戸隠キャンプ場からの周回ルート
登山日 2020/6/27(土)
総歩行距離 17.3km/累積標高差↑1796m↓1797m
活動時間10:58
体力度★★★★☆
危険度★★★★☆
絶景度★★★☆☆←ガスガスで
※あくまで個人的な感想と計測
【コースタイム 登り】
今回の結果 7:16
【コースタイム 下り】
高妻山山頂→戸隠キャンプ場前駐車場 4:00
今回の結果 3:00
※結果のタイムは休憩時間も含む
【登山口へのアクセス】
車で上信越自動車道の信濃町ICか長野ICから戸隠キャンプ場まで40分程度。50台程度の登山者専用無料駐車場があります。トイレもあります。
バスの場合、長野駅から善光寺口 7番乗り場ループ橋経由戸隠高原行にて戸隠キャンプ場下車
【地図等の詳細データはヤマップにて】
https://yamap.com/activities/6801941
【後編】ここからは体力勝負!ハードな高妻山への道
こんにちはー!イモショウです。今回は前回のレポの続きになります。
戸隠山を無事にクリアした後、次に目指すは高妻山。戸隠山でアスレチックな岩場を楽しんだ後はいよいよ本番の山登りって感じです!久々の日本百名山への挑戦です〜。
・左端の戸隠山から右へ。ギザギザです(汗
戸隠山の山頂からは、絶壁スレスレの崖の上の尾根歩きになります。特に危険な事はなく、上がっては下りの小刻みなアップダウンの連続。これがずっと続くので結構シンドイ。
まずは中間のピークの九頭龍山を目指します。
・気合入れて歩きましょう!
・断崖絶壁スレスレを行きます。ガスってMAX
・小刻みなアップダウンが結構こたえるわ〜汗
・それでも全然近づかない高妻山
・九頭龍山に到着。アニキがなんか疲れ気味
一不動避難小屋が高妻山の入口か
九頭龍山から次に目指すは一不動避難小屋。ここまでもやはり下ったり上ったりの繰り返しで…。トレーニングにはもってこいなんですけどね。
やっとで、一不動避難小屋に到着して少しエネルギー補給をします。後で分かるのですが、一不動の一とは恐らく一合目の意味みたいで、ここがある高妻山の意味スタート地点てこと?この後数字がついた地名の場所がいくつか登場します。
・九頭龍山の後も本当にアップダウンは続く
・やっとで一不動避難小屋へ〜。ナゲ〜わぁ
・高妻山までここから2時間半。気合入れてこっ!
・立派な高妻山。少しだけ接近した様な
・小屋以降もしつこく続くアップダウン
珍しい花が咲き乱れる登山道を行く
小屋以降本格的な登りになります。だんだん疲れてきたし、なによりまとわりつくコバエがマジでうっとうしい〜。風が涼しいのが救いです。
辛いだけではなく、登山道は癒しの沢山の花が咲いてます。私はそこまで花に興味がないので、たかみーさんに花の名前などレクチャーを受けながら鑑賞しました〜
・なんかいかにも虫を食べそうな植物発見!
・絶滅危惧種のキバナアツモリソウらしいです!
・四普賢の四は四合目と言うことか。
・ヤバイ、アニキが完全にバテてます!もつかなぁ…
・下って来た山友テツさんと偶然に再会!ピンボケ〜
・中巻チェックポイントの五地蔵山へ
・五地蔵からまた下り、今度のピークは八観音
・八合目の八観音。コバエ絶賛増加中!
高妻山は目前!尾根を一気に登りきる
長い道のりでしたが、やっとで九合目的な九勢至へ。ここから一気に視界が開けて目の前に巨大な高妻山が出現!デカくてかなり雄大。山頂まで急で細い尾根道がずっと続いていて、これを登りきれば山頂と言う事なんでしょうね〜。あと一踏ん張りか!
・九勢至。やっと高妻山に取り付きました〜!
・後はこの尾根道を登りきるだけか!一気に行こう!
・アニキから「先に行って、絶対行くから!」との事
・結構急な尾根。やば〜、ムシダラケや〜
長くて山頂になかなか近づかない。たかみーさんは限界っぽくて、「必ず山頂まで行くから先に行ってくれ!」と言う男らしい言葉を私は受け止めて、ラストスパート!しかしこの尾根、上に行けば行くほど反り上がって行き、どんどん急になって行く。それに比例してまとわりつく虫の量も増加。最後は岩々なガレ場をよじ登り一気に山頂へ〜。時間も13時前なので、下山の方と続々とすれ違います。
・上の方はかなり急なガレ場であり岩場〜汗
・時間的に下山の方が続々。かなり登ったなぁ
・いい加減疲れた!これを登りきれば山頂か
尾根を登りきると山頂!ではなかった…
必死になって尾根を登りきる!私は山頂標識や休憩してる方を想像してました。
が、しかし、意表を突いて目の前に続くなだらかな尾根。山頂らしきものは見えません…。えっ、まだ続くの?山頂どこなん?って感じです
・山頂では無かった!なんか尾根が続いてる
・しかも岩場になってきたのですが…
凸凹な岩場を越えて〜
緩やかな稜線歩きをしていると、今度はデカい岩がゴロゴロ出てきます。金峰山の山頂に似た雰囲気。なんか意外と見所の多い山ですね。
こんなところでコケたら大怪我しそう。気を付けねば。岩場を乗り越えて行くとやっと向こうに山頂標識が見えました〜
・十合目の十阿弥陀。謎のオブジェ
・険しい岩場ゾーン。元気なら楽しそうだが
・やっとで山頂標識が見えた〜!
そして感動の山頂へ〜、日本百名山36座目!
やっと山頂に到着!久々の日本百名山登頂。なんだかんだで日本百名山はハードで楽しげな山が多い印象。
戸隠山経由でのここまでのコースタイムは8時間以上ですから、そりゃ楽なわけないよなと思いながら放心状態。ボーッとガスり気味の景色を眺めました〜
・とーちゃーく!マジで疲れた!縦走だしね
・結構曇り気味ですが、白馬岳も見えました!
山頂の先に乙妻山があり、そこまで行ってしまう方もチラホラ。往復で1.5時間ぐらい。元気すぎですね。高妻山オンリーなら行っていたかもしれませんが、今回はパスです。
・本日は乙妻山には行きません!キッパリ
無事にたかみーさんも到着!
岩の上でぼーっとしながら、そう言えばたかみーさんはどうなっただろうと思っていると、向こうの岩場にたかみーさんが!もし来なかったらどうしようと少し心配でしたので、無事に到着して一安心!
昼をまわってますが、その後も登頂される方がチラホラ。その後みんなで写真を取り合ったりお喋りしながら、ガスがスッキリと取れるのを祈りました。もちろん取れませんでしたけど…
・休憩してるとなんと岩場に兄貴が!
・あー、良かった!アニキも無事でした〜
・二人で登頂完了!久々の大冒険ですね〜
・ガスっていても色んな山が見えて良かった!
・特等席で昼食中。気持ちいい場所です
下山はムシの大群とのバトル
下山は上り程辛くはないはず。時間もあるので一気に下ってしまいたい。でも現実は上り返しもあり、楽勝ではありませんでした。
それよりも問題なのがコバエやアブ…。絶対午前よりも増えてるし〜。コバエの大群がバチバチと顔や首に特攻してしきます〜。手でムシを払いながら、今日何匹こいつらを食ったのだろうか…。虫除けネットを装備してた方は完全に勝ち組です。車からマスク持ってきておけば良かったかも。ここまでムシ多いのは初めて。今の時期はムシ対策は必須ですね!
・時間が心配なので下山しまーす
・もう本当にコバエ天国。異常発生ですね…
・単純な下りではないのがミソ。またあれ登るの?
六弥勒(ろくみろく)には分岐があり、弥勒新道に入れます。最初この分岐を見落として、五地蔵山まで行ってしまいました〜汗。この新道は戸隠牧場までの直通の道です。
道は良く整備されていて、フワフワでとても歩き易い!少し長いですが、見晴らしも良く、このエリアの山々や牧場を一望出来ます。かなり気持ちいい道でした〜!下山におススメ。
・下山は、六弥勒の分岐から新道を使いました
・妙高や火打等この辺りの山が綺麗に見えます
・この新道は本当に歩き易くていい感じ〜
・熊かと思ったらサルでした!
・立派なギンリュウソウ
・謎のブナ仙人
・新道の後半は気持ちいいブナの林〜
・小川に着いたらゴールは間近!
・至福のひととき
・下山して戸隠牧場に出ました!
戸隠牧場からキャンプ場を抜けてゴール
やっとで下山完了!長い道のりでしたので本当にホッとしました。めちゃくちゃ広大な戸隠牧場をのんびりと歩きキャンプ場を目指します。
・戸隠山と記念撮影〜
・広大で素晴らしい牧場です
・またもやいい感じの水場が〜
・ウヒョ〜、つめて〜
・馬とか眺めながらのんびりと。のどかや〜
今時のオシャレな戸隠キャンプ場
牧場を抜けるとキャンプ場へ。キャンプ場は良く整備されていてお店等の施設も充実してます。多くのキャンパーの方で賑わってました!
それにしても皆さんの車もテントも洒落てて今風の方だらけ。キャンプ流行りを実感。めっちゃ楽しそうだし、バーベキューの香りがヤバいです!腹減ったわ〜
・オシャレキャンパーだらけの戸隠キャップ場到着
・なんと大好物発見〜!
・二人で記念撮影!キャンプ場にて
・やっとでゴール!めちゃくちゃ大冒険でした〜
・戸隠と言えばやっぱ忍者!
本日のご褒美はやはり戸隠蕎麦!
温泉に向かう前に、腹が減ったので先に飯を食べようと言う事になりました。観光地のお店は閉まるのが早いので。戸隠と言えばやはり日本三大蕎麦の戸隠蕎麦(たかみーさんに教えてもらいました)。築山と言うお店で天ざるを頂きましたが、これが激ウマ!これまでちゃんとした蕎麦を食べた事が無かったせいか、こんなウマい蕎麦を食べたのは初めてかも〜。蕎麦ってこんなに美味しいのか!天ぷらもサイコーでしたが、蕎麦がほんとにヤバかったです!
・戸隠と言えば蕎麦!ギリギリ開いてたお店へ
・激ウマ!こんな上手い蕎麦食った事ねーっす!
本日はたかみーさんと久々にハードな登山を楽しめました!これまでも二人で色々とむちゃして来たので、この感じは久しぶり。アップダウンのせいか距離の数値以上にハードで、消費カロリーも凄い事になってました。
アスレチックでスリリングな戸隠山と、ハードで花が咲き乱れる高妻山はお隣なのに全然別物な山。片方だけでもかなり充実感は得られると思うので、一日で二つセットで登る必要はないと思います。二日に分けた方がもっと楽しいかもとも思いました!
・最後に鏡池に映る戸隠を見てお別れ
・長野市の温泉へ。長野に来たら毎回ココに来たい!
長野市の裾花温泉うるおい館は源泉掛け流しで、広く色々と充実した温泉。かなりいい感じでした!リピーター決定〜。
また次回もこんな楽しい登山になる事を夢見て仕事を頑張りたいと思います〜
ではでは