こんにちは〜イモショウです!
大分暖かい季節になって参りました。コロナも花粉飛びまくりで困っております〜。
まだまだ雪の多い山もありますが、今年は悲しいかな冬が短かった印象なので、もう春が始まってしまうんじゃないかと言う寂しい気もしてなりません。
・暖かいので色んな花が咲き始めました!
春からソロ登山を始めよう!
今回お話したいのはソロ登山のお話。山が好きでまだソロ未体験の方は、これからの季節に是非挑戦してみては如何でしょうか?
随分と昔のお話しになりますが、私が本格的に登山にハマった最大の理由はソロ登山を続けたから。参考までに私が登山を始めた頃の事や、ソロ登山にに対する思いを少しお話ししたいと思います〜。
・登山を始めた頃の私。なんかダサいわぁ〜
なんで1人で山を登らないの?
私のまわりに登山が好きとか言いつつも、でもソロは無理!とか、怖いとか、ソロ登山はやりたくないと言う人が何人かいます。登山好きなら絶対損していると思いますけど…。
これまで結構山登りして来てるし、装備も大分揃っているんだから、そろそろ1人で登って見ればって思うのですが、なかなかやってくれないんです。
・雪山装備まで持っているのにソロを何故やらないのか
ソロ登山を好きになると山登りの楽しさが倍増〜!危険も倍増!(ウソです)
山の事をもっと知り、もっと好きになる為に是非ソロ登山に挑戦して欲しいんです!
山に登る目的を変えてみる
山を登る理由は人それぞれですが、アウトドア気分でみんなでワイワイ楽しみたい!、旅行や観光気分で絶景や珍しい花を愛でたい!友達と山に遊びに行きたい!等、これらが目的で山を登られる方はソロ登山が苦手、あるいは興味がないかもしれません。
・どうせランニングするなら山を登ろう!
では、少し気持ちを変えて近所をランニングする気分で山を登ってみてはどうですか?ランニングは1人でする事が多いと思います。
私も最初は健康の為にランニングを始めました。でも結局続きませんでした。そしてその後、妻の勧めでランニングの代わりに始めたのが山登りなんです!
不安でもとにかく孤独に慣れるべし
人間まずは何よりも慣れが肝心。私が初めて1人で登った山は奥多摩の日の出山。山も超地味な上、マイナーなルートを登ったのでほとんど人はいませんでした。
・日の出山からの東京の景色は素晴らしい!
登山道はずっと林道で薄暗いし、先は見えない、とにかく不安。凄く辛いだけで正直楽しくありません。山登りも向いてないし、やめようとと早々に考えましたが、ザックや登山靴を買ってしまったし、もったいないのでもう少し続けてみる事にしました。その後、私は奥多摩の山々を1人で登り続ける事になります。
なんと言うか、好きになるどころか状況は更に悪化。とにかく孤独で、もう孤独を通り越している。山奥でずっと人に会わない、半径数キロ以内に人がいない、日常生活ではこんな状況にはなり得ません…。しかし、良く考えると、この感覚や体験は実は結構凄い事なんじゃないかと感じる事もありました。
そして自然と一体に
1人で山を登るのは相変わらず辛くて孤独だったワケですが、当然嫌な事ばかりではなかったワケです。
ある日、以前友人と登った山を1人で登りました。山頂に着いた時、不思議な事に以前と違う山に見え、とても爽快な気分になりました。
ある春の暖かい日、山頂で昼寝した時は最高でした。起きると虫が沢山止まってましたが贅沢な昼でした。幸せでした〜。
そしてなりより、のんびり時間を気にせずに1人でゆっくり入る温泉もたまりませんでした!
山の見え方や感じ方、山登りに対する気持ちが変わって来たのはこの頃でしょうか。
・1人でボーッとするのがとても贅沢!
1人で山や自然と向かい合うってこんな贅沢で素晴らしい事なんだとだんだん気づき始めました。
この感じを上手く伝えるのは難しいですけど、なんか一日中ずっと1人で山にいると、自然と自分との境が曖昧になり一体になっていく時があるんです。自分は自然の中に生かされて、自然や地球の一部なんだと思えて。
・ある時山と一体になって行く感覚が…
目標の山を登る
お一人様登山に慣れ始めた頃、今度はもう少し高い山に登ってみようとか、よりハードな山を登ってみようと思い目標を持ち始めました。
登山を成功させる為に、山の事を調べ、ルートの情報収集を始めたり、登山計画を立てる様になったのもこの頃。コースタイムも細かく見る様になり、各県から発行している山のグレーティングも参考にする様になりました。
・丹沢最高峰の蛭ヶ岳を攻略した時のワタシ
目標の山を計画に沿って登りきると、より大きな達成感が得られて、一つ一つ山を登りきる度に、自分が一歩一歩成長している気分になります。だからもっと登りくなりました!
山を登って自分を知る
いい事ばかりではなく、時には酷い目に合う事も、失敗する事も当然あります。ハードな山で極度の疲労や足の筋肉痙攣で動けなくなったり、大幅に予定時間をオーバーしてしまったり、派手に転倒して怪我をしたり、突然の土砂降りに打たれたり、時には日が暮れて暗闇の中を下山したりも…。
・初の富士山御殿場ルート日帰りは、シャリバテするし土砂降りに打たれるしで最悪の登山でした…
・初めて山奥で日が暮れた時は怖かった〜
危険な目に遭う事は良い事ではありませんが、こう言った経験をきっかけに、自分の弱点や課題を知る事が出来、対策も練る様になります。
よりスマートに安全に目標を達成する為に、自分の能力や登り方に合った道具に選びにもこだわる様になりました。目標の山を作り、登り続ける事で、山や登山の知識、今までは知らなかった自分の身体能力や、自分に合った道具について自然に学ぶ様事が出来ると思います。
・登山の道具選びはお金もかかるし本当に難しいです
色々な人々との出会い
1人で山を登ると凄いなと思うのは、いつも色々な人に話しかけられる事です。私は元々人見知りですが、1人で山を登っていると人に会うと嬉しくなり、こちらからも気軽に話かけたりもします。様々な出会いもあります。日本百名山や有名な山では全国から人が集まり、様々な地域の方と会話します。時にはSNSで繋がったりもします。日常生活でたまたま会った人と話したり、連絡先を交換するなんて普通ではあり得ない事ですよね〜。
・ハードな山程出会いがあります!
人と登るのは意外と大変
山登りやソロ登山に慣れ始めた頃、友人や会社の人を連れて山を登る機会も増え始めました。特に会社の若者達と、初心者登山部を結成して定期的に登り始めたりもしました。
色んな人と山を登る事である問題に気づきます。みんなと同じペースで歩く事がとても大変だったんです。
ペースだけで無く休憩するタイミングなど全く自分と違う。今までの様に思い通りに歩けないのがとても辛い…。結局みんなを置いて1人で歩いてしまう事もありました。脱落者が出て撤退する事もありました。
・みんなでまとまって歩くのは本当に難しい
山を登る時だけでなく、みんなの予定を合わせるのもなかなか大変で、やっと決定した登山日と晴れの天気が一致するなんてはっりいって奇跡ですよね…。
1人に慣れてしまうと、逆にみんなで山を登るのが大変で意外と難しい事にも気付けます。
ソロで山を登る理由
色々とお話ししまたが、やっぱりなんだかんだで山登りの目的や楽しみ方は人それぞれ。
でも結局何が言いたかったかと言うと、人任せで山登りをしていると、その時は楽しいかもしれませんが、山や山登りの知識をつける事が難しくスキルアップもなかなか出来ないと言う事でしょうか。山登りでステップアップして行くならソロ登山は避けれないと思います。
・スキルアップしてどんどんハードな山へ行こう!
ハードな山登りはマラソンをやっている感覚に近く、長時間体に負荷をかけ続け、大量のカロリーを消費する上、様々な危険も伴います。
故により自分の実力や体質を理解して、細かく登山計画を立てれる様になる必要もありますが、1人で山を登る事で、そう言うスキルも自然と身について来ます。何事も経験が必要と言う事です。
登りたい山を、好きな時に好きなペースで歩き好きな時に休憩して、好きな様に花や景色の写真を撮り好きな様に自然を感じて。時には色々な人との出会いも。
・ゆっくりと景色や花の写真を撮るのも登山の楽しみ
全然孤独なんかじゃないんです。常に自然と一緒にいるわけで、もし孤独だとしたら、それが山登りの醍醐味なんだと思います。
だからソロ登山をしない人に、ソロ登山をやってもらって、もっと山を好きになって欲しいですね!
・まだ見ぬ絶景が待っている!安全に頑張りましょう〜
でも1人で山を登ると様々な危険も付き物なので十分に注意して楽しみましょう!
ではでは