〜。この辺りの山に来たら、このサウナとここの夕飯はセットでリピート決定です

 

と言う感じで今回もいい感じの週末を堪能させて頂きました!雪の御嶽山もスリリングでハードで楽しかったし、サウナも熱すぎて冷え切った体にシミまくりでした!なんて贅沢な日なんだろうか〜。冬は雪山も楽しいし、寒いからやっぱサウナがより気持ち良くなる季節ですね!(サウナサウナうるさい!)

 

ではでは

 

【このブログの見方ガイド】

www.kyouyama.com

龍王岳でいきなり厳冬期みたいな

龍王岳(標高2872m)

浄土山(標高2831m )

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立山室堂からピストンルート

登山日 2022/11/27(日)

総歩行距離 4.2km/累積標高差↑563m↓563m

体力度★★★☆☆

危険度★★★☆☆

絶景度★★★★★

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

室堂→浄土山山頂→龍王岳山頂(ピストン)

・登りCT1:40 →結果2:43

・下りCT1:25 →結果0:53

・トータルCT3:05 →結果3:36

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

富山側からのアクセスの場合、立山駅からケーブルカーとバスで室堂へ。立山駅に無料駐車場があります。(900台以上)

立山駅からケーブルカーで美女平まで登り、そこからバスをに乗って室堂までの交通費は往復6300円ぐらいとなります。長野側から来られる方はお馴染みの扇沢より。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/21215075

 

 

龍王岳でいきなり厳冬期みたいな

 

半分ヤケクソになりながら、びっしりと雪が張り付いたを急斜面をズボズボとトラバース。期待したトレースもあるわけがなく、さっきまでは膝ぐらいまでしか埋まらなかたのに、気づくと膝上まで埋まってしまう様になっていた。

斜面の反対方向には真っ白な五色ヶ原や薬師岳が展開していて、天気はいいものの、そちらから冷たい風が容赦なく打ちつけてくる。

これはもうダメだな、僕は内心悟っていた。

本当は横じゃなくて、上に行かなきゃいけないんだけど、急斜面な上に雪が柔らかすぎて行こうとすると足も腕も雪の奥まで埋まってしまう。地面を叩いたり蹴ったりして固めようとしても新雪のパウダースノーだし、雪の下はハイマツだから足場がただ崩れるだけ。

ジワジワとは高度を上げているけれど、山頂までまだ相当ありそうだし、それにずっとラッセルしてるから流石にバテてきた。この強風と寒さも何気に不安だったりするし。

今シーズン一発目の雪山で流石にコレはないだろって思いながら、僕は室堂の案内所の人の言葉を思い出していた。

「室堂山方面から浄土山を登るのは結構急斜面で、昨晩の大雪でかなり積もったからトレースも消えてるだろうし、雪崩れもちょくちょく観測されてるからやめた方がいいかもね。もし行かれるなら一ノ越からの方がまだ…」

との事。雪崩以外は確かにその通りだった。

時計を見たら12時を過ぎていて、もはやこれまでかとついに撤退する事を決心。13時までに浄土山の山頂に行けるならなんとか粘るけど、このペースだと山頂にいつ着くのか想像できない。

下を振り返ると、結構前に見かけた別のルートを登ってたおっちゃんが、相変わらずさっきと同じ位置からほとんど動けておらず、僕の刻んだトレースを登って来ていたもう一人の赤いシェルの男の人も、力尽きたのか歩くのをやめてじっと立ち止まっていた。僕がこの後どうするのか様子を見ているのだろうか。

 

11月の終わりに、そのシーズンの初雪山として立山に登ることが自分的には毎年の恒例化してきていて、雄山を登って雄山神社に行くのはその冬シーズンの安全と必勝祈願のお参りみたいになっていた。

室堂から雄山まではそんなに距離はないんだけど、一ノ越までは雪がたんまり積もっているからスノーシューで進み、一ノ越から雄山までの岩場の急登はアイゼンとピッケルを使うので、いい感じに雪山ギアの慣らしをする事が可能。しかもそんなに難しくなくてちょうどいい。

この時期にここまで雪が積もる山もそうそうないだろうから雪山の一発目には立山はもってこいなわけで。

そして何より立山の白銀の雪景色がとにかく絶景で、その光景を目の当たりにして、あー、また今年も雪山シーズンが始まったんだなぁと実感する事ができた。

しかしどうやら今年はその雪が少なそうで、立山にはまだあまり積もってないと言う噂も。ちゃんと雪が積もってから来たかったけど、今日がアルペンルートが営業する最後の週末。

なので今年も立山には一応行くけど、スノーシューはただのおもりになりそうだから家に置いてきたし、これまで何回も雄山に登っていて少々飽き気味だから、今回は少し趣向を変えて別のルートを歩いて見る事にした。

それで思いついたのは雄山から向かいに見える浄土山を登る事。雄山を登った時に、いい感じの浄土山龍王岳を見て、いつかは冬に行こうと思っていた。

この時期に立山に来る人は、山スキーか雄山を登る人が大半で、浄土方面に行く登山者はそんなに多くないはず。浄土山を登る場合、通常は一ノ越から登って室堂へ抜けるのが一般的な感じがするけど、今回は新しいルートを歩く事がテーマなんで、あえて反対側の室堂山の方面から登ってみる事にした。こっち側からだと、薬師岳北アルプス裏銀座が見えて、いつもとは違った風景が堪能できるはず。この景色を拝むのも今回の目的の一つだったりするわけで。

 

ありえねー、って心底ガッカリしながら来た道をトボトボと戻る。ミスった、完全にミスった。本当にこっち側から登るんじゃなかった。案内所の人の警告を素直に聞いておくべきだった。

案内所の人が言ったとおり普通に一ノ越方面に行ってればトレースもあっただろうし、ここまで雪もないだろうからもっと普通に登れたし、登頂も多分出来たはず。

今日は雪山開始のお参りに来たようなもんなのに、一発目からピークも踏めずに撤退なんて流石に縁起が悪すぎる。まだ体力は残ってるから今から急いで室堂に戻って一ノ越へ向かって浄土か雄山を登る手もあるけど、バスの最終が15:30だからいくらがんばっても流石に現実的ではない気がする。

しばらく下ると、さっきのおっちゃんと赤いお兄さんが合流していて、戻って来る僕を不安げに見ていた。

「この先の夏道方面は雪がもっと深くなるし、しかも柔らかいから腿まで埋まるし崩れるから全然ダメっすね」と私は二人に言った。

するとおっちゃんが、ピッケルでどっかの斜面の方を指しながら

「やっぱそうなんか。こっち側もかなり急で足も取られるからこれ以上は無理そうやし、さっき行ったルートも急過ぎてダメやったわ。この前どっかの女の子がこの辺から登ってたから行けるはずなんやけどなぁ」

と、それに対して僕が

「あのう、それってあんまり雪がない何日か前の話ですよね。昨晩ドカ雪が降ったらしいから、それは参考にはならないと思いますけど」

と言うと今度は赤い兄さんが、

「今日こっちから登ってるのはこの三人だけなんですよね。この積雪だとやっぱり無理ですかね」

とボソリ。するとまたおっちゃんが

「でもあの女の子が登れてたから、どっかルートがあるはずなんだよなー。ちゃんと女の子の軌跡見とけば良かったなぁー」

とか言うからちょっとイラッとしてしまい

「女の子女の子って、こんなに雪が積もりまくったフカフカの急斜面を登る女の子なんていないですよ」

ってちょっと強めに言ってしまった。すると雪の上に座ってた赤い兄さんがゆっくりと立ち上がりながら

「とりあえずもう私はこれ以上無理そうなんで戻る事にします。流石にいきなりこれは辛いなぁ、まだ足も雪山の筋肉になってないし」と言って引き返す準備をし始めた。すると

「やっぱダメなんかなぁ、こっちはもう少し登れそうな場所がないか粘ってみますわ。」

と、おっちゃんは言って、まわりを見渡し始めた。

どうやらこのおっちゃんはこの状況でもまだ粘る気みたい。でも悪いけど、雪山素人には見えないものの、そんなに大した事のない場所で立ち往生してラッセルも出来ずに立ち止まってたぐらいだから、いくら登れそう場所を探したところで、この急斜面は登れないだろうなぁ、きっと。

かといって確かにまだ時間はもう少しあるわけで、このまま室堂に戻ってみくりが池でも眺めて、ライチョウ見て帰るのもヒジョーに忍びない。

すると近くの雪の斜面と言うか壁的なとこの表面が少し凍って日光でテカッている様に見えた。良く見るとさっき歩いてたとこと違って、この斜面は新雪ではなさそうだし、その遥か上方には岩が露出していたりして、まわりの雪もなんとなく固そうに見える。

僕はその斜面に近づいてピッケルを振り下ろすと、斜面の表面がバリっと割れた。やはり表面は凍ってクラスト化している。中の雪も思ったより締まっていそう。

パッと見デカイ壁みたいな感じで、これを直登するのは少々勇気がいるけど、これより凄い雪壁は過去に何回か登った事あるし、本日のラストチャンスとしてここを登ってみるのも悪くないかも。仮に落ちてもここなら死んでしまう事はなさそう。どっちかと言うと滑落より雪崩の方が怖い気がするけど。

本当は雪山慣らしとお参りを兼ねて立山をのんびりと堪能するはずだったのに、いきなりこの厳冬期みたいな展開は一体なんなんだろうか。

でもこの緊張感と言うか、不安感と言うか、それでもなんとか登ってみたなって言う感じが雪山登山の楽しさや醍醐味だったりするんですよね。

 

 

 

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・AM8:00 流石アルペンルート最後の週末。立山駅の駐車場はしっかり満車でございます。


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・いつもは立山駅の前には切符待ちの行列が出来ているはずなのに何故か今日は人がいない…。ちなみにケーブルカーの始発は8:40です


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・どうやら昨晩ドカ雪が降ったらしく、アルペンルートを除雪作業中とのことで、復旧のメドがたつまて切符買えないらし。それで並んだ順に整理券を配ってました。だから人がいなかったってわけ。

ちなみにこの9は9番目ではなく、9グループ目と言う意味で、前に相当人がいるって事


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・駅中でひたすら待つ


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・やっとケーブルカーに乗れたけど、思ったより早く乗れて良かった


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・ケーブルカーの後はバスて移動。やっぱ雪少ないっぽい


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・車窓から剱岳


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・なんと上の方は真っ白だった!下界とは別世界


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・室堂に到着して登山案内所で登山届けを提出。すると案内所の人から、昨晩の大雪で浄土山は多分厳しいよと知らされる。ビーコン持ってないのも怒られた。


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・お久しブリーフの白銀の立山!ビューティフォ〜


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・久々の雪山で準備が上手くいかずに、なかなかスタート出来ない(汗。アイゼンつけたりゲイターつけたりめんどくせ〜なぁ


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・AM10:30 ではスタート〜。予定より1時間近く遅め…。周りの人達は相変わらずバックカントリーの人ばっかで


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・雄山がキレイ〜


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・ズボズボや(汗。やっぱスノーシュー持ってくりゃ良かった…。激しく後悔中

 

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・ヒジョーに不安ですけど、今日は雄山には行かずに、予定通り正面に見える浄土山を右側からまわって登る予定


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・とりあえずスノーシューやスキーのトレースに沿って登り進む。結構ズボズボで、早速辛くなって来た(汗。こっち方面はスキーの人ばっかで登山者はほとんど来ないんですよね


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・雪景色ってええなぁー


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・どこを歩いていいのか良く分からず。結構風が強くなってきたからハードシェルを装着


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・本当にズボズボやん(汗。たまに膝上まで踏み抜いて動けなくなる。結構辛い…。本当にこんなんで登れるのか


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・振り返ってムロドゥー


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・ついにトレースがなくなる。サラサラのパウダースノウが綺麗でございます


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・おぉ、全然人いなかったのに室堂山の展望台方面に集団が。スキーのツアーっぽいですね。どっからあそこに行ったんだろう


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・そしてなんとか浄土山の急斜面に取り付くと、スキーではなく登山者っぽいおっちゃんを発見。自分の他にも登っている人がいてちょっと安心。でもあの位置から全然動けてないのが気になる…


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・おっちゃんのルートはなんとく無理そうだからついて行くのはやめて、僕は地図を見ながら夏道方面に向かってみる事に


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・五色ヶ原とか薬師岳も見えてきた〜。この景色が見たかったんや〜


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・富山方面の雲海もいい感じ!雪原と雲海がまるで繋がってるみたいで


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・斜面に取り付いてからは、ほぼ膝ラッセル。

そして全然前に進まなくなった。イヤー本当辛い(汗。ここまの道のりも結構ズボズボだったからいい加減バテてきたし

 

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・もうダメやん…。腿まで踏み抜き、バランス崩して手をついたら腕も埋まるし。結構頑張ったんだけど、もうこれ以上進めそうにない


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・PM12:00 とんでもなく急登斜面な上に、山頂はまだ遥か上方。地面叩いたり蹴ったりして道を作ろうとしたけどすぐ崩れるし、時間も迫ってるし、悩んだ挙句あきらめて撤退する事に決定…。力及ばずでとても情けない。


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・来た道を戻っていると、後に赤いジャケットを着た兄さんが。その更に向こうに途中で見たおっちゃんも。とりあえず三人で合流してこの後どうするか作戦会議をする事に。

結果、赤い兄さんは諦めて引き返して行き、おっちゃんは他のルートがないか探しだし始めた。

さぁ、自分はどうすればいいのか…。一旦撤退を決めたもののかなり不完全燃焼なわけで


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・結果、最後のチャンスとしてたまたま目に入ったこの急斜面をあの岩の方に向かって直登してみる事にしました。壁みたいでチョット怖いけど、意外と雪が固くて行けそうな気がする


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・斜面にアイゼンを蹴り込んで、ピッケルをブッ刺しながら一歩一歩よじ登って行く。

斜面は凍っていて表面がクラストしていて、バリバリと思った以上にスムーズに進めた〜

 

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・あっちを見ると、さっき僕が撤退した方へ向かって歩いているおっちゃんが。また立ち往生して動けなくなっております…。

だからそっちは無理よって忠告したはずなのに、なんで行くのかなぁ…。人話しを聞いてないか、信じてないのか。それか僕の事を舐めてるか…


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・後を振り返るとちょいコワ。結構高度上げてきた感じで


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・しかもとんでも絶景!


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・なんとなく上が見えてきて、普通に立って歩けるようになってきた

 

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・やっぱ山頂には人がいるっぽい。あっちに上から来た何人かが下山して行く。帰りは僕もあっちから下りよう。


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・そしてなんとか登りきりました!上の尾根上は雪も硬いし歩き易くてとても平和。やっぱ上には一ノ越方面から来たと思われる人々がボチボチおりまして


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浄土山の山頂標識の位置って、二年前の秋に来た時も良く分からなかったんですよね。多分この辺か。おっ、剱岳が見えた!


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・AM12:45 この山の字に見覚えあり。とりあえずここを浄土山山頂と言う事で。多分チョット位置がズレてるけどまーいっか。向かいに見える雄山がミラクルグレイトです!


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・そしてあっちに見えるとんがったピークは龍王岳。今日実は行けたら龍王岳まで行きたいと思っていたけど、もう13時前だし、はたしてアソコまで言って室堂に15時過ぎまで帰って来れるんだろうか…。かなり危険な香が


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・せっかくここまで来れたんだし、とにかく絶景なんで龍王岳に向かってみることに決定。時間がヒジョーに心配ですけど、いざとなったら最後はダッシュでなんとか


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・いゃ〜、やっぱ雪山はいいなぁ。白と青の世界で身も心もとろけそうや〜


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・ナイフリッジなとこもあったりして

 

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・一ノ越と雄山を繋ぐアーチがビューティフルでございます


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・研究所の分岐のとこにとうちゃく。龍王岳が大分デカく見えて来ました。もうちょいです

 

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・そして遂に龍王岳に取り付く。冬登るのは初やけど大丈夫なんかなぁ


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・時間がないのでサクッと登ってしまいたいところ。難しくない事を祈ります


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ピッケルは一応使うものの、思った以上に普通に登れた。でも意外と疲れた(汗


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・PM13:15 龍王岳も登頂完了!これで二回目。冬は初だったりするんで地味にうれしいっす。

意外と早く来れて一安心。撤退しなくて本当に良かった!と思った

 

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・山頂からはパノラマ絶景!五色ヶ原と薬師岳裏銀座が素晴らしい!


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・針ノ木方面も白い帯みたいになっておりまして〜

 

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・雄山と剱岳が祝ってくれてる気がする!一ノ越から来ればこんなに苦しまずにすんだはず(多分)


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・PM13:25 景色を拝んだら時間もないので来た方向へ退却開始。バスの最終まで2時間しかない(汗。休憩も飯も食えずじまい


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龍王岳は下りの方が気を使う


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・小走りでいっちゃう


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・登る時に見た急斜面へ。色んな人が下りて行った跡が。やはり結構急ですやん

 

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・上を見上げると雪崩が起きそうでちょい怖い…


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・なんと、斜面の下にまださっきのおっちゃんがいるではないか!立ち止まってめっちゃこっちを見とる

 

おっちゃん曰く、僕が壁みたいなとこいきなり登って行ったから、僕が途中で動けなくなっているじゃないかと思い心配していたそうです(汗。ご心配して頂きありがとうございます。

おっちゃんはあの後色々試してみたけど、結局登れなかったとのこと


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・おっちゃんは僕に話したい事がいっぱいありそうでしたけど、バスの時間があるので僕はお先に失礼します


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・こっから先はズボズボではあるけど下りだから楽っす


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・室堂のバスターミナルに無事に戻ってこれた。冬期キャンプ場の方に行ってみようかと思ったけど今日はやめときますわ


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・雄山がみらくるびゅーてぃふぉ〜


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・今日は浄土山を登れて本当えかった!


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・PM14:16 バスターミナル着。帰りは楽勝だったから意外と余裕の時間で帰って来れたし


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・なんと!まだ立山ソバやっとるではないか〜


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・立食いのソバなのに1100円とチョットお高いけど本当にこのかき揚げソバがウマすぎで大好き。とっても縁起が良いのです


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・ソバ食べてたらバスが行ってしまった(汗


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・次のバスまで今度は塩肉まんを食べる。山でなんも食べてないから腹が減っておりまして


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・一息ついてゲイター外したら中にびっしりと雪が…。足が冷える思ったらこう言う事だったとは。ゲイターの意味ナッシング


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・帰りのバスは、雪の大谷仕様の窓のデカイタイプで凄い開放感


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・帰りは温泉ではなく、近所のサウナの「あいらぶ湯」へ。ここの銭湯はサウナもかなりいい感じやし、安くてPayPayも使えて最近来る確率がまあまあ高め。時間をかけてキッチリと3セット堪能〜

 

でな感じで、今年もいい感じ?に立山登り納めになりました!本当に本当に諦めなくて良かったと久々に思った日。でも時には諦めも肝心。その判断は本当に難しいです。

でも雪山登山はやっぱり楽しかったし、立山の雪景色は凄い!来年の春はもっと積もってるんだろうから今からヒジョーに楽しみ。

では立山さんまた来年会いましょう!

 

ではでは

 

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榛名山でフツーの夫婦の日

榛名山 掃部ヶ岳(標高1449m 日本二百名山

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榛名湖ポケットパークから周回ルート

登山日 2022/11/22(火)

総歩行距離 2.9km/累積標高差↑385m↓385m

体力度★☆☆☆☆

危険度★☆☆☆☆

絶景度★★★☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

榛名湖ポケットパーク→掃部ヶ岳山頂→硯岩→榛名湖ポケットパーク

・登りCT1:10 →結果0:40

・下りCT0:46 →結果1:00

・トータルCT1:56 →結果1:40

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

榛名湖沿いの高崎市臨海学校の前に榛名湖ポケットパークと言う場所があり、5台程停めれる駐車場と公衆トイレがあります。近くに高崎市の無料駐車場があり、100台程停めれますが、こっちにはトイレはありません。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/21119241

 

 

榛名山でフツーの夫婦の日

 

11月22日。何回目かは良く覚えてないけど、また普通に結婚記念日を迎える事が出来た。

ウチの奥さんと仕事の休みがたまたま合ったので、久々に二人で少し遠くへ。

目的の半分はドライブ。もう半分は軽めの山登り。

関越を流していると妙義とか赤城とか榛名とか、ギザギザとした群馬の山々が見えて来た。

助手席では奥さんが自分の仕事の事やら娘の事やら一方的に話し続けていて、私がそれにフンフンと相槌を打つ。このスタイルは結婚する前からずっと変わってない。

そんな夫婦の会話で良く言う口癖は「フツーっていいよね」「フツーって幸せだよね」だっりした。

 

結婚して、普通に子供がいて、普通に家を建てて、普通にご飯を食べて、特に大きな問題も無く普通に生活出来ている毎日。自分にまさかこんな普通の生活が訪れるなんて思ってもみなかった。

でもこんな普通を手に入れるまで色んな事があったし、何度も運に助けられてきた気がする。

そしてウチの奥さんはこんな普通が訪れるずっと前から僕の事を良く知っていた。

 

仕事が早く終わった日は四谷か新宿駅の南口で待ち合わせをして、中央線沿いの安い中華料理屋か定食屋で瓶ビールを飲みながら夕飯を食べた。そして週末の夜は二人で酒を飲んでタバコを吸いながら酔っ払って朝方まで二人でダラダラ話してた。

ウチの奥さんは年上で、一応生まれも育ちも東京だったから、田舎もんの僕に色んな事を教えてくれたし話してくれた。そしてその話しを聞くのが僕は結構好きだったりした。二人に共通の趣味とかは特に無く、カップルらしい遊びとかもあまりした記憶がなく、会うといつもこんな感じだった。

最初はそれで良かったんだけど、1年、また1年と年をとる度に、普通の生活ってどうやったら出来るんだろうってだんだん話す様になった。普通の生活っていったいなんだろうとか言いながら妄想していた。

結婚して、子供が出来て、家族になって、金持ちではなくても食うことに困らずに毎日を過ごせる。もしこれが二人の求めていた普通だとしたら、それが金の無い二人にとってどんなに難しく遠い事なのか。こんな状況でも年を重ねれば自然にその普通は手に入る物なのか。

別に金なんて無くても、結婚して子供1人ぐらいなら育てれるでしょって言われそうだけど、僕はともかくウチの奥さんにはそんな発想は無くて、そんなの全然求めている普通ではなくて、結婚して家族全員で貧困に苦しむぐらいなら、金が無いなりに二人で好きなように暮らせばいいと良く言っていた。僕もどちらかと言うと奥さんの考えに賛成だった。

 

東京に来て最初に就職した会社は割と平和で職場の人もいい人達だった。こんなどこの馬の骨だか良く分からない自分を雇ってくれて少なからず感謝もしていたんだけど、裁量労働制とか言う良く分からない雇用システムのおかげで、給料は低いどころか残業代も付かなければボーナスもない。それに寮とかもないから東京での一人暮らしの生活は正直カツカツで。

仕事自体はそんなに嫌いではなかったけど、別に毎日大した事はしてなかったから長く勤めるだけ時間の無駄だと思い、二年程勤めた頃には毎日転職の事ばかり考えていた。

そんなに普通の生活がしたければ、僕がそこそこの会社に勤めて、辞めずに我慢して働き続ければそれで済む話しなんだけど、そんな事が可能ならとっくにやっている。僕には大した学歴や職歴も資格もないから仕事を選べる立場にないし、嫌な事や興味のない事への耐性が著しく欠落しているから、テキトーに就職したとこでまたすぐやめるのが目に見えていた。

どうすればもっとマシな会社で働けるのだろう。そしてやりたい仕事が出来るのだろうか。今置かれている自分の立場で、このノリで毎日呑気にやっていたら、一生普通の生活なんて訪れないのは分かっていたし、こんな生活をする為に東京に来たわけではない。毎日悩みながら、もっと自分を追い込まなければといつも思っていた。

でも今考えると、あんな毎日でも不思議と絶望感とかはなかったし、むしろ希望の方が大きかった気がして。

 

普通の生活は素晴らしい。とても幸せな事だ。でも自分がずっと求めてきた普通って、今思うと一体なんだったのだろうか。

リセットボタンを押して、未知の大陸に放り出されて、またレベル1から竹ヤリとかこんぼうでスライムの相手をする日々。勇者にはなれなかったけど、それなりのレベルになって色々な場所を冒険した。

でももう自力で行けるところもだんだん減っきて、お話の先が見えて来て、あの時に感じていた高揚感や疾走感みたいな物はもう無くなってしまった気がする。これから僕はいったい何をして、何を目標に生きて行けばいいのか。

 

やっと手に入れたこんな普通がいつまでも続くとは思ってないし、もしかしたら明日終わってしまうかもしれない。

横でひたすら話続ける奥さんの話に相槌ちを打ちながら

また来年も何事も無く、こんなフツーの結婚記念日を迎える事ができたらいいな、と思った

 

 

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関越自動車道から見る榛名山の風景はなかなか。榛名山はいくつかの山の集合体らしいので、あそこに見えるほとんどの山が榛名山だったりします。

その中でも榛名富士が有名ですけど、榛名富士は観光の山って雰囲気なのであまり登る気がおきず、今回は最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ)を登って、榛名富士を眺める予定。最高峰と言ってもすぐ登れてしまうお気軽な山みたいですけどね

 

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・掃部ヶ岳のふもとの榛名湖ポケットパーク駐車場に到着。目の前には高崎市林間学校の榛名湖荘が

 

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・本日のワールドマップ。榛名湖を囲む様に山やルートが多数存在。どれもすぐに登れてしまう感じなので、一日で全部縦走したら楽しそう。

今日はお気軽登山なので、掃部ヶ岳だけ登ってきます〜


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・AM11:15 ではスタート。本日はウチの奥さんと二人で登ってきます


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・なんとこっちにもっとデカイ駐車場があったとは


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・山道に入りました。いい感じっす

 

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・いきなり銅像


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・榛名湖の展望スポット的なとこか


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・すると熊かと思ったら突然カモシカいい夫婦の日だけに、いい夫婦だといいなぁ


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・そしていよいよ本格的に登山道へ


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・いきなりミラクル急登(汗。冗談抜きでふくらはぎが痛くなるぐらい急でして…。しかも泥で滑るし〜


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・やっと急登をクリアして少し平坦に


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・するとまた激急登〜(汗。一気に汗ダクで息が切れてしまった…


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・こんどは岩が出てきて


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・ロープで岩場よじのぼってみたり。こんな場所が待っていたとは


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・やっと平和な道へ


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・山頂まであと200m!確かにすぐやね


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・今日一の展望スポット!コレを見ただけでも来た甲斐があった気がする


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・そしてしばらく進むと


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・AM11:55 山頂にとーちゃく!意外にも何人かの人で賑わってました。


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・山頂標識は多分コレ。思ったよりショボめ


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・引き抜かれた三角点


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・座り易い岩もあるし、せっかくなんで山頂でラーメンでも食べてコーヒー飲んでゆっくりします〜

 

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・なかなかの景色。山頂からは榛名湖は見えないけど、高崎方面は一望可能。妙義も見えます〜


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・最高峰なんだし、もうちょいちゃんとした山頂標識を作っても良かったのでは。杏が岳が凄く気になるけど、まあまあ距離がありそうなので、今日はやめときましょ


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・この季節は時期的にあんま撮るもんが少なくて


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・PM12:40 では下山します。山頂で結構のんびり出来て良かった


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・もう一回この景色を拝んどきます


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・下山は来た道ではなく、山頂手前の分岐から別のルートへ


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・階段が整備されてるので、多分こっちがメインルートかも


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・階段の土が流れてしまって、丸太剥き出しで逆に死ぬほど歩きにくい(汗


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・やっとクソ階段が終わってくれました


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・この先に硯岩っていう展望スポットがあるっぽいので寄り道


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・少し登ると


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・PM13:06 硯岩へ到着!

 

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・素晴らしい展望!榛名富士と榛名湖を一望!来て良かった感が半端ない

 

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・ここは岩というか断崖絶壁の崖っぷちって感じで


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・落ちたら確実にあの世行きで、下を見たらかなかなか怖かった…。とにかく凄いとこや。今日は山頂よりこっちがメインですかね。ここでメシ食べれば良かったかも

 

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・あー楽しかった、後はちょっと下りるだけで終わりです


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・たまにはこんな山登りと言うか、ハイキングも全然アリ


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・下山完了〜


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・林間学校が立派過ぎて気になる。学生さんとかここに泊まった人は、さっきの硯岩に行くに違いない


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・PM13:40 そしてゴール。おつかれでした〜!

この後伊香保温泉に行くつもりでしたけど、せっかくなので榛名湖畔の温泉に行く事に

 

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・榛名湖には紅葉の時期に来たかったかも〜


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・さっきまでいた掃部ヶ岳を眺める


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・そして榛名湖温泉ゆうすげ元湯へ。平日のせいかほとんど人がいなくてとても快適。お湯も源泉で少し濁っていい感じ!サウナもあったけど、水風呂が無いなんて意味不明。

 

と言う感じで、温泉に入った後は群馬に初めて出来たと言われるツルヤに寄り道して帰宅。久しぶりに夫婦でユルりととてもいい感じの一日を満喫しました。榛名山にも初めて来れて良かったです〜。なんでもっと早くここに来なかったのだろうか。

最近また山登りを頑張ろう欲が無くなってしまったので、これぐらいの感じの労力の山登りが今の自分にはちょうどいい感じ。榛名湖のまわりには気軽登れる山がまだまだあるので、ウチの奥さんもまた来たいと言っておりました〜

 

ではでは

 

 

【このブログの見方ガイド】

www.kyouyama.com

 

 

 

御在所岳へ奇岩紀行

御在所岳(標高1212m 日本ニ百名山

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中登山道から裏登山道周回ルート

登山日 2022/11/12(土)

総歩行距離 7.1km/累積標高差↑804m↓809m

体力度★★☆☆☆

危険度★★☆☆☆

絶景度★★☆☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

中登山口→御在所山山頂→国見峠→藤内小屋→裏登山口→中登山口

・登りCT2:35 →結果1:50

・下りCT2:20 →結果1:52

・トータルCT4:55 →結果3:42

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

中登山口に違い駐車場は割谷駐車場です。80台ぐらい駐車可能です。トイレはありません。私が行った時は既に満車で、周辺の道路脇のスペースに多数駐車されておりました。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/20913638 

 

 

御在所山へ奇岩紀行

 

鈴鹿セブンマウンテン。ネットやSNS鈴鹿セブン制覇とか、縦走とか言うワードを見て地味に気になっていたけど、まあまあ遠すぎて一度も行った事のない未知の領域。

鈴鹿セブンマウンテンを少し調べてみると、三重と滋賀の県境にある鈴鹿山脈の山々で、北から「藤原岳」「竜ヶ岳」「釈迦ヶ岳」「御在所岳」「雨乞山」「鎌ヶ岳」「入道ヶ岳」の7つの山の事を指すらしい。八ヶ岳の八つの山みたいなもんなのか、それとも奥多摩10座みたいなもんか。いやいや、セブンマウンテンはもっとメジャーでしょって突っ込まれてしまいそう。

流石にこれをいきなり一気に縦走しにって言う気にはなれないけど、そのうちこの中の一つぐらい登ってみたいと思ってまして。

と言う事で遂に行って来ました遂に鈴鹿セブンマウンテン。カメラもアップデートしたばっかだし、今回は旅行気分でのんびりと。

どれを登るか迷ったけど、まずは最初なんで日本二百名山でもあり最もメジャーな御在所岳を登る事に。

そして何よりこの山には以前から見てみたかった変わった岩がありまして

 

 

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・AM7:50 やっとで到着すると駐車場が超満員で、なんとか隙間見つけて駐車…(汗。それが軽自動車のいいところ。道路のそこら車で溢れていて、分かっていたけど大人気すぎ。

高尾山バリにルートが色々あるみたいで、登山口が色々あってどこから登っていいよか良く分からん。とりあえず今日は人気のルートと言われる中登山道から登ってみることに。


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・AM8:05 中登山道の登山口からスタート


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・そう言う山なん?


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・開始早々からちょっと岩っぽい


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花崗岩をえぐった感じの道のり。結構急です


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・帰りは裏登山道との分岐。帰りは裏登山道から下山して周回する予定


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・大岩を枝で支えてる良く見るやつ


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・それにしても今日クソ暑い…。シャツがビチャビチャです(汗。11月って冬なんじゃないの?


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・頭上にはロープウェイ


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・ボチボチ鎖


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・岩山って感じで飽きない感じ


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・4合目着


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・デカすぎてフレームにおさまらず


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・そして御在所山の全貌が!瑞牆山バリに岩々しております。確かにあのロープウェイの鉄塔、噂通りデカイわ


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・ずっと岩って感じで楽しい。でも意外と急登続きで


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・なのに初心者っぽい登山者が結構多いのもポイント。スニーカーの人とかも普通にいるし。

 

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・岩の開けたところで5合目。あと半分ってとこか


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・尖ってるやつは多分鎌ヶ岳。鈴鹿セブンの一つってやつですね


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・岩ばっかで皆さん楽しそう


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・そして、まさかこれはお目当ての…。でもなんか雰囲気が違う様な

そして更に少し登ると


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・AM8:40 やっぱ地蔵岩だった!今日はこの変な岩が見たくて富山から遥々来たわけで。

かなりデカくて迫力アリ。上に登っちゃう人もいるんですよね。それにしても確かに凄い岩だわ。ちなみにこの展望スポットからしかこんな風に見えない仕組み。別の角度から見ると結構奥行きがある感じで岩が落ちそうに見えません。なんとなく謎が解けた感じで。

とりあえず目標達成で気が済みました〜

 

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・では登山再開。岩は見れたけどまだ中腹辺りで山登りは続く


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・山頂辺りがなかなかカッコいい。どことなく瑞牆山ちっく


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・そして六合目。キレットなんてあるの…?


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・と思ったら岩場をガーッと下る


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キレットとはこう言う事だったのですね。怖くはないっす


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・特に危険な岩場とかはないとけど、本当に岩山って感じで


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・そして七合目


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・あれは釈迦ヶ岳?セブンマウンテンの一つですかね。一日でセブンマウンテンを全部登っちゃう人本当に凄いわ


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・またもや急登。汗が止まらんし


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・チェーンハシゴ。その向こうにデカい山頂が見えます


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・どんどん岩をよじ登る


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・すると八合目。岩峰と言うらしくて

 

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・沢山の方が絶賛休憩中


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・そして鎖で岩峰を下る


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・岩峰を振り返るとこんな感じ


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・更に急なザレ場を更に登り進むと


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・山頂かも〜


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・AM9:25 山頂ぽいけど恐らく違っていて、富士見岩と言う展望スポット。霞んで遠くは見えず


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・あっちの岩もなんかスゲー。そしてロープウェイ楽しそう


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・山頂はここを左ではなく右に行くみたいで。左はロープウェイ乗り場みたい。


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・気付くと山登りって感じではなくなり


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公園的な感じへ


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・多分正面のリフトが続いてるピークが御在所山の山頂と思われる


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・山登り感ゼロ。ロープウェイから来たと思われる観光客まみれ


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・とりあえず山頂へ


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・山頂に着いたっぽい。人まみで和気あいあい(汗

 

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・AM9:40 御在所山到着かんりょ〜!1時間50分程で登れた。登山者より一般観光客の方が多い様な気がする山頂


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・どっちか本当の標識やろか


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・あっちが賑わって気になるから行ってみよう


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・こっちにも標識が!山頂標識まみれ


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・普通に良い景色〜


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・あれは御嶽大権現と言うとこらしいけど、ちょい距離あるから別に行かなくていっか


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・まだ早いけど一応昼のオニギリ食べときましょ


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・この調子だと昼までには下りれそうだから、早めに下山して山の麓の温泉でも堪能したいところ


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・AM10:05 下山開始。帰りは裏登山道と言うルートから下るつもりで


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・あれはロープウェイ乗り場ですかね。あそこから山頂までリフトが続いているシステム


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・向こうに見える国見岳を目指さなければいけないんだけど


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・登山道の道が見つからなくて不覚にもウロウロ。誰も国見岳方面に向かってないし、本当にあっちに行って大丈夫なのかと不安になる…。


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・おっ、なんか登山道の目標的なの発見!


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・あー、やっと登山道ぽくなって一安心。登って来てる方もおります。向かいに見えるのが国見岳

 

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・ガーッと下って、国見岳への登り返しが(汗


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・と思ったら、また奇妙な岩が出現。コレ多分なんかの頭をイメージしてますよね。(ゴジラ岩と言うらしくて)。蝶ヶ岳のそれとはなんか違う


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・この辺りを国見峠と言うらしく


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・裏登山道はここから入るみたい。だから国見岳は登る必要ナッシング。行っても良かったけど、今日は早く帰りたいからやめときます〜


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・気持ちいい感じの下り。中登山道より岩は少なめ。結構登って来る人がおります。


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・振り返るとこんな感じ。こっちも結構急で楽勝ではない感じがする


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・キクラゲ風


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・横に見える岩山がとても気になる


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・ひたすら沢沿いに下っていく

 

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・沢を見上げるとこんな感じ


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・その向こうに見えるのがロープクライミングで有名な藤内壁でしょーか。カッコいいです。登りで使った中登山道はあの岩壁の上になります。

 

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・藤内壁との分岐?こんなところにまで来て前穂北尾根の恐ろしさを思い知らされるとは…


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・そして岩まみれのところへ出る


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・開放的で地味に凄いとこ


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・ケルンだらけ

 

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・岩だらけゾーンを抜けると突然小屋が

 

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・藤内はトウナイと読みます


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・AM11:15 藤内小屋ってとこに到着。小屋があるとか知らんかった。そしてここら平和な空気に溢れている。どうやら藤内壁のロッククライミングの拠点っぽい


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・いい感じ!


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・ちょっと休憩したら先へ。まだ少し距離あります


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・小屋から先は一気に緩やかに〜。ハイキング感覚


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・沢もアリ


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・エエとこや〜


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・巨大すぎるあ柵が


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・下をくぐって先へ


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・すると駐車場的な林道へ。実はこの右上の方へ本来の登山道があって最初の中登山道へ戻る道に入れたはずなんですが、行き逃してしまった。


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・秋と言えばススキ


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・早く下山して湯の山温泉に行こう


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・やっと裏登山道を抜けた。道路歩いてスタート地点へ戻ります。かなり遠回り(汗


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・ちょっとロープウェイ乗ってみたかったなぁ


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御在所山と有名なロープウェイの鉄塔が


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・AM11:57 帰って来ました〜。程よい労力で楽しい山でした!まだ昼なんで、サクッと温泉でも入って、帰りに日本海の夕日の写真でも撮りにいきましょ〜

 

ここからは番外編

 

湯の山温泉に向かうと、下界は激混みで温泉の駐車場にもなかなか停めれず…、どんどん混むし、時間だけが過ぎていくので悩んだ挙句温泉は断念。

と言う事で第二プランの福井の観光名所である東尋坊に向かう事に。福井には普段はなかなか行けないし、帰り道だから早く下山出来たら行こうと思っていたところ。今から行けばギリギリ夕日に間に合うはず

 

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・福井まで結構遠い。向かう途中に秩父武甲山にそっくりな山がありすごい気にしてたら、藤原岳と言うこれもまた鈴鹿セブンマウンテンの一つだった。セメントの為に削られまくってます。


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・昼飯がおにぎりだけだったからサービスエリア賤ヶ岳で腹ごしらえ


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・山小屋風の綺麗な店内


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・ハイクオリティ。最近のサービスエリアのメシは本当に良くなってる

 

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・PM16:30 そしてやっとで東尋坊へ到着!日の入りにギリギリ間に合った


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・本当は雄島にも行きたかった。今日は時間切れで無理やけど

 

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・さすが福井。やたらと恐竜推し

 

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売店とかいっぱいあって、人も沢山いて賑やかで、ちょっと予想してたのと違ったかも


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東尋坊の全貌


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・夕日に間に合いました!綺麗

 

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東尋坊自体はちょっと地味で、自殺の名所って言うわりには怖い感じのとこでもなくて、思ってたのと違ったけど、夕日や景色は最高に素晴らしい。天気が良くて良かった〜。カメラが喜んでます


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・夕日と戯れる人々


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・今日も遠征お疲れでした、自分


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・温泉は入れなかったけど、小松のサウナでマッタリと。この辺りでは人気のサウナらしく、本格サウナでした。やっぱサウナはええなぁ〜

 

今回初めて三重へ旅行気分で遠征。名古屋とか関西の人が多いせいか、みなさんの会話の方言が印象的で、遠くに来たなぁって感じがしました。

三重って勝手な偏見で山とか殆どないと思ってましたけど、鈴鹿山脈の山々はどれも結構立派で、見応えのある巨岩や奇岩も多い感じで、セブンマウンテンが人気の理由も納得。

ちょっと遠いのが難点ですけど、来れなくもない距離なんでまたちょくちょく来てみたいと思います。冬雪が積もると更にいい感じらしいですね〜

 

ではでは

 

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水平歩道の紅葉をお手軽に

黒部渓谷 水平歩道

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欅平からピストンルート

登山日 2022/11/5(土)

総歩行距離 12.2km/累積標高差 未計測

体力度★★☆☆☆

危険度★★★☆☆

絶景度★★★★★

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

欅平→水平歩道→大太鼓(ピストン)

・登りCT2:50 →結果3:00

・下りCT2:40 →結果2:30

・トータルCT5:30 →結果5:30

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

黒部宇奈月温泉のトロッコ電車の駅に大きな駐車場があり、一日1000円です。トロッコ電車に乗って終点の欅平駅に移動。欅平に水平歩道の登山口があります。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/20775318

 

 

水平歩道の紅葉をお手軽に

 

いつかは歩いてみたいと憧れる人も多いと言われる黒部の下ノ廊下。

険しい黒部渓谷にダム建設の為に作られた、黒部ダムと富山の欅平を繋ぐ断崖絶壁の約30kmの細く長い道。

僕もずっと行きたいと思っていて昨年やっと歩く事が出来ました。

 

実際に下ノ廊下を歩きに行くとなると、色々大変で、普通の山登りのノリで気軽に行くのはまず無理。

なんでかって言うと、雪が溶ける10月中旬から末までしか歩けない期間限定なコト、とても長い長い道のりなのでテントか小屋泊で途中の阿曽原温泉で一泊しなければならないコト(トレランみたいに走るのは危な過ぎて無理)、そしてその阿曽原温泉がとても混むコト、終わった後の長野と富山の移動や車の回収など、様々な問題があったりするわけで。

そして何より、ここは噂どおり本当に危険だったりして、事実として毎年一人か二人は滑落してお亡くなりになってます。

ここを歩く事自体は正直難しくはなく、多少体力があれば特別や技術や経験はいらない気がする。けど、落ちたら一発アウトの断崖絶壁ゾーンが長時間連続と言うか延々と持続するので、集中力が切れて気を抜いたり、つまずいたり、バランスを崩すとか、ザックが岩や木引っかかるとかのポカミスでも落ちてしまったり。しかもたまに崖の頭上から落石とかも降ってくるらしく、ゲームのスペランカーちっくだったりして。激しい登りとかはほとんどないものの、途中にエスケープルートとかは基本無い一本道。

なのにこんな危険な場所であっても訪れる人は多く、意外と登山初心者ぽいグループやツアーの年配の団体が紛れているのもポイント。

 

計画するのも面倒な上、歩くのもかなり危険な下ノ廊下。でもそこには普通の山登りや観光地の渓谷巡りでは絶対に見られないとんでも光景が広がっているから、もしかしたら命をかけてでも見に行く価値があるのかもしれません。

下ノ廊下を歩ける時期がちょうど秋だから、黒部渓谷+紅葉の組み合わせも本当に素晴らしく贅沢すぎるわけなのです。

 

ではそんな凄い景色が広がる下ノ廊下をなんとかお手軽にサクッと日帰りで体験する方法はないか。ゲームの体験版的な感じで。

実はあります

それは下ノ廊下に入ったら先まで抜けずにちょっと進んで、とんでもない景色を堪能したら引き返して戻って来る事。

ロッコ電車やバスとかの始発と最終の時間制限があるから、正直そんなに奥までは行けませんけど、観光スポットぐらいはいくつか拝めるはずなので十分堪能は可能。

阿曽原温泉は10月末までしかやってないけど、トロッコ電車の欅平黒部ダムは11月中もやっているから、行ける期間も若干長い。

 

もしかしたら知らない人も多いかもしれませんが、「下ノ廊下」と言うのは阿曽原温泉から黒部ダム側の十字峡やS字峡がある岩々しい渓谷が続くエリアの事で、阿曽原温泉から富山側は岩や川の渓谷はあまり見れず、崖に刻まれた水平な道が延々と続いているから、「水平歩道」と呼ばれてます。なので、阿曽原温泉を境目に大きく二つのエリアに分かれているわけです。

下ノ廊下をチョット見たいなら黒部ダムから入り、水平歩道をちょっと見たいならトロッコ電車で欅平から。

お手軽って言ってもミスればあの世行きなので、どっちにしても軽い気持ちでは行かない方がいいかもですね。十分に調べて準備して、覚悟して挑む事をオススメします。

 

 

 

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・AM7:30 紅葉の見頃を迎えた宇奈月温泉


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・トロッコ電車の切符売り場は紅葉観光客で大行列。始発に乗れんかったらどうしよう…。

ちなみに今日は山友のリョウさんを水平歩道に案内します。二人とも黒部渓谷の紅葉の写真を撮るのが目的


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・なんとか8:17の始発に間に合った!


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・トロッコ電車に乗るのはこれで三回目


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・紅葉が凄し!


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・終点の欅平まで1時間半ぐらいかかるから地味に長旅。景色綺麗だしトロッコ電車楽しいから、これは逆に贅沢って事か


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・AM9:17 やっとで欅平駅

 

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・今日の欅平の天気予報イマイチで心配だったけど、この感じだとなんとか大丈夫かも?


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・この辺りは11月上旬が紅葉の見頃。下ノ廊下が賑わう10月末は実はまだビミョーに紅葉してなかったりする。でも今年は阿曽原温泉は本日の11/5までやってるらしいです。なのでデッカいザック背負った登山者もチラホラおりました。


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・登山口は欅平駅のビジターセンターの脇にひっそりと。当たり前ですけど、トロッコ電車はあんなに人がいたのに、こっちへ行く人はほぼおりません…。


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・AM9:35 毎年人がお亡くなりになっておりますので、初めてではないにしても気を引き締めてスタート


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・開始直後はしばらくは普通に山登り。結構急ですぐにオーバーヒート(汗


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・地味に登る


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・途中に展望休憩スポットあり


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・後立山が見えまする

 

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・ここを更に先へ。登山者は通行可


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・AM10:25 しばらく登り進めるとやっと水平歩道のスタート地点へ


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・ここから水平歩道開始。登りとかほとんどなくて、ひたすら平になるから楽です。

では死と隣合わせのお気楽お散歩開始(汗

 

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・落ちたら助かりまへん


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・紅葉期待出来そう〜


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・チョイチョイくぐります


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・予想通り紅葉がすんごい!


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・名物の奥鐘山が見えて来た〜。デカイ岩山で相変わらずカッコええ


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・この山は登山道が無く、登る山ではなみたい。たまに岩壁をクライマーの方が登るらしいっす。コエーなぁ


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・こんな感じの道が続く。ワイヤーの手すりが無かったら結構ヤヴァイと思う


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・うーん、素晴らしい高度感。落ちたら絶対助からんわ


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・あまりの高度感にビビり気味のリョウさん


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・こんな岩に良く道掘ったなって、感心するしかない


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・怖くないノーマルな場所ももちろんあります


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・スゲー紅葉!としか言葉が見つからず


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・対岸の遥か向こうの岩壁にも延々と道が刻まれてるのが凄すぎ


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・やはりここは普通の場所ではないと思い知らされる。


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・岩と紅葉が芸術的


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・ワイヤーは針金が3本ぐらい束ねてあるイメージ。これがあるとないとでは大違いなんで、張ってくれた方に感謝です


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・水平歩道カッコよすぎ。本当に水平〜


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・ひたすら歩き進むと志合谷が見えて来た


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・去年来た時は雪渓なんて無かったのに。今年は巨大なのが結構残ってるやん


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・AM11:56 この谷で道は途切れて、このトンネルで抜けて向こうへ渡る。水平歩道名物の長いトンネル

 

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・狭いっす!

 

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・ひたすら闇なのでヘッデン必須。マインクラフトで出てきそうなトンネル


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・途中から地面が水浸しに。足首あたりまで深い部分もあるからローカットは辛いかも


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・ずっと水浸し


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・やっと抜けた。地味に長いし


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・向こうにさっきの洞窟の入口が見える。水が流れ落ちてるとこがソレ


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・トンネルを抜けた辺りは去年ぐらいに人が落ちたとこでは…


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・季節はずれの花


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・まぁとんでもない景色!

 

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・振り返ると紅葉の志合谷がカッコよすぎて〜

 

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・下方の紅葉に見惚れながらしばらく進むと


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・PM12:15 本日の目的地である大太鼓へ!ネットやSNSで良く見る水平歩道一の名物スポット


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・足場が激細で、頭上も低くて…


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・下はこんな感じで美しき奈落


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・リョウさんも大太鼓を堪能中

 

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・下見るとかなり恐ロシア。綺麗すぎなんですけどね

 

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・無事に通過


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・ヤマップの地図ではなぜか更にこの先を更にしばらく進むと大太鼓ってなってますけど、


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・PM12:30 行っても特に何にもありません。さっきのとこが大太鼓です。一体どうなってんだろう。

本当はまだ先にある折尾の滝ってとこまで行って昼休憩して帰るつもりでしたけど、まだ距離的にかなり先の上、のんびり歩き過ぎて帰りのトロッコ電車の時間が心配なんで今日はここまで。

紅葉の水平歩道と大太鼓が見れたのでそれで十分かと〜


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・久々の山ラー


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・道のりは凄い長いけど、珍しく全然疲れてない


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・PM13:15 では引き返します。帰りも写真撮りまくりながらのんびりと。紅葉って本当に綺麗

 

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・紅葉の絶景とは正にこの事か!普通の観光地なら人でごった返してると思う。人がいなくて静かなのも好き

 

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・再び大太鼓へ

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・気の抜けない撮影現場

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・下がヤヴァ過ぎ(汗

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・高所恐怖症の方はご遠慮ください

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・大太鼓と奥鐘山

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・コレ撮りたかったやつ。余裕そうで実は必死(汗

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・帰りもまあまあ長いけど慎重頑張りましょー。そこまで時間シビアじゃないはずなんで

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・まっかな紅葉

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・季節はずれの花

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・今年も見れて良かったかも〜!


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・PM15:50 何事も無く欅平に帰還

 

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・ビジターセンターで色んな情報見ながらトロッコ電車を待つ。下ノ廊下ではなく、上ノ廊下ってなんぞや…


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・本当に結構亡くなられているみたいで…


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・17:04がトロッコ電車の最終


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・普通にカッコいい


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・帰りも金をケチって屋外車両へ。帰りは朝と違って激寒なんで注意


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・暗くてなんも見えんし、ひたすら寒いだけ(汗


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・楽しかった〜


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・あんま疲れてないけど、冷えた心身を宇奈月温泉で回復


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・帰りにリョウさんと寿司を食べに。富山の寿司は本当にウマい!

 

こんな感じで日帰りで下ノ廊下をプチ堪能出来ます。黒部ダム側からなら日帰りでどこまで行けるんだろうか。あっちは水平ではなくて結構登ったり下ったりするから少しハード。

昨年欅平からダムまで行った時は、思ったより長くて人も多くて、後半も大変だったから今年はもう行かなくていいかなって思っていたけど、来年辺りまた行きたくなって来たかも。

ダムまで抜けずに池ノ平方面に向かってニ泊目を堪能するのもいいかもしれない。でも一人で車一台だと難しいんですよね〜。来年も多分まだ富山にいるはずだからどうするかはまたその時考えるか。

今年はもう終わりますねど、来年とか初めて行かれる方は本当にお気をつけて!

 

ではでは

 

↓昨年下ノ廊下を歩いた記録(参考まで)

www.kyouyama.com

 

【このブログの見方ガイド】

www.kyouyama.com

 

 

男体山へ紅葉と温泉

男体山(標高2486m 日本百名山

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二荒山神社からピストンルート

登山日 2022/10/30(日)

総歩行距離 8.4km/累積標高差↑1230m↓1230m

体力度★★★☆☆

危険度★★☆☆☆

絶景度★★★☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

ニ荒山神社登山口→男体山山頂(ピストン)

・登りCT3:30 →結果2:25

・下りCT2:30 →結果1:35

・トータルCT5:30 →結果4:00

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

登山口のあるニ荒山神社に登山者専用駐車場があります。40〜50台程で公衆トイレもアリ。ちなみに神社正面の駐車場は参拝者専用らしいのでご注意を。ちなみに男体山に登れるのは11月11日までらしいです

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/20602911

 

 

男体山へ紅葉観光の旅

 

北アルプスには遂に雪が積もり始め、いよいよ冬が始まろうとしております。

巷では遂に山に雪が積もったと歓喜の声を上げている方も多いようですけど、僕は相変わらず仕事が大変で、その上色々とあったりしてイライラし気味。しかも先月赤牛に行った辺りぐらいから左足の中指がずっと少し腫れていて、少々痛かったりしてテンション低め。この夏にかなり無理をしてしまったのか最近疲れもなかなか取れないし。またガツガツ登るのは本格的に雪が積もった後でいいかもしれない。40代後半にも差し掛かりもう若くなわけで。

 

山登りは疲れるし大変な時もあるけど、仕事で溜まったストレスを中和してくれるし、癒やしてくれる。だから休日家にいるぐらいなら、晴れたら山にはなんとか行きたい。いつもそんな心境。

そう思いながら涸沢や新潟での紅葉の写真を見返しながら、やっぱ紅葉はいいよなぁとしみじみ。秋と言えば紅葉と温泉。紅葉って見るのも写真を撮るも本当に楽しい。

紅葉の寿命は短くて、もうボチボチ紅葉が終わりかけの地域も増えて来たけど、今ちょうど見頃で、最高の温泉にも入れて、サクッと山も登れるとこはないかとネットでダラダラ検索していると日光の文字が。

去年の今頃家族で日光へ紅葉と華厳の滝を見に行ったけど、凄まじい渋滞に巻き込まれて滝は見れたものの、それ以外のところにはほとんど行けず、したい事も出来ずじまい。日光はなかなか魅力的だけど、トップシーズンの日光はちょっとウンザリ。またあの渋滞に巻き込まれると思うと正直ゾッとする…。

でも今が正に紅葉が見頃らしいし、日光にはまだ未踏の百名山である男体山日光白根山もある上、前から行って見たかった奥日光元湯温泉もあるわけで、そう考えるやはり勇気を出して行くしかないのかもしれないと思いながら

 

 

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・結構遠いから前日に仕事が終わってから日光へ向けて出発。

国道120号経由で向かう途中、温泉とサウナを堪能する為に望郷の湯に立ち寄る。以前尾瀬の帰りに入った温泉で、源泉掛け流しでなかなかいいお湯。しかも何故かサウナでとても整ってしまい、上がってから車で移動中もずっとフワフワして気持ちえかった


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車中泊は道の駅「尾瀬かたしな」でする事に。すんごいキレイな道の駅で快適過ぎた

 

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・翌日の早朝、道の駅から約1時間かけて中禅寺湖へ向かう。だんだん明るくなっていく奥日光の朝の景色がホントに素晴らしかった。ちなみにこれは男体山のシルエット


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・AM5:30 目的地の中禅寺湖に到着。既に観光客で賑い気味。

 

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・AM5:50 準備が完了したのでニ荒山神社からスタート。

日光白根山と迷ったけど本日は男体山を登る事にしました。初めて登りますけどコースタイムを見る限りそこまで大変ではないはずだし、今日は他の目的もあるんで出来れば午前中に登って戻ってきたいところ

 

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・神社の境内へ。厳かな雰囲気が漂う。既に結構登山者が


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・どうやら登山前に入山届けとセットで入山料を徴収されるシステムみたい


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・入山料、1000円もしました…。まぁでもこのお守りを頂いたので、お守りを買ったと思えば良いかと


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・神社に良く生えてるめちゃ紅葉する木


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君が代の石に遭遇


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・登山口はこの奥の様です


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・神社に良くある階段からスタート


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・一合目アピールが凄い


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しょっぱなから中々急。なんだろう、この丹沢の塔ノ岳とか大山に似た感覚は。ちなみに丹沢は個人的にはあんまり好きじゃなくて


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・ハァハァ言いながら登り続けると車道に出ました


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・地味に長い車道歩き


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・この鳥居から再び山道に


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・ちなみにここは四合目


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・いきなり岩まみれの道へ


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・結構急登(汗


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・ずっと眺望無かったのに、たまに中禅寺湖が見え始める


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・七合目でございます


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・なんだろう、この僕の嫌いな大倉尾根を登っているかの様な錯覚は…


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・また鳥居が


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・瀧尾神社ってとこが八合目


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・とりあえずひたすら岩の急登(汗


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・実はめちゃくちゃ寒い。発熱を相殺


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・遂に9合目でございます〜。あとチョイなのか


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・するといきなり開けた!富士山みたいな雰囲気に


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中禅寺湖がいい感じ!ここまでひたすら樹林帯で展望はほぼなかっただけに、ちょっと感動


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男体山赤城山の神がタイマンをはったとの逸話がある戦場ヶ原も雄大。その向こうに見える高い山は日光白根山。更に左隣はキラキラネームな皇海山


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・AM8:15 景色に見惚れながら山頂入り!


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・とりあえずお参り

神様、どうか上司の無責任な嫌味とこのしょーもない状況から早く解放されますよーに!


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・もしや、名物の剣はアレですか

 

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・山頂の剣にて日本百名山65座目!ぴかぴかです。誰かが磨いてるんかなぁ

 

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・茨城方面は一切目立つ山無し


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・反対側には日光連山が。太郎山がご立派


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・ニ荒山大神がかっこええ。もしかしてキントウンに乗ってらっしゃってます?

 

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・山頂をウロウロしてあっちの祠へ移動。目の前には日光白根山皇海山

 

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・そして祠に到着

 

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・するとビックな中禅寺湖が展開!

 

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男体山中禅寺湖を眺める為の山だったのですね〜

 

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・標準ズームの大三元レンズをゲットしてから全く出番のなかったタムロンの200mmを珍しく持って来ていたので、中禅寺湖周辺を望遠で眺めてみる事に

 

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・下山した後に行く予定の半月山

 

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・その手前に飛び出してる半島みたいなのが、紅葉で有名な八丁出島。紅葉がモコモコで今日絶対写真を撮りたいスポット

 

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・どこもかしこも紅葉しとります!

 

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・あのちっさい島みたいなのが気になる年頃

 

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・菖蒲ヶ浜キャンプ村。確か竜頭の滝とかがあるとこですよね

 

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・下を見下ろすと紅葉モコモコ〜

 

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・実は未踏だったりする日光白根山をアップ。次この辺に来る時は白根山で決定です

 

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・日光連山の山々。右端が女峰山、そのすぐ横が大真名子山とか。左端のは太郎山。どれも未踏だからじっくりと攻めてみたいなぁ。楽しそう〜

 

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・お約束の富士山も見えました!


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・飯も食ったし、山頂を堪能しまくったのでチャッチャと下山


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・下りは楽勝かと思ったら、岩の急登が思った以上に面倒(汗

 

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・今日は中禅寺湖三昧


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・湖畔人多そうやなぁ。渋滞に巻き込まれるのは必至やな…


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・今日も元気に救助ヘリが飛びまくり


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・途中の長い車道をショートカット出来る道は閉鎖されとります


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・秋っていいよね〜。歩いてて気持ちいい寺


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・ありがとうございました!


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・下山はやっぱあっと言う間


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・今朝と違って一般客で賑わう神社

 

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・AM10:35 無事に下山完了!


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・予定通り午前中に戻って来れたので、第二目的の紅葉観光撮影を開始


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・案の定中心部は激渋滞。まずは明智平展望台から華厳の滝を狙う予定だったけど、向かったら渋滞で帰れなくなりそうなんでやっぱ断念(汗。もう一つの目的地である半月山展望台へ向かう事に

 

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・半月山展望台へは意外とすんなり来れた。ここから中禅寺湖男体山の絶景が拝めるはず〜

 

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・ふむふむ

 

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・紅葉は凄いキレイ〜


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皇海山方面も素晴らしい!

でも紅葉は綺麗だけど山ばっか。肝心の中禅寺湖男体山が全然見えない。ここはもしや展望台ではないのか…

 

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・展望台はこの山の上にある事が判明(汗

 

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・近そうで地味に距離あるし


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・すぐに着くのかと思いきや、全然つかない。普通にまた山のぼりさせられてる。


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・普通に登山。着替えたばっかなのに汗かいてるし(汗。丸腰でカメラしか持って来て無いけど大丈夫なんかなぁ


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・半月山展望台着。狭い展望デッキには人混み(汗。しかしその向こうには…

 

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・おぉ!これが見たかった〜。まさにコレ。写真撮ってとても楽しい。案の定僕の周りにはデッカいカメラ持ったカメラ小僧まみれ〜

 

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・これが秋の八丁出島!モザイク紅葉が素晴らしい〜。見れ大満足!

でも実物はここまで鮮やかには見えてませんけどね


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・写真撮りまくって満足したので退却。展望台から更に登るも半月山の山頂に行けますが、展望は特に無いらしいので中止。そして駐車場が地味に遠い


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・沢山の人が秋の中禅寺湖を堪能。また家族で来たなぁ


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・とりあえずなんとかこの渋滞しまくりの中心部がらエスケープして、第三目的地の奥日光温泉に向かわねば。本当は他にも色々見たいし、戦場ヶ原も散策したかったけど、帰りも長いし明日は仕事なんでまた次回


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東北道方面の道は激混みなのに、国道120号からの群馬方面はガラガラで快適〜

 

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・そして本日最後の目的地である奥日光湯元温泉に到着〜。静かで綺麗なとこ


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・素敵な湯ノ湖

 

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・水が濁って汚いなぁと思ったら、なんと湧き出た白濁の温泉が流れ混んでいるみたいで。こんなの初めて見たし

 

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風呂に入る前に温泉が沸き出てると言われる湯ノ平湿原を散策

 

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・ここから温泉が沸き出てるらしいです。とっても硫黄臭くていい感じ。草津とかとはまた違った感じで凄い!

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・そこら中からブクブク沸き出ております〜


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・温泉で沼が出来ちゃうなんてある意味すごい

 

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・ほんまにええとこや〜。ではボチボチ温泉へ

 

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・公共の日帰り湯は小さそうだったんで、お風呂が大きな旅館の日帰りを狙う事に。と言う事で雰囲気が良さげな湯元板屋さんを訪ねてみました


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・時間が15時前だったから日帰り湯を利用可能で


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・ホスタビリティーな雰囲気が溢れる上、タオル付きなんで、入浴料1000円なんで全然高くない


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・お見せ出来ないのが残念ですが、近年稀にみる極上温泉でございました〜。温度もちょうど良くて体が本当にとろけた…。コテコテの温泉なんでサウナはないですが。そんなの必要ないです

 

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・温泉に入らなくても、奥日光元湯温泉には立派な足湯がアリ

 

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・イヤ〜、本当に素晴らしい紅葉観光登山旅行だった!

 

やりたい事も大体やれたし、計画して大正解〜。少し気分もリフレッシュも出来ました。特に奥日光はいい感じだったので、冬か来年の紅葉の時期に日光白根山を登りに来たいと思います!本当に秋の日光はおススメですね〜

でも富山に帰るの遠いわぁ… 

 

 ではでは

 

【このブログの見方ガイド】

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荒沢岳と紅い山々とワカモノ

荒沢岳(標高1968m 日本ニ百名山

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銀山平登山口からピストンルート

登山日 2022/10/21(金)

総歩行距離 9.1km/累積標高差↑1373m↓1373m

体力度★★★☆☆

危険度★★★★☆

絶景度★★★★☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

銀山平登山口→荒沢岳山頂(ピストン)

・登りCT4:10 →結果4:00

・下りCT3:35 →結果2:37

・トータルCT7:45 →結果6:37

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

関越自動車道小出ICからシルバーライン経由で来るのが早いかもです。登山口はシルバーラインを銀山平温泉方面に抜けてすぐ。福島側から行くと奥只見湖の道がハンパなく長くて、ミラクル遠いです。登山口には20台ぐらい停めれる駐車場と綺麗なトイレがあります。

10月末からは山は冬期閉鎖されるのでご注意を

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/20381893

 

 

荒沢岳と紅い山々とワカモノ

 

明日鎖場の鎖が撤去されるとこ事を知り、急遽会社を休んで登りに来た荒沢岳

新潟の奥只見湖と越後駒ヶ岳のすぐ側にあり、以前越後駒ヶ岳を登った時に、荒沢岳を見てからずっと気になっていた。少し調べてみると鎖場やロープが張ってある箇所が連続する危険な岩場もあるらしく、越後の穂高と呼んでる人もいるとかいないとか。

そしてこの新潟の奥只見エリアはとにかく山深く、ハッキリ言って秘境。三年前の秋にこのエリアにある平ヶ岳を登った際に、燃える様な紅葉のパノラマに遭遇し、また来るならこの時期に訪れたいと思っていた。

 

足を滑らせたらまず助からないであろう崖みたいな岩壁をハシゴと鎖でひたすら登り、痩せた長い急登をバテバテにながらなんとか登りきると、目の前には赤く染まった越後の山々の大パノラマがどこまでも広がっていた。

そして山頂で僕はある二人の若者と会った。

一人は女子大学生。昨日平ヶ岳を登ってその日は車中泊して、今日はここへ来たらしい。幼稚園の時から両親とアルプスを中心に山を登り、大人になってからはソロで好きな様に山を登る生粋の山好き。日本百名山も残すはなんと一座らしく、山関係のバイトをしながら交通費を稼ぎ、山に通っているのだとか。

遅れて登ってきたのは二十代後半の男性。彼もまたとにかく山が好きそうな真面目そうな好青年で、山の話しをする彼は自信に溢れていた。山の知識や地理にとても詳しく、若いのに凄いなぁと思っていたら、なんと僕もフォローしている山系ツイッターの有名人だったりした。そりゃ詳しいわけだ。

20代の若い二人が、新潟のこんな秘境にある、少々マニアックな荒沢岳に単独で千葉から車でわざわざ7、8時間以上かけて来てしまうのだから、ただただ感心するしかなかった。

山で若者に会う事はあるけど、大体カップルか仲間と来たりしていて、皆なんとなく山と道ルックだったりして、オシャレに着飾って流行りに便乗して山に来ている感じもしなくもない。

でもこの二人はそう言うふうには見えなかった。

目の前に見える巨大な越後駒ヶ岳を嬉しそうに見つめる二人を見ながら、僕は自分が20代だった頃を振り返ってしまっていた。

 

あの時自分はいったい何をしてたのだろう。

 

ミレニアムだね!とか言いながら2000年を迎えようとしていた頃、僕は学校にもろくに行かずにバイトに明け暮れ、毎日プレステやレンタルビデオや音楽活動やドライブ、そしてたまにスロット、後は友人との飲み会や合コンに夢中な日々を送っていて、決してイケてはなかったけど、イテてないなりにもなんとかモテたい一心で。運動とか健康とかなんて無縁のインドアな毎日だったし、暇があればタバコばっか吸っていて。

一応建築学科だった記憶もあるけど、学校で勉強なんてした記憶が無く、将来の夢とか目標とかそんな高尚なもんも無く、とりあえず今が楽しければそれでオッケー、みたいな当時どこにでもいそうな世の中を舐め腐った典型的なアホな学生だった。

そんな僕は大学を卒業すると金欲しさに実家に戻り、今で言うところの地方ならではのブラック中小企業に就職してしまった。まぁでも就職氷河期の真っ最中だったから、就職出来ただけマシだと思っていて、働いている間もここがブラック企業と言う事にも気づかず、社会って厳しいし、本当にくだらないと思っていた。

薄給なのはまぁいいとして、問題なのは興味の湧かない仕事内容とムカつく先輩と上司。仕事が終わると週3か4で上司と先輩の居酒屋や焼肉やスナックに付き合わされた。僕は仕事中は良く寝てるし仕事もろくに出来ないから、スナックに行った時は上司達の為に心を込めてカラオケを熱唱した。

そして休日は毎週何故か上司の命令で大嫌いなソフトボールやゴルフの練習に駆り出された。運動バカで野球をやっていた体育会系の同僚は先輩達にチヤホヤされ、そうではない僕は毎度コケにされるだけ。どうする事も出来ず、その苦痛の時間をじっと耐え、はやく時が過ぎるのを待っていた。だから今でも野球は見るのも嫌い。

学生時代と真逆の生活。この就職により完全に自由を奪われた僕は、その腹いせに身の丈に合ってない280馬力のターボ四駆車をニコニコ60回ローンで買った。元々車は好きで良く走りに行ってたけど、当時の馬力規制の上限である280馬力の車に乗れば、自分の価値観や、こんなどうしようもない毎日が変わるんじゃないかと本気で思ってしまって。でもまぁ変わるわけないんだけど。

ヒマさえあれば友達を誘ってドライブに出かけ、夜な夜な山に走りに通いつつも、その維持費に追われる日々。自由な時間どころか会社の付き合いやら車の維持費やらで金も無くなってしまい、いよいよ本気で追い込まれてしまった。

ヘタレでクズだった僕がこんな生活な耐えられるわけ無く、会社の社長と両親とも大揉めした挙句一年足らずで仕事を辞め、車を売って金を借り、東京へ上京と言う名の逃亡を図った。

まぁ逃亡後もある意味もっと大変な毎日が待っていたわけだけど。

高校まではピュアで無知なただの田舎のキモオタだったのに、大学から一人暮らしを始めて大学デビューして浮かれていた学生時代と、クソみたいな社会人生活と時代に翻弄されながら、かなり精神が腐って歪んでしまった気がする。

今の自分の人格が形成されたベースは間違いなくあの20代の日々だろう。

 

だからかそんな僕の目には二人が信じられないぐらいまともな若者に映った。ハッキリ言って僕の知らない世界の人間だ。僕の知る限り、学生時代や20代に山をこよなく愛して、山へ足繁く通う友人や、こんな景色を見て感動している知り合いなんてまわりに一人もいなかった。

こんなクズでカスみたいな20代を過ごした僕が、もしあの時からスポーツやアウトドアに勤しみ、自然に興味と感謝の念を抱き、山と向かい合い、絶景やこんな紅葉のパノラマを目の当たりにしていたら、一体どんな人格が形成され、どんな人生を選択していたのだろう。

 

全然想像つかないけど、とりあえず今よりはもっと性格が良かったはずだ。

 

 


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・予想に反して金曜なのに早朝から満車な登山口の駐車場。隙間にギリ駐車出来てセーフな感じ


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・AM7:10 準備が出来たらいよいよスタート。コースタイムもいつもより短めなんで、今日はのんびりと紅葉の写真を撮るのが目的っす。慌てずに


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・そして登山口の看板には鎖場の鎖の撤去予告が。明日22日の土曜に撤去作業が行われて閉山される予定。と言う事で登れるのは実質今日まで。登山者が多いこの土日が終わってから撤去するのが普通の発想だと思うけどなぁ。変なの。

鎖場の鎖なんていつも使わない事が多いから、鎖が無くてもきっと登れてしまうんだろうし、撤去されても登ってしまいそうな人がいる気がする…


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・やっぱ朝はさみ〜わ


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・スタートしてすぐ水場


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・いきなり急登。谷川の西黒尾根の最初の雰囲気に似てる


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・長いしもちろんキツい(汗


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・急登を登りきると紅葉した荒沢岳が〜!山頂へ続く尾根も確認。予想より大分遠く見えますけど(汗


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・やっと少し平坦になった


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・すると何故か下りに


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・そしてまた登り

 

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・落ち葉が綺麗


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・コレってもしや2合目って意味?かなり歩いたつもりだったのですが…。気のせいであって欲しい(汗


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・なんか前方の尾根がかなり急登に見えます。もしやアソコが鎖場ゾーンなのか


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・ススキ


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・歩いて来た道を振り返ると紅葉がめっちゃ綺麗なんですが!


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・紅葉が素晴らしい!やっぱ来て正解だった


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・赤い葉っぱ


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・再び急登開始


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・予想通り鎖場が。これぐらいなら気を付ければ鎖無くても登れそうやけど


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・そしたら垂直な感じの、すんごい長いハシゴが…。地味に怖いし


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・分かり辛いけど見下げてます。崖な感じで凄い高度感なのです


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・またハシゴ


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・鎖が何箇所か連続。まあまあ激しくなってきた。なるほど、鎖が撤去されたら登れない理由が少し理解出来てきたかもです


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・すると樹林帯を抜けて鎖もなくなり、更によじ登っていくと


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・AM9:05 目の前にとんでもないビジュアルの岩山が出現。「前グラ」と言うピークらしいです。ていうか紅葉も強烈!その遥か奥に荒沢岳が。

でも冷静にコレどつやって登るの?道なんか見えんし、かなりヤバそうな雰囲気なんですが…(汗


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・どうやらここが中間地点らしいっす。長いわぁ

 

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・目の前の前グラを登るのかと思ったら、逆にどんどん下り始めた。ロープを使って下って急降下して行く


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・良かったー、岩山を登らずに巻いて行くルートだったとは。まぁ普通に考えたらそうだよね〜。あんなの怖いし


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・と思ったら突然壁みたいな岩場へ…


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・ほぼ垂直な感じの先の見えない長い崖登り開始された。鎖にしがみつきながら登り進む


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・登りきった…。怖くて下見れない。これは流石に鎖ないとヤベーっす(汗


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・まだ岩壁は終わらない上に、何故か途中で鎖が無くなったし(汗


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どんどんよじ登っていく

 

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・背後に広がる景色も凄い!紅葉と奥只見湖がめちゃくちゃ綺麗〜

 


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・また垂直な感じの鎖場

 

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・下見るとスーパー怖い(汗。ここまでアドレナリン系の山だったとは…。鎖が撤去されたら絶対登るのはやめましょう。普通の人は多分無理です。


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・そして再び鎖の無い岩場をよじ登ると

 

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・目の前に荒沢岳

 

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・もしかしてここってなんかのピークなの?


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・とりあえず荒沢岳を眺めながら休憩。山頂まで続く尾根がなかなかで、まだ先は長そう

 

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・痩せ尾根稜線歩き開始

 

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・下方に滝が見える〜


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・あー、しんどい(汗

 

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・でも振り返ると絶景!


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・ひたすら急登…。バテバテです(汗


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・足元悪し。すべる


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・やっとで9合目〜!予想してたより遥かにハードっす


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・山頂はあれですか?


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・岩の脇をトラバースすると


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・やっとであれが山頂かー!また鎖が見えるけど(汗


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・なんとかこれを登りきれば…


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・実は山頂は更に先だったって言うオチ


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・PM11:10 そしてやっとで登頂完了!

あのう、標柱の後で弁当広げて休憩するのは本当にやめましょう

 

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・登って来た尾根。そして紅葉のグラデーション

 

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・目の前に越後は巨大な越後駒ヶ岳!その後に八海山も見えるし

 

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・エチコマをアップ!

 

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・その横の中ノ岳アップ!


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・左端の双耳峰が燧ヶ岳で右端の平な山が平ヶ岳。奥の尖ったやつは白根山帰り。グレイトな景色!

 

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・そして飯を食べながら二人のワカモノと交流


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・PM12:30 山頂に長居し過ぎたからボチボチ下山


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・下山中もとにかく紅葉の景色がすんごい!

 

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・景色に心打たれまくり


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・ただただ見とれながら


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・やっぱ紅葉はええなぁ

 

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・エチコマ最高!

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・いよいよまた例の前グラ岩壁ゾーンへ…


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・PM13:50 なんとか無傷でここまで戻って来たし(汗

 

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・年中溶けない雪


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・最後まで気を抜かず


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・ここまで来ればもう安全か


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・後はひたすら急登を下るあるのみ


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・無事に帰還!帰りはあっちゅうまだった〜

 

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・予想以上にハードだったけど、スリリングな鎖場といい、すんごい紅葉といい、本当に楽しい山登り!会社休んで来て大正解


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・帰りも奥只見シルバーラインから。このトンネルSFちっくで本当に大好き


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・下山後の温泉は本来であれば、銀山平温泉が登山口から近くてかなりいい感じの温泉なんですけど、最近新潟や魚沼エリアに来ると、帰りの温泉は千手温泉千年の湯の一択になってしまっていル。

この温泉は十日市にある日帰り温泉なんですけど、泉質が良すぎて、雰囲気も好きで、サウナも水風呂もなかなかで、ほんとに好きすぎて困ってます。

東京に帰ってしまったら多分なかなか来れないだろうから、今ウチにしっかり入っておきたくてついついここに来てしまう次第で。


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・そして帰りに上越で食した塩ラーメンがうますぎた〜。やっぱ山登りには塩ラーメンでしょ!

 

以前から気になっていた荒沢岳にやっと登れました!このエリアは本当に紅葉が凄いから、登るならこの時期を狙ってました。

来る時に実は平ヶ岳と迷ったんですけど、コチラで大正解!平ヶ岳は長い尾根道をひたすら登り進むハイスピードな感じですが、荒沢岳はバリバリの岩場登りのアスレチックな山。アドレナリンも分泌されまくりでハードでめちゃ楽しいです!

最初は鎖が撤去されても登れるでしょって思っていたけど、ビレイとかしないと正直無理ですね。このブログがアップされる頃はもう鎖は無いと思うので、行かれるならまた来年ですかね〜

 

ではでは

 

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