今日も山を登って来ました

山登りへの思いやレポートを写真で紹介するブログです

四阿山にてヒヤヒヤスノーハイク

四阿山(標高2354m 日本百名山

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あずまや高原ホテルからのピストンルート

登山日 2021/1/30(土)

総歩行距離 10.2km/累積標高差↑900m↓900m

体力度★★★☆☆

危険度★★☆☆☆

絶景度★★★☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

あずまや高原ホテル→四阿山(ピストン)

・登りCT3:10 →結果4:00

・下りCT2:30 →結果3:00

・トータルCT5:40 →結果7:00

※結果のタイムは休憩時間も含む

 

【登山口へのアクセス】

車で上信越道上田菅平ICより国道144方面に30分

あずまや高原ホテル駐車場に無料駐車場50台があります。あすまや高原ホテルは残念ながら閉業してしまっている様です。以前来た時はトイレを借りれたのですが注意が必要です。

 

【今日の温泉】

万葉超音波温泉 380円

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長野の上田に向かう途中、千曲市戸倉上山田温泉を通過した際にたまたま見つけた温泉で、不思議なネーミングとその雰囲気から、帰りに絶対寄ろうと思っていました。

そして帰りに寄って見たら大正解!中の雰囲気は銭湯みたいな感じで、地元の方でとても賑わってました。でもお湯はしっかりと温泉で、硫黄の香りがプンプンして、少し熱めでかなり私の好み!恐らく炭酸的なガスも出ており、だから超音波と言っているのかも。サウナや水風呂がないのは残念でしたが、露天風呂もありコレで十分。しかも驚きなのがこの内容で料金が380円〜。ちゃんとシャンプーとボディーソープも備えてあり、凄まじいコスパ!これはもうリピート確定です!近所にこんな温泉あるといいなぁ。通うのに

http://www.manyoonsen.com/s/

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/9607366 

 

【登山レポート】

樹林帯を抜けると目の前には真っ青な空と、どこまで続く白い雪原が広がってましした!あぁ、この感じ久々かも〜。

今日はカメラ片手にユルりと雪山ハイク!とか言いながら、スタート時間が朝10時前って流石に遅すぎじゃない。なんか最近全然気合いが入らなくて。

折角長野まで来たんだし朝からホテルで朝食を食べ、コーヒーを飲みながらダラダラ。実は朝食マジで美味かったです!それにしても夏のあの情熱は何処に行ってしまったのだろうと懐かしむ今日この頃。

四阿山に来たのはちょうど三年ぶり。前回も冬に来たわけですが、へっぽこな私でもチェーンスパイクでストックも使わずに登れた記憶があり、雪も程よい量であまり苦労せずに山頂に着いた様な気が。今日はあの時の記憶のまま来てしまったので、今回も楽勝だと思いこんでました。

風は天気予報通り結構強めですが、雨や曇りは無く胸がすく様な素晴らしい青空が広がってました。北アルプス浅間山も見えてるし〜。これから向かう先に四阿山も見えますが、山の上の方は少し厚めの雲に覆われてます。山頂はきっと荒れてるんだろうなぁ。

流石に前回よりは明らかに雪は多いみたいなので早い段階でワカンに履き替えました。写真を撮りまくりながらザクザクと雪原を進むと、下山してくるグループとすれ違いました。その後もまた下山して来る人が。まだ午前だから流石に登頂して戻って来れる時間ではないはず。なんかあったのかなと不安に思っているうちにどんどん雪は深くなっていきました。あのう、まだ序盤なんですが…。またこのパターンですか。実は私の後にもワカンなグループとかいてなんとなく安心してたのですが、気づいたら誰もいなくなってた…。時間も遅いし、急いで登る気力もパワーも湧かない。山頂はまだ相当先だなので、なんとなく登頂出来ない気もして来ました…。

 

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四阿山高原への道は雪が多くて来る途中、車がスタックしてめちゃ焦りました(汗。テクでなんとか脱出しましたけど


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・あずまや山高原ホテルに到着〜。ホテルはコロナで閉業してしまったみたいで本当に残念。一回泊まってみたかったのになぁ


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・本日のワールドマップ

 

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・ではスタート!めちゃ気持ちいいやん


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・時々突風で木々の雪が舞って来てビックリ!

 

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・雪のダストでおひさまもキラキラ〜


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・看板がなんか可愛い


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・樹林帯の出口が見えましたで


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・す樹氷帯を抜けると素晴らしい雪原と青空!


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・天気良くても四阿山には厚めの雲が


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浅間山チラリズム。結構風強め


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北アルプスも!雲がちょい邪魔やん


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・何気に遠い四阿山。この辺で引き返して来る人とすれ違うことに


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・急に雪が膝ぐらいまで深くなって来た。コレじゃ全然前に進みません(汗


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・そして再び樹林帯。雪深くて地味に疲れます


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・中四阿山でしょうか。白くて綺麗〜


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・なんか樹氷が凄い事になって来たし


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・素晴らしい!白樺と樹氷の相性バッチリ


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・かなりナイスです!


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・ビューティフル! でも歩き辛い!


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・樹木が変わって来ました。正直シンドイ


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・登りが急になった上、油断すると股まで踏み抜きまくり。風も強くなり更に状況は悪化…

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休憩しながら登って来たズボズボゾーンを振り返る。もう昼まわってるし、天気悪化して来たし、結構寒くなって来たし、後は誰もいないし、もう時間切れかもしれません。まだ先は長そうやしどうしたものか…。

この辺りで、スキーで滑って降りて来る人数やスノーシューの人と何人かすれ違いました。ウラヤマ。こんだけ雪あると最低でもやっぱスノーシューが無いとキツいんですかねぇ。ていうかオマエもっと朝早く出発しろよ!しんどくても頑張って歩けよ!って自分にツッコミたくなりました(涙


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・山頂まだかいな。せめて雪浅くなってよ

 

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・山頂が見えて息を飲む。まだ結構距離あるし、山頂に厚い雲がかかっていて天候もヤバそう。仮に山頂行ったとして何時に着くの?下山ヤバくない?引き返すタイムリミットは14時。撤退するか葛藤中。


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・ここまで来たし、時間がないだけでまだ全然元気だし、と思いながら山頂に向かっている私。もうちょいかな


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・山頂に接近。やっぱ天候荒れまくりでサビ〜よ〜。はよ登頂してさっさと退却しましょ!

 

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・最後の急登。意外とアイゼン無くてもワカンだけで登れてしまうもんなんですね。少しズルってなるけど大丈夫そう。


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・ハア、無事登頂出来ました!来れて良かった!撤退なんてありえんです

 

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・雪山なめんな(自分に)!色々疲れました


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・山頂の先はかなりの細尾根。どこに続く?


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・いい感じの根子岳。今度はあっちから来たい

 

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・冬に良く見るダルマ


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・気が済んだらダッシュで撤退!安全な場所へ


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・マジで寒いし。日が暮れたらコエ〜で少し(汗


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浅間山がドカン!手前の山はこの前登った黒斑山と外輪山ですね

 

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・下りもズボズボでしたが、意外と早く下りて来れた。ここまでくればもう安全かも


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・四阿高原の夕方が綺麗過ぎる。夕焼けにウッとりする私。

 

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・スタート時間が遅くて焦ったけど、この景色を見れたのでこの時間に下りて来て良かったかも。


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・最初ヒヤヒヤしましたが、今回も無事に何事無く、日が暮れる前に下りて来れて良かったです。帰りの運転が少し不安やなぁ〜


まとめ

四阿山のこのルートは夏やまだ雪が浅い時ならそこまで大変ではないはずですが、雪が多いとチョイ大変な事が判明しました。最低でもワカン必須で、スノーシューがないと山頂までたどりつけないかもですね。

それにしても今回は本当素晴らしい白銀の景色が楽しめました!久々に青空も見れてましたし。雪山って綺麗ですね〜。

今年に入ってからは、あまり必死に登らず、のんびりと山を堪能する事をコンセプトにしており、ダラダラ歩き気味ですが、たまには気合い入れて登らないとなんか体がダメになってしまいそうな気がして来ました。頑張らないとですね!

ではでは