蝶ヶ岳(標高2677m )
三股登山口からのピストンルート
登山日 2020/11/8(日)
総歩行距離 11.9km/累積標高差↑1451m↓1449m
活動時間6:59
体力度★★★☆☆
危険度★★☆☆☆
絶景度★★★★☆
※あくまで個人的な感想と計測
【コースタイム 登り】
三股登山口4:30→蝶ヶ岳山頂
トータル 4:30
今回の結果 3:10
【コースタイム 下り】
蝶ヶ岳山頂3:50→三股登山口
トータル 3:50
今回の結果 2:40
※結果のタイムは休憩時間も含む
【登山口へのアクセス】
車で安曇野インターから50分。
80台の無料駐車場があります。トイレもあります。三股登山口にもトイレあります。
【地図等の詳細データはヤマップにて】
https://yamap.com/activities/8538731
ふらりと蝶ヶ岳に行くことに
こんにちは、イモショウです!
今週末は久々に登山仲間と北アルプスの表銀座方面からを登ろうと言う事になっており、蝶ヶ岳が有力候補。蝶ヶ岳と言えば、山頂が広々としており、目の前には穂高連峰の大絶景が広がるイメージ!(何年か前に行きました。ウル覚え)
今回みんなでのんびりと穂高岳や槍ヶ岳を眺めるも悪くないと思い、とても楽しみにしてたのですが、しかし案の定天気がダメでした…。
で、計画がパーになったので、今週末何をしようかと思い(当然山登るつもりなんですけど)色々考えましたが、やはり蝶ヶ岳に行きたい私。土曜の天気は完全にダメで、日曜はなんとな天気が回復基調でしたが、かなりの強風予報。でも蝶ヶ岳って別に危険な箇所はほぼ皆無だし、みんなで行くならともかく、ソロで爆風に多少煽られたところで、別に大勢に影響はないっしょ!って言う自己結論に至りました〜。パチパチ
そんな感じでとりあえず防寒着とチェーンスパイク持って蝶ヶ岳の登山口がある三股へ。爆風より雪の方が気掛かりな私なのでありました〜
・ガスガスの三股駐車場。意外と車がいます
ガスガスの中蝶ヶ岳登山スタート!
三股登山口に朝7時に到着。今回は常念には行かず(かなりキツいんで)、蝶ヶ岳までのシンプルなピストン。
山頂までのコースタイムは4時間半。三股登山口の看板には5時間半と記されてます。今日は日曜ですし、ソロなので、ササっと登って景色を堪能し、温泉入って早めに家に帰って明日の仕事に備えたいと言うのが本音。と言うものの、大分昔に来た時は、このルートは常念縦走の下りで使いましたが、結構急で長かった様な…。色々なレポや噂を聞く限り、楽勝そうではないのは確かです…。
天気は朝が曇りで、昼前から晴れる予報でガスガスの中スタート。序盤は気持ちの良い沢を抜けて行くルートです〜。
・秋のガスガスハイクスタート!
・沢が神秘的で素晴らしいっす
・そこら中に水が流れてます
・しばらく歩くと三股登山口へ。どんより
・本日のワールドマップ
・ささっ、コチラが登山口になります〜
・今日は死んでも常念には行きませーん
・かなりのウェッティ苔ゾーンです
・お馴染みの吊橋
・本当に水が豊富なんですね!癒されるわー
・沢が終わると本格的に登り開始
・とにかく階段が多いのがこのルートの特徴
・それにしても濃厚なガスだ…
天気予報的中!突然青空が広がり始めた〜
沢ゾーンを抜けて淡々と登る。辺りはガスで何も見えない。気持ちはいいものの、退屈で飽きてくる。まさかこの感じで延々と山頂まで登るんだろうか…。
と思っていたその時、突然ガスが晴れ始め青空が!本当に私が使ってる天気予報は良く当たるので、有料でもやめられません。
でもこのルート、実はほぼ眺望ないのでガスが晴れたところでって感じ。そしてまだまだ階段まみれ登り道は延々と続きます。やっぱこの山、楽勝ではないんですよね〜汗
・ガスが晴れて来たぞー!青空が
・スッキリ晴れました!雲高速移動してます
・結構シンドイ…。景色も変わらへんし(汗
・後1.7km。実はここからが地味に長かった
雪は無かったが、氷との戦い
北アルプスはどこも雪が積もりはじめております。ので、蝶ヶ岳も上の方は結構雪かなぁと思いきや、結論から申し上げますと全然雪積もってませんでした。良かった良かった。
が、しかし、雪はありませんが先日に降ったと思われる雪が溶けて、上の方の登山道はカチカチに凍っております…汗。それが結構滑るので、ヒヤヒヤ(汗。チェーンスパイクは必須な感じで、着ければなんて事ないんですが、なんか装着するのが面倒でツルツルしながら先に進んでしまいました。
・解けた雪が凍っております…
・上の方は雪は無いけど凍りでツルツルバトル
・やっと樹林帯を抜けて雲を纏った常念が〜
・やっとここまで来た!あとチョイ
・澄んだ青空〜。クリアな穂高に会えるね!
・雲は低い。雲海に浮かぶ穂高が見れるの?
・下界がガスってる理由。雲海モクモク
遂に山頂へ!冷たすぎる爆風の洗礼が〜
クリアな青空を見ながら遂に山頂へ!広々とした穏やかな山頂。
そしてお楽しみの大迫力の穂高会えると思ったらなんと、穂高に雲かかりまくりでした…涙。空はめちゃくちゃクリアなのになんでって感じ。その雲はずっと取れる事はありませんでた…。それでもとても素敵でしたけど!
それよりも問題なのが、天気予報通りの爆風!結構吹き荒れてます〜。そしてその風が冷たいのなんのって…。防寒着を羽織、手袋も一段階厚い奴に変えました。危なくはないのですが、じっとしてたらブルブル震えてしまうので、ゆっくりも出来ません。昼飯も食えず。あー、本当にみんなで来なくて良かった。
槍ヶ岳がギリギリ顔を出しそうだったので、なんとか風を避けながら粘りまくり、槍を拝んだら早々に退散しました〜。久々に震えまくりました〜。冬は寒い!
・遂に山頂へ〜!穂高に結構雲が…
・とりあえず蝶ヶ岳に登頂完了!
・誰か穂高の雲を取ってくだせ〜
・本当にここからの穂高は大迫力!
・めちゃくちゃ雲動いているけど、雲取れず山
・風が吹き荒れる〜。寒くでじっとできへん
・常念の雲も取れないが、これはこれでアリ
・展望図示盤の方へ移動しました。サビ〜
・蝶ヶ岳の展望図示盤です。サブサブ〜汗
・冷風が無ければ最高の天気だったのに…
・槍の雲は取れそう!意地でも待ちまーす
・こんな天気でも人はポツポツ。凍える〜!
・やっと出て来てくれた槍様!ワンダフォー
・槍見たら行きたくなって来た〜!
・死にそうなんで退散!槍はまた来年?でいい
・寒すぎるからとっととズラかる〜
・昔助けてもらった水場は枯れてました
・常念にもまたゆっくり登りたい!
・少し下りると穏やかな気候へ
・退屈なので苔の写真を撮って遊ぶ
・こっちもコケ
・どどーん!出たーゴジラ
・しまったーっ!!!
・そして沢に癒される
・水って本当に素敵〜
・予定通り早めに帰って来れました
・道中はイマイチだが山頂が最高な山でした〜
コンパクトで程よい登山が楽しめました
山頂は爆風で極寒でしたが、景色も最高でしたし、そんなに急いでない割には、早い時間で帰って来れてサンデー登山には持って来いな感じでした!
これで山頂の気候が穏やかなら、絶景を眺めながらランチしたり昼寝したりして最高なんだろうなぁ〜とか想像してみたり。道中は眺望もほぼ無く、階段ばかりであまり面白みはないですが、トレーニングと思えばアリなのではないでしょうか。
それにしても上の方の登山道があんなに凍っていたのは誤算でしたね。軽アイゼンはお忘れなく〜。滑りまくります。
穂高も槍ヶ岳も最高でしたので、眺めるだけじゃなくて、なんかまた行きたくなったのが本音です!
・紅葉を見ながら温泉へ〜
・ここの温泉久々〜。いい感じ!
ではでは