今日も山を登って来ました

山登りのレポートや写真を紹介します!

妙義山の白雲山縦走に挑戦!

妙義山 相馬岳(標高1104m 日本二百名山

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表妙義白雲山縦走ルート

登山日 2020/2/23(日)

総歩行距離 7km/累積標高差↑1000m↓1000m

活動時間 6:40

体力度★★★☆☆

危険度★★★★★

絶景度★★★☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

【コースタイム 登り】

妙義神社 →白雲山→相馬山山頂 3:45

今回の結果 3:10

【コースタイム 下り】

相馬山山頂 →第二見晴し→妙義神社 3:40

今回の結果 3:20

※結果のタイムは休憩時間も含む

【登山口へのアクセス】

道の駅みょうぎに無料で駐車可能。登山者専用の駐車場アリ。登山口は妙義神社の裏にあります。

 

相棒と妙義へ!最後の挑戦

こんにちは!イモショウで〜す。

先月になりますが、山登りの相棒たかみーさんと群馬の妙義山を登って来ました。とってもグレイト山なので、引越す前にレポをまとめておきたいと思いました!

それと、これまで様々な山を共に登って来た相棒のたかみーさんとも今回の登山が一旦最後。正に妙義山は最後に相応しい山でした!

 

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・見るからに厳つく大迫力の妙義山へGO!

 

ちょっと危ない妙義山について少し予習

妙義山は簡単に言うとグンマにある巨大な岩山の集合体で、大小の岩山が集結する西上州の長と言うべき山です。その厳つく生々しい山容から日本三大奇景に認定されている見ても楽しい山。ナメック星ばりのカッコええ岩が乱立するので、いろんな奇岩を見て回る石門巡りが有名。

まだ登山をやってなかった時は、妙義やら碓氷やら漫画のイニシャルDのイメージしかありませんでしたけど。

 

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・妙義には想像を絶する世界が広がる!

 

しかしその山容であるが故に、上まで登ぼるとなるとかなりデンジャラスらしく、難易度が高い言う噂も…。妙義山の登山道には主に表エリアと裏エリアがあり、これらを縦走するのが超マゾな方に大人気!

 

妙義山にはロングでデンジャーな鎖場が多数

妙義山(表)は主に白雲山と金洞山の二つの岩山から成ります。マップを見て頂ければ分かる様に、山の上の方は危険マークが乱立。これは誇張じゃないんです、マジなんです!

 

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・超図解!恐怖の妙義全容マップ

 

危ない岩山であるが故にクレイジーな鎖場が乱立し滑落事故続出。特に表妙義の白雲山の「奥之院」や金洞山の「鷹返し」と呼ばれる鎖場は死亡事故多発で有名みたいです。

登った後で調べて分かったのですが、今回歩いた表妙義縦走路は、山と高原地図では難路分類の初級、中級、上級に属しない、最上級に指定されてるらしく、一般道では北アルプスの大キレットやジャンダルムより危険とかそうじゃないとか。日本で谷川岳より亡くなってる人が多いんじゃないかとの説も…。

 

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・どの鎖場も長くて壁みたいなのが当たり前!

 

この鬼畜鎖場群は、アルプスの岩場と比較するとどれも急で長く、スタンスが少なめなので鎖で懸垂する腕力が必要とされるみたいです。

今回は初妙義と言うことで白雲山に挑戦してみました〜。金洞山には行きません。(行けません)

【スタンス】岩場の足掛り。ホールドは手掛かり

 

妙義神社から白雲山に向けて登山開始

道の駅みょうぎに車を停めると、まず妙義神社の境内を抜けて登山口へ。しょっぱなから色々警告がされていてちょっと面くらいます。

 

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・よっしゃ!上級者じゃないけどがんばるで!

 

登山開始するといきなりめちゃ急登続き。鎖場も早々に登場です。二月で冬だと言うのにこの暑さはいったい。雪も氷も1ミリも無し。いきなり汗だくになってしまいました。コレも異常気象?

 

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しょっぱなから激しい急登で一瞬で汗ダク

 

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・なんかやたらと鎖が長くない?まだ楽勝だけど

 

「大」だけにデカい!謎の大の字マークに到着

どんどん高度を上げて行くと謎の漢字の大の字の看板にたどり着きます。これは麓から見ていてとても気になっていた場所。

大への道のりはまあまあ大変で、大の手前の鎖場もなかなか気合いが必要ですが、登り切るとやっぱ大がめちゃくちゃデカくて感動も大!大から見る景色もめちゃ雄大

 

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・白雲山の中腹に見えてた謎の大の字

 

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・意外と簡単ではなかった大へのアクセス(汗

 

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・景色はめちゃ凄すぎて感動大!来て良かった

 

そして本当の試練の始まり

大を過ぎてしばらく進むと次は謎の「辻」という看板が出現。何かと不思議な物が色々ある山です。しかし実はこの辻、意味は不明ですがここからルートがより危険で険しくなるサインだったんです〜。

 

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・オラあの上に行きてーぞ!(byゴクウ)

 

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・辻の文字の上のペンキの文字が生々しい

 

不安な気持ちになりながらも先に進むと奥の院と呼ばれる人工的な石窟が。この洞窟に入ってその先に道があるのかと思いきや、小さな祠があるだけで行き止まりでした。じゃどうやってこの先に…?

 

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・道はこの石窟で行き止まり…、どうすれば

 

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・正解は洞窟の脇にある鎖が順路

 

洞窟の横の壁にぶら下がった鎖を見て唖然とします。鎖の横にはまたペンキで上級の文字。これホントに登山道なの?ただの岩壁でとても登れる様な感じではありませんけど。

 

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・ヤバい感じですが行くしか無い!

 

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・タテ移動からのヨコ移動、そしてまたタテ…

 

この奥の院の鎖場はスーパー垂直な30m。今まで登った鎖場よりかなりキテます。登りきったと思うと水平鎖移動からの、また数メートル縦移動。噂によると昨年に滑落による死亡事故が起きたばかり。

難所を、なんとかクリアしても、その後も垂直に近い岩のぼりは途切れず…。そして高所恐怖症気味の私はだんだん気づいてきました。

今日の登山は相当ヤバいと…。

 

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・その後も岩壁登りが多数。ヤバくない?

 

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・すぐ背後は常にこんなんなんだけど…

 

鬼畜鎖地獄アンド爆風尾根歩き!

垂直移動の連発によりどんどん高度を上げ、無心で岩や鎖場をよじ登り、やっとで上まで登りきりました〜!あまりの壮絶な登りに気づくと最初のテンションが無くなってました。

ホッとするのも束の間、更なる試練が始まります…。

 

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・「見晴」に出たけど爆風で飛ばされそうやん!

 

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・なんだこの景色は!オラ、コエ〜ぞ〜

 

そして遂に尾根歩き開始。吹き付ける爆風、道のすぐ隣は常に崖っぷち。岩で歩きづらく小刻みなアップダウンの連続。疲労も追い討ちをかけてホントにこのまま進んでも大丈夫なのかと不安になります。しかしこれからが本番でした〜(汗

 

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・ビビリじゃなくてチビリ岩の間違いじゃない?

 

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・なんだこりゃ〜、カイジかよ!死んじゃう!

 

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・常にスレスレ歩き。頼むから風おさまって〜

 

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・今度はハマって出れへん。ダイエットします!

 

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・お次は背ビレ岩!左右は断崖絶壁か〜

 

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・お助け〜!なんて日だ!

 

尾根に出てからもうなんて言うか、凄すぎて声も出ない。これは絶叫アトラクション?。「ビビリ岩」とか、岩壁に斜め上方向に鎖が伸びていたりして、どうなっているのか訳が分かりません。

ナイフリッジな鎖場の「背ビレ岩」は、奥穂高の馬の背かと思いました(行った事ないけど)。どれももちろんミスったらジ・エンド…。

正直に申し上げますと、あまりにどもれ見た目が心臓に悪いので、途中でたかみーさんに引き返そうと提案してます。ワタシ、実は高所恐怖症なんです…。

 

登るだけが鎖場では無い

ビクビクしながらも尾根をどんどん進むと「大のぞき」というポイントに到着します。最初この名前の意味が分かりませんでしたが、その先の鎖場(またかよ!)を見て理解しました。

 

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・このぶった斬れた二つの岩が大のぞきの目印

 

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・下が全然見えない壁下り開始。こんなの初めてや

 

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・下りもヤバいけどこれ登れるのかね?

 

登りの鎖場があればそりゃ下りの鎖場もあります。問題はその長さ。ほぼ垂直に近い壁が4、50m続きます。間違いなくコレも難所であり核心部。ヒヤヒヤな上、腕がホントに疲れた…。

両神山の八丁峠の鎖場パラダイスや、赤岳の真教寺尾根の鎖場よりもこっちの方が全然上です。凄すぎ…

 

そして妙義山最高峰の相馬岳へ

これまで幾つの鎖を相手にして来たのでしょうか。連発する鎖場で、足だけではなく腕もかなり疲れて来ました。腕力や長時間鎖を掴める握力がないと、この山を登り切るのは正直無理だと思いました。

それだけではなく地味にアップダウンも激しいので、尾根では予想以上に体力を削られます。数々の難関を乗り越えて、ついに妙義山最高峰の相馬岳にたどり着く事が出来ました〜!

 

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・警告にもだんだん見慣れてきてしまってる

 

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・激しいアップダウンで削られる体力

 

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・そして妙義山最高峰の相馬岳に登頂完了!

 

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・山頂からの金洞山。スゲーカッコイイ〜じゃない!

 

下山もヒヤヒヤ 鷹返しには行きません

相馬岳を登り終えましたが、まだ終わりではありません。尾根を金洞山方面に下り、尾根の鞍部である堀切から中間道で妙義神社に戻ります。

中間道に下りずに進むと金洞山に行けますが、入口部分に悪名高き鷹返しがあるので今回は近づかない事にします。

 

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妙義山で一番ヤバいらしい鷹返しには行かず

 

それでもまだまだ険しい道のりは終わってませんでした。長い長い鎖場、登り返し等が連発します。

 

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・やっぱヤバい匂いがプンプンするわい

 

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・全然険しさが衰えない。長い鎖場も相変わらず

 

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・こんなんばっかでいい加減疲れてきました

 

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・突然絶景ポイントに!登って来た白雲山が

 

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・金洞山が間近に迫る。一番左端が鷹返し

 

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浅間山と裏妙義!大変でしたが感動大!

 

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・サラバ金洞山!またレベルアップして登りに来るで〜

 

帰りは中間道からのんびりと

中間道に合流すると、今までの岩場や鎖場が嘘の様になくなり、普通のハイキングコースになります。本当にホッとしました。このルートになると人も結構多め。上ではヒヤヒヤの連続で、常に気が張ってましたので本当に安心〜。

中間道をのんびりと歩き、妙義神社に戻ります。乾燥してる上に、花粉が凄すぎてクシャミが止まらず辛い。第二見晴らしでゆっくりと昼食をとって休憩してから戻りました。

 

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・中間道に合流。所々に春の息吹が

 

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・謎のスチール階段。ピカピカして凄い結構ロング

 

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・第二見晴らしでやっとの昼食。

 

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・景色が良いので休憩にオススメ〜

 

二人とも無傷で無事に下山。それにしても久々にかなりスリリングな登山でした!金洞山はもっと凄いと聞くので、また富山から戻って来てから挑戦したいと思います。今度は白雲山と金洞山をセットで挑みたい!なんて。(高所恐怖症克服しないと…)

挑戦される方は心して挑んでください。本当にお気をつけて〜。この山はかなりクレイジーです!

 

磯部温泉にてたかみーさんとお別れ会

旅の無事を労い、疲労と花粉を落とす為に温泉へ。今回は色々探した結果、少し離れた場所の磯部温泉に向かいました。

たかみーさんとは二年前から一緒に山を登る様になり、共に色々な山を登り、成長して来ました。年が近い上に、登山レベルや趣味も似ていたので、本当に楽しかったです〜。私もまたそのうち帰って来るでしょうし、拠点が富山になってからも是非遠征して来て欲しいです!お互いもっと山を登ってレベルアップしましょ!

たかみーさんとの過去の山行のレポートはまた別の機会で紹介出来ればと思います〜

 

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・たかみーさん、これまで本当にサンクス!

 

磯部温泉は地図の温泉マーク発祥の温泉だとか。(そんな起源があったとは)なかなか良い湯で大満足です!本当に非現実的な素晴らしい一日でした〜

 

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磯部温泉「恵の湯」で反省会。いいお湯でした〜

 

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・これが温泉マークの起源らしいです…

 

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・最後は中華で晩餐〜!

 

ではでは