こんにちは〜イモショウです!
最近転勤の引越しの準備で全然山に行かなくてフラストレーション溜まりまくりであります〜。もっと雪山行きたいのに、今年はもう無理かもです…。
本当は山登りのレポートがこのブログの目的なんですが、全然レポート出来ない!っすね。
とりあえずまだブログの練習期間と言う事でご勘弁を。ブログの作り方とか分からない事だらけで気長に頑張りますので応援ヨロシクしくお願いします〜。
今回は春からの新生活に向けて富山の黒部に部屋探しの旅に行って来ましたのでレポートしたいと思います!
おヒマな方は是非読んでくださいませ。
新居を探しに富山黒部市へ向かうの巻
もう来月から富山で生活してなきゃいけないのに、実は準備も手続きもなんも出来てまへん。仕事なんてしてる場合じゃないんですが。
・東京駅から北陸新幹線で富山へGO!
レッツ黒部宇奈月温泉駅へ
東京から北陸新幹線でハリキって富山へ向かいました。目的地の黒部宇奈月温泉駅は北陸新幹線の開通と共に新しく出来た駅。この駅を過ぎると次は富山まで行ってしまうので、北アルプスから一番近いのはもしかしたらこの駅になるんでしょうか。良くわかんないですけど。
新幹線に乗ると軽井沢とか長野辺りぐらいまでは結構人いるんですけど、それを過ぎるとかなりまばらに。更に長いトンネルゾーンに入り、しばらくスマホの電波も全然入らなくなります。
・長いトンネルを抜けると景色が一変!
そして日本海側に抜けると、妙高や火打山の立派な山々がお見え〜。そして富山に近くと北アルプスの山々がお出迎えしてくれます!
駅以外ほぼ何も無い黒部宇奈月温泉駅
東京から2時間半で黒部宇奈月温泉駅到着。駅から常に北アルプスが見えるのが凄い!新しいだけあって最新の香りがする駅です。が、
・最新の雰囲気がプンプンの黒部宇奈月温泉駅
しかし、駅を出ると駅のお土産屋とレンタカー屋以外、店がほぼナッシング。実は私は仕事で何回もここに来てますが、本当に店が不思議なぐらい何も出来ない。なんかウラ事情を感じてなりません。
・駅前はキレイですが何もないのである(汗
今回はここが到着って訳ではありせん。住む部屋探しが目的です。流石にこの辺りに住むとこは無さそうですし…。と言う事で町とアパートを求めて富山地方鉄道に乗り、黒部の町に向かいました。
・黒部市は海から山まで細長く伸びている
とりあえず黒部の町へ行ってみた
ローカルムード満点の電車に揺られて、まずは黒部へ到着。電車からの風景は本当にのどか。いい家が見つかるといいけどですね。
・ローカルムードむんむんの黒部駅
会社の近くに住むなら黒部を選ぶべきですが、少なくとも駅前には店も何も無い。田んぼと家しかない。期待を裏切りません。
でも10年前はコンビニも無かった訳ですから、最近はコンビニが2軒も出来て驚きの進化!
・黒部駅前の様子。そこはかとなく発展
しかも何故かお洒落な住宅街?が出来ていて更にびっくり!この辺りの雰囲気から明らかに浮いてますが、どんな人が住んでるんでしょうかね。後で調べたらK-TOWNって言う場所らしいです。賃貸住宅らしいのですが、家賃聞いたらとんでもない額でした…。流石に無理っす。
・韓流的なネーミングの K-TOWN。オシャレ〜
ちなみに黒部駅と言えば、黒部ダムにすぐに行けそうな気がしますがそんな事はなく、黒部駅は海の側にあるので、電車やトロッコ電車を駆使して立山の山奥に向かう必要があります。ダムまで3時間ぐらいかかるって聞いたけど、実際はどうなんですかね。
お次は蜃気楼の町 魚津へ
家賃安そうだし、黒部で住むのもちょっとありかと思ってましたが、やっぱちょっと寂しい…。ただでさえ単身赴任で寂しいのに。
てな感じでまた電車に乗り、お次はお隣の魚津市へ向かいました。
サクッと魚津の駅に到着。数年前より寂れた感は否めませんが、黒部よりは大分栄えてます。
ビジネスホテルも数件ありますし、駅前に飲み屋街や食べ物屋もありますし。出張で来るといつも魚津のホテルに泊まって夜も魚津で飲み会と言うパターンが多い。最近はショッピングモールもあるみたいですし、やっぱり住むなら現実的に魚津がちょうどいいかもですね。
不動産屋さんと合流して魚津で部屋探し
不動産屋さんに連絡して、魚津の物件をいくつか見せて頂きました。この辺りにはマンションは無いので、賃貸アパートしか選択肢が無いんですよね。
・車で魚津をウロウロ。立山連峰マジ凄すぎやん
部屋に特にこだわりはなかったですが、収納多めで1LDKでサンルームがあれば良いなと。欲を言えば窓から北アルプスの立山連峰が見えると最高カモ。こだわり言い過ぎ?
サンルームって何?って思うかもしれませんが、部屋の中に作られたベランダのイメージ。富山って実は天気の悪さで有名。一年の半分は曇りか雨だとか…。そうなると洗濯物の部屋干しが多くなるので、この辺りの新しめ物件にはベランダではなくサンルームが付いているらしいのです。
・これが噂のサンルーム。見るからに便利そう
そして新しい拠点(新居)が決定!
現実は選べる程物件が無い上、良い物件は当然埋まってます。すると一軒だけ希望を全て満たす物件が!サンルームもちゃんと付いてます〜。でも予算オーバー。ちょい苦しいですが、そこは節約と仕事を頑張ると言う事で…。
広さも一人暮らしにはオーバースペックの2LDK。東京の自分の部屋より大分広い。広すぎで逆に困りますが、一部屋を山装備専用部屋にして、家族や友人も泊まりに来てくれると言う事で解決。
・窓を開けると驚きの光景が!ブラボー!
そして何より、なんと窓からは立山連峰がドーン!やったぜ!って感じです〜。こう言うの夢だったなぁ〜。
しかもたまたま海のすぐ側で。そんなに海が好きな訳ではないですが、海の側に住んだことないのでなんか新鮮!でも津波が来たらイチコロです…。
・海沿いをランニング予定。釣りもできそう
宇奈月温泉に向かうの巻
部屋が無事に決まったので今日のところは撤退しようと思いましたが、折角プライベートでここまで来たのでもう少し観光気分を味わう事に。
黒部宇奈月温泉駅からローカル電車で逆側の山方面に30分程進むと宇奈月温泉があります。まだ行った事ないので寄り道してみました〜。
・宇奈月温泉に到着〜。駅前は蒸気がモクモク
宇奈月温泉に着くと、温泉の噴水がお出迎え。結構山奥で本当に温泉なんかあるんかなって不安でしたが、予想より温泉街って感じでした。温泉ホテルが何軒か立ち並んで雰囲気もなかなか。綺麗な観光案内所があったので温泉の情報をゲットする事に。
・モダンな建物の観光案内所。上に温泉も有り
色々な温泉があるようですが、ほとんどホテルの温泉で一般入浴は16時までが多く、残念ながら時間が遅かったのであまり選択肢はなかったです。
・古いけど結構立派な宇奈月グランドホテル
折角なので少しでも大きめの温泉に入りたいと思い、宇奈月グランドホテルに行く事にしました。別名湯快リゾートと言うらしく、中々立派です。なんと23:00まで日帰り温泉が可能。平日は500円ですが、休日は倍の1000円なのがたまに傷ですね。綺麗で広々とした温泉〜。露天風呂がもうちょい広いとより良かったかもですね。また来ます〜
・ロビーのソファでまったり。売店もデカい
登山ブラックラーメンを食す
風呂入ったらなぜかメチャメチャ空腹モードに。来た時は全然だったのになぁ。まぁ昼も新幹線でオニギリだったし。こんな時間に食べ物屋なんかやってるのかなって思いつつも、とりあえず駅前に戻るとなんとラーメン屋発見!迷わず飛び込みました〜
・駅前のラーメン屋 おかめん
店内には無愛想なマスターと背中に哀愁が漂うオジ様が一人。メニューを見ると色々なラーメンがずらり。どれも旨そうなんですが、私はあるラーメンしか見ていませんでした…、それは
今回の旅で昼に絶対食べようと思っていたのですが時間が取れず諦めてました。まさかここで食べれるなんて〜。お味はシンプルな濃口醤油ラーメンって感じで味わい深い!
腹が減っていたことも追い討ちをかけ、かなり美味しく頂きました。また富山に行ったらいろんな富山ブラックを食べたいと思います〜
・遂に富山ブラックラーメンにたどり着く〜シブイ
トロッコ電車のある黒部渓谷鉄道駅
お腹いっぱいなって、さあ帰ろうと思いましたが、次の電車は当分先…。町にも駅にもほとんど人がいなくなりかなり寂しい状況に。ヤバイ!スマホの電池も後僅かやん〜。
そこでヒマ過ぎるのでトロッコ電車がある黒部渓谷鉄道の駅まで歩いてみる事にしました。
・駅から5分程歩くと黒部渓谷鉄道の駅に
・早くトロッコに乗りに来たいっす!
なるほど、駅は閉まってますが山岳ムード満点です。この駅から黒部ダムに行くんでしょうね。今後何回かお世話になる思いますので楽しみにしておきまーす!
・道のりは意外と単純では無い。そう言う事か
駅に戻る途中に僧ヶ岳登山口の看板を発見。標高1855mで高さもちょうどいい感じだし、富山行ってからの一発目のお山はここで良いかもです。最初は近場の低山で慣らし登山に励む予定です!
・僧ヶ岳は恐らく富山で一番最初に登りそうな山
黒部転勤!これは天国か地獄なのか
もう随分長い間今の会社で、そして東京で働いて来ました。夢の?マイホームもゲットし、満員電車に揺られ片道1.5時間弱の通勤の毎日。
とにかく今の仕事と会社が好きで30代は仕事しかしてなかった様な気がします。仕事が趣味で完全に社畜。40代を目前に、肥満で健康診断の結果が明らかに変化。仕事のストレスも凄い。山を登り始めたのはその危機感からです。それから4年、山は私に仕事以外の色々な事を教えてくれましたし、これからももっと色々な山を登りたいし挑戦したい!と思わせてくれました。最近良く長野方面等に遠征をする様になり、車の運転や交通費がキツいなと思い始めてました。そんな矢先に笑顔の部長に呼び出されたワケです…。
家族を東京に置いて黒部に行かなきゃ行けない理由は色々あるんでしょうが、私が行かなきゃいけないんだろうなと言う事は前向きに理解出来ました。山が好きだからって決して黒部に行かせてくれなんてお願いしてませんし。妻も娘も相当驚いていましたし、今回の件で社内の私を知る人達はほぼ私が左遷されたんだろうなと思っていると思います。黒部なんて誰も行きたがらないのが現実。と思うとちょっと残念な気がします…。本当にこれで良いのか…
しかし今回の旅を通じて、これは私にとってかなりチャンスな事であると確信も出来ました。家族とは滅多に会えなくなりますし、寂しい毎日になるかもしれません。その代わりに毎日満員電車に揺られる事も無く美味しく空気を吸いながら、アルプスと海を見て暮らす。これは夢見た生活?北アルプスもかなり行きやすくなり、まだなかなか来れてなかった北陸エリアにも近くなります。仕事も新しい事にチャレンジ出来ます。今のところ有り難いと思うしかありません〜!
黒部での生活や仕事が辛くなるか楽しくなるかは私次第。40代前半にしてもう一度自分の可能性と向かい合う、本当にいい機会だと感じております!(今のところ)
ではでは
・新しい生活が始まる予感!