今日も山を登って来ました

山登りのレポートや写真を紹介します!

西穂高岳へ残雪日帰り登山

西穂高岳(標高2909m )

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新穂高ロープウェイからのピストンルート

登山日 2021/4/3(土)

総歩行距離 7.3km/累積標高差↑940m↓940m

体力度★★★★☆

危険度★★★★☆

絶景度★★★★★

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

新穂高ロープウェイ西穂高口→西穂山荘→西穂高独標→西穂高岳(ピストン)

・登りCT4:45 →結果3:00

・下りCT3:25 →結果2:20

・トータルCT8:10 →結果5:20

※結果のタイムは休憩時間も含む

 

【登山口へのアクセス】

車で新穂高ロープウェイにアクセスするのがおススメ。バスもあるみたいですけど。

駐車場は新穂高センターに行くちょっと手前のの深山荘の横にある登山者専用P5駐車場が少し離れてますが広くて無料でおススメです。駐車場入口がトンネルの途中で少し分かりずらいのでご注意を。駐車場から新穂高センターまで歩いて5分ぐらいです。

登山口の新穂高口駅までロープウェイは第一と第二を乗り継ぎますが、第二からも乗れます。第二が有名な二階建てロープウェイです。第一からは往復3000円。第二からは往復2900円でそんなに値段変わりません。ザックの重さが6kgを超えると600円の荷物券が必要(計量します)。時期によって始発が変わるのでチェックが必要です。

 

【今日の温泉】

奥飛騨ガーデンホテル焼岳 700円

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大好きな温泉の一つで、今回は久々にここの温泉にゆっくりと入りたくて西穂高に行く事にしました〜。ホテルの温泉となりますが、日帰り温泉も入れます。ホテルの温泉だけに広くてゆとりがあり、沢山の種類の風呂があるのでゆっくり楽しめます。サウナももちろんあります。お湯は硫黄の香りが心地よい源泉かけ流し。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で素晴らしいお湯。広々とした混浴ゾーンもあるのですが私は混浴はすこし苦手です(笑。

後この温泉の良いところは、穴場的でいつもあまり人が居なく、静かなことでしょうか。基本宿泊している方が入ってますので、日帰り客はあまり居ないのかもしれません。

これまで何回も利用させてもらっているので、一回ぐらい泊まってみたいです!

https://www.okuhida-gh.com/

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/10506867

 

【登山レポート】

今回はソロでフラッと西穂高岳へ〜。

この冬はコロナで新穂高ロープウェイが止まっていたので、今年は西穂高に行けてませんでしたが、ロープウェイも再開して行ってる人の情報もチラホラ。まだ雪も残ってるだろうと思い登りに行く事にしました。

 

西穂高岳の冬はかなり危険な分類の山であり、(夏でも危なっかしいけど)二年前の冬に初チャレンジした時は、ルート上が終始ガチガチに凍っていてガスり気味で爆風。未熟で経験も技術も足りてない私はなんとか登頂したものの、生きた心地が全くしませんでした。ハッキリ言って怖かった…。

去年の冬はベテランな友人と共に厳冬期の西穂を目指しましたが、この時は更に悲惨な天候で、やはり凄まじい爆風の中、雪も結構あり西穂高までは無理と判断。独標で撤退しましたが独標すらも結構大変で身の危険を感じた程です。

と言う事で、私には西穂高の冬=とても怖いとこと!言う方程式が完全に焼き付いてしまってました。

 

で今回の天気はピーカンの青空。こんなにいい天気で雪の西穂を登るのはある意味初です。残雪期で結構雪が溶けてしまっている中登って来ましたが、まぁ確かに危険なとこではあったものの、正直過去の様な恐怖を感じることは皆無で普通に登って山頂へ。久々に登頂出来て嬉しいもののちょっと正直拍子抜け〜。

どっちかと言うと冬山と言うより、去年の夏に登った時の感覚に近い。自分がこう言うのに慣れてしまったのもあるかもしれませんが、天気やコンディション次第で雪山ってこんなに難易度が変わってしまうんだと実感。この前の唐松と同じパターンですね。

 

登ってる最中は暑すぎだし、ガレ場や岩場に結構雪が無かったりして、雪道より岩場をアイゼンで歩く方が危険だし疲れてしまうと言う現実。呆れてアイゼンを外そうとすると絶妙なタイミングでまた雪道になるし本当に意地悪。ペース配分を誤ったのか前日の睡眠の質が悪かったのか凄い体が重くて凄い疲れた。山頂で飯を食べなかった事もあり下山中なんてもうクタクタで…。

絶景も拝めてルートもスリリングで楽しくて最高なんですけど、もうちょい雪のある時に来たかったっす。私の知っている冬の西穂高はこんなもんではありません!(マジで)

 

 

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・朝から綺麗に剱岳が見えました〜


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新穂高に到着!早めに来たつもりが既にめちゃ車。今日は人多そうや


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・久々の新穂高センター。やっぱいいとこっすね〜


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・始発の1時間前なのにロープウェイには既に長蛇の列が…。

 

実は新穂高ロープウェイでは、たまたまインスタやってると二人目は無料キャンペーンをやっていて、カップルだらけ…。ソロの人ほとんど見当たらないし、すげー並ばされらし、密やし、なんかビミョーな気分でした。並んでいたら職員さんが、「インスタをやって無い方は、自動券売機でチケットを買って先にお進みください」って言っていて何人か先にロープウェイに乗らせてもらってたけど、ソロもだろうが!って後で気づいてイラッとしました。なんだこのサービス(怒。


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・やっと乗れた。行列が密過ぎて不安になります。とりあえず一個目のロープウェイを乗って


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・オシャレなしらかば平駅


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・ここからはお馴染みの最新鋭の二階建てロープウェイに


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・スゲー天気!西穂が呼んどりまっせ!


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・西穂高口駅に着いたら時間ないから登山口へチョッコーです


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・ワォ〜。ナイスな笠ヶ岳がお出迎え。今日の天気スゲーなぁ


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・皆さんどんどんツボ足でスタートして行きますが、私は面倒なので最初からアイゼンを装備。どうせすぐに着けるハメになるし。ダラダラ準備してたらかなり出遅れてしまって9時過ぎににスタート


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・しばらくは雪の林道歩き。気持ちええです


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・西穂のギザギザ見えてます〜


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・なんと西穂山荘までここから見えるとは!


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・お馴染みのとんでも直登開始(汗。西穂に行く時の最初の難関ですね。


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・マジで痺れる〜!急過ぎやしなげーし。なんとか登りきれば西穂山荘に着くはず


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・山荘に着いた!この前登った霞沢岳がお出迎えですね。しかし暑い〜、クソあちぃ〜!なんちゅう天気や


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・お久な西穂山荘。外に椅子とかテーブル無いんですね。冬だからか


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・スタートしてから40分ちょい。まずまずのペース。まだ10時前やし、そこまで急がなくても西穂に行けるかも。西穂登頂のデットラインは13:00だと思ってますので。


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・まだテン場にはほとんど人はおらず。しかし暑いです。全然寒くない。休憩しながら汗がヒクのを待つ

 

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・ストックをピッケルに持ち替えて、ヘルメットかぶって、じゃあそろそろ行きますか〜

 

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・なんか雪が少ないのですが…


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・それにしても西穂がスゴっ!もうこれで満足


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笠ヶ岳も青空に生える!


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・振り返れば焼岳と乗鞍


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・この前はあっちからこっちを見てました


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・丸山に登るだけで絶景は堪能可能。楽だしここでも十分満足出来そう


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・お次の目的地は西穂独標へ


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・独標に行くにはこの坂を登りきらなければならないが


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・雪が全然無いし…。結果アイゼンでガレ場を歩くハメに。あまりの歩き辛さと不安定さにアイゼンを外すべきか葛藤しつつも


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・するといいタイミングで雪道が現れるので、なかなかアイゼン外せず


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・独標に接近中。アイゼンでガレ場歩かされたせいか異常に疲れたし…。


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・ご立派な独標!でもまたもや独標に雪は見えないけど


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・とりあえずアイゼンのまま登る


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・えぇー、途中から全然雪ないし、アイゼンで登った事を後悔。なんじゃこりゃ、こんな目に遭うのは初めてや

 

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・独標山頂〜。アイゼンでガレ場、岩場を歩かされたせいでまたもや無駄に疲れる。もっと早くチェーンに履き替えるべきだった(汗


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・岩場アイゼン歩きの刑ですっかり戦意を喪失しているが、こんな天気でここで引き返すと言う選択肢は無い


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・ではその先へ。二年前の恐怖を思い出してちょっと緊張が。でも今回は残雪やし、前回とは天候が違いすぎるから


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・独標から先はちゃんと雪ありますが、暑さで表面がシャビシャビ


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・ていうか正直全然怖くない〜


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・でも下見るとまあまあ危険です

 

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・まずはピラミッドピーク!

 

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・西穂を見ていたら年配の女性に「主峰まで行かれるんですか?」と聞かれたので、行けたら…と答えておきました(絶対行くけど)。

女性は前回ピラミッドピークで撤退したらしく、「今回は主峰に行けますかねぇ〜」と聞かれたので、「まだ時間あるし天気がいいから大丈夫では」と社交辞令的で無責任な返答をしてしまいましたが、そんなの私が分かるわけないですよね(汗

 

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・では主峰へ向けて再出発〜


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・溶けて崩れんでくれよ〜


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・危険そうな場所はあるものの、正直今となってはと言う感じ


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・ていうかいつもよりめちゃくちゃシンドイのは何故?西穂こんなにハードだったっけ?西穂自体がしんどいのか、ペース配分がおかしいのか、暑いからなのか、アイゼンで岩を歩かされてるせいなのか。こんなにしんどい山じゃないはずだけど


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・この疲労でこの登りは流石に


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・チャンピオンピークって言うだけの事はあります。雪がある場所を選びながら


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・チャンピオンピークちゃんです。4峰の字がかっこいいかも


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・そしてこの一見ヤバそうな斜面をトラバース 


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・危ないは危ないけど、見た目程怖くないです。前回来た時はガチガチに凍って、あの時はアイゼンとピッケルがなかなか刺さらずめちゃくちゃ怖かった様な…


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・一応慎重に。雪が無くなったり、また出て来たりの繰り返し。アイゼンと岩が擦れる音が非常に不快


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・このトラバース は振り返るとこんな感じ


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・そして西穂高山頂直下へ到着


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・後はこの雪壁を登るだけ〜。ここはある意味核心部で、ここもまた前回は地味に死にかけたりもしたんだけど


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・何故か今回は楽しく登る事が出来ました!


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・二年ぶりの雪のニシホ!ロープウェイスタート組では山頂2番乗りでした。最初の若いカップルはタフで早かったなぁ〜


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・予想に反して正直全然怖くなく、難しくもなく、何故かただただしんどかった。(危ない場所である事には変わりないけど)


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・やっぱ奥穂もジャンも凄いねぇ〜!感動


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・吊り尾根もいい感じ

 

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・槍様にだけ何故か雲がかかり気味


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・雲の向こうに槍の先っちょ

 

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上高地と霞沢岳。二つともまた行きたいです


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・西尾根迫力あるなぁ。しかもトレース付いてるやん、


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・景色を堪能したので、ボチボチ帰りますか〜。こんなとこ登って来たなんて。周りの景色より、このアングルがとても好きです。

そしてまた私の悪い癖で、何も食べずに下山開始。最近食べるのがヒジョーに面倒な年頃。

 

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・私の後にいた人達が続々と主峰を目指して来ます


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・下りの方が迫力あります。かっこいいなぁ〜。

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・下りは楽だと安心してたのに、小刻みな登り返しで全然楽じゃない


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・独標から先のルートではロープで互いを縛ってる人が多め


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・道が細い上に、登って来る人(集団)が多くてすれ違い渋滞にちょっとイライラ(汗。こっちはソロなんだから先に通してよって思ってしまう。


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・マジでアイゼン外して楽になりたい


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・そしてお次は父親にロープで繋がれた小学生の男子に遭遇。小学生がなかなか下りれないので先に行かせてもらい、すれ違う時に少年に「怖くないの?」って聞いたら、真顔で小声で「とても怖いです…」って言ってた。そりゃ怖いよね…。こんなとこ絶対ウチの娘は連れて来たくないです。なんでこんな子にこんなとこ登らせるのかちょっと理解に苦しい。完全に怯えてるし。スパルタなんかなぁ


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・独標まで戻って来ました


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・独標は来た時より大賑わいでしたが、雲が上がって来て景色どころでは無くなってました。早く登って大正解でした!

 

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・あーあぁ


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・もうアイゼン限界。ここ下ったらアイゼンとります


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・夏山の風景


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・めちゃガスる西穂高


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・そして来た時よりかなり賑わう西穂山荘。14時前なので多分ラーメンに間に合ったけど、人多そうだし、疲れで早く帰りたいので今日はこのままスルーして下山しまーす


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・チョイチョイ登り返し入れるの勘弁して


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・14:30にロープウェイに到着。無事に帰って来れました。クソ疲れた割にはまあまあ早く帰れたな


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・密なの嫌だなぁ。なんか最近人の多い山が苦手になって来た様な


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・すっかり悪天候…。登ってる時晴れてラッキーでした!


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新穂高センターの自販機にはいつもコレがあるのがスンゴイ嬉しい〜(大好物)


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・春ですなぁ〜

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・今日の本当の目的はココ!ゆっくりします〜

 

今日は絶景の西穂高が満喫出来て大当たりでしたが、もうちょい雪があるともっとサイコーだったかも。微塵も凍ってなかったし、雪も結構無かったし。コレが残雪期と言う事か。にしても今年は雪溶けがチョット早い気がしますね。

やっぱ西穂高の冬は寒くて難しくてナンボ。夏とは全然違う楽しみがあると思います。来年はもうちょい早めに挑戦したいですね!

 

ではでは