雄山(標高3003m )
大汝山(標高3015m )
富士ノ折立(標高2999m )
真砂岳(標高2861m )
別山(標高2880m )
室堂から周回ルート
登山日 2021/6/5(土)
総歩行距離 10km/累積標高差↑1100m↓1100m
体力度★★★☆☆
危険度★★★☆☆
絶景度★★★★★
※あくまで個人的な感想と計測
【コースタイム 】
室堂→雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→別山→雷鳥沢キャンプ場→室堂
・トータルCT7:10 →結果6:42
※結果のタイムは休憩時間も含む
【登山口へのアクセス】
富山側からのアクセスの場合、立山駅からケーブルカーとバスで室堂へ。立山駅に無料駐車場があります。(900台以上)
立山駅からケーブルカーで美女平まで登り、そこからバスをに乗って室堂までの交通費は往復6300円となります。ていうか、前回は5000円弱ぐらいだっような。値上がりしてないか?雪の大谷が見れるシーズンだったから割増なんだろうか。長野側から来られる方はお馴染みの扇沢からどうぞ〜。あっちからも結構いい値段します。
【今日の温泉】
アルプスの湯 650円
立山からの富山方面への帰り道、上市町にある日帰り温泉施設。立山の帰りにたくさん温泉あって欲しいけど、そんなに選択肢はないです。このアルプスの湯は帰り道に気軽寄れる温泉で、これまで何回かお世話になってます。お湯の質はナトリウム - 塩化物強塩泉で十分に良き!全部ではないですが源泉のいい湯です〜。趣きとかはないですが、浴槽も広々しててとてもゆっくり入れます。サウナも水風呂もあり。いつも地元のご老人で賑わう温泉です〜
https://kamiichimachi-zaidan.jp/
【地図等の詳細データはヤマップにて】
https://yamap.com/activities/11563572
【登山レポート】
今回は残雪の立山をどっぷり堪能して参りました〜
立山は昨年三回も登っているので、若干飽き気味なわけですが、まだ立山名物の雪の大谷を拝めてないので、開山したら行きたかったいと思ってました。しかしなんやかんやで今月になっしまいましたけど。(雪が大分とけとるっちゅーに)
立山って今の富山の家から割と近いし、とってもいいとこなんですが、ネックなのが交通費。ケーブルカーとバスで往復5、6千円以上もかかってしまう。なのでフラッと行くには若干勇気がいる訳です。
後で知ったのですが今、富山県人限定の雪の大谷ツアーキャンペーンなるものをやっていて、これが実質6000円割引になると言う無茶苦茶な内容〜。うぁー!やられた!って感じなんですが、そういえば私、富山は仮住まいだから住民票も移してないし、免許の住所も東京のままなんですよね。考えるだけ無駄
てな感じで
・当日の早朝。家の前の海
・今日も剱や立山やご機嫌に見えます
・久々に立山駅にやって来ました
・ケーブルカーの始発の時間を勘違いして早く来すぎてもうた。まだ誰もおらんし
・そして本日久々に一緒に立山を登る、精神統一中のテラさん。キャップがかわいいオッチャンです
・時間潰しにその辺の草でカメラの練習
・ドラクエに出て来そうなスポット
・そしてケーブルカーへ。知らない間に切符売り場オープンしてて、あっと言う間に人混みになり、始発に乗れないという失態を犯す
・一時間弱バスに揺られながら景色を堪能していると立山に到着!そう言えば雪の大谷なんてあったっけ?
・立山雄山でございまーす!
・AM9:15 今日はまず雄山を登って、出来れば三山をゆるく縦走したい気分。三山の一つの浄土山は反対側なんで行きませんけど。じゃあ立山ニ山か〜。(どうでもよいです)
ちょいネックなのはバスの最終が16:30なのに、既にスタートが9時を過ぎてしまってるって事か…。
と言う事で急いでスターツ!
・立山って感じの安定の風景〜。残雪期ってとってもゼブラな感じなんですね
・途中の雪が無くなってるゾーン通過
・一の腰山荘までの道のりはなかなか疲れる。なんとかアイゼン無しで挑戦中
・あの先っちょが雄山。尾根に雪なさそうっす〜
・ハァ、やっと一の腰にとうちゃく〜(汗
・ちょうど休憩。五竜やエチコマの全身攣り事件から学習して、水分と塩分と行動食の補給を怠らない事に。日々の食事も見直し中。なんて真面目なボクなんでょう
・チョコバーをたべながら槍ヶ岳を眺める。雲は多いけど、結構いい天気じゃないか〜、ホラ
・ではそろそろ雄山にGO! 激登り開始です
・雪は1ミリもありせん。ひたすら岩場登りand急登
・ここ登ってる時の振り返る景色はみんな大好きな気がする
・黒部湖方面への風景。雄大です
・余裕のテラさん。いい顔してます
・室堂から人々が続々と
・立山登ると、ずっと、飽きるぐらい大日連山の景色です。凄い景色だからまぁオッケーなんですけど
・地獄谷付近は、硫黄で雪が黄色に染まってます。でも、この黄色は何故か裸眼では見えず、サングラスをかけると見えました。写真にもこの黄色が写ってましたね
・くぅ〜、クソしんど!テラさんに大分離されてる。写真撮るのに夢中だったと言う事で
・あともうちょいや、ハァハァ
・ゴール!雪も積もって無いのに予想より疲れたし
・鳥居もすっかり雪から出て来てるし。でも凄く風が強くて意外と寒いです
・AM10:45 到着完了〜、四度目の雄山!
・何回も見てるからあんまり感動はないけど、何回来てもいいとこには違いない
・槍も祝福してくれてるし、まあまあ疲れたし、じゃあ帰るか〜
・帰るか〜、じゃなくてこれからが本番なんだって。この尾根を歩くのが本日の目的やん。こっち側から立山歩くのは初の試み
・ではまずは大汝山へ。わりと近くです
・何故だろう。疲労なのか、一気に3000mに来てしまったせいで、空気が足りてないのか、自分が情け無いだけなのか、チョットフラフラして足に力が入らないのですが…
・AM11:15 二山目の大汝山。標識がショボし
・お次はあっちに見える岩山の富士ノ折立へ
・雪渓もありますが、アイゼン無しで行けてしまう。尾根上は結構風が吹いていて暑くはならないのが救い
・富士ノ折立です。チョイ危険ではあるので無理に登らずに巻く事もできますが
・もれなく登ってしまいます
・AM11:30 富士ノ折立。山頂までそんなに時間はかかりません
・登頂のご褒美の黒部湖のビュー!地味にこのエメラルドグリーンが見たかったのです。
・基本的にずっとこの景色。今日奥大日岳まで行けたら最高なのになぁ。無理やろなぁ〜
・じゃっ、お次は真砂岳っす
・岩場をガバーっと降下中
・振り返って富士ノ折立。なんて勇ましい!
・それにしても素晴らしい尾根歩き〜。何故か黒部側にだけまだかなりの雪が。雪のスレスレを歩きます
・んっ、なんか動いた⁉︎
・【奇跡1】おぉ、なんと雷鳥ではありませんか!しかもオスとメス両方セットです
・なんかスゲー久々に雷鳥を見た様な〜。一年ぶりぐらい?もう夏毛に変わってますね。雷鳥の写真を撮りまくりつつ
・たまにテラさんも撮っちゃう
・PM12:15 そして真砂岳にとうちゃこ!何故か雄山からこっち側に来る人はほぼいなくて、二人で貸し切り状態。楽しいのになんでみんな来ないんだろうなぁ
・後は別山を登るだけやけど、見るからに大変そうなんですが(汗
・室堂側を見下ろすと雷鳥沢のキャンプ場が。テント数はボチボチですかね
・別山の登り開始!たぶん今日最後の試練だと信じて
・ハァハァ、ヒィヒィ
・後もうちょいか〜。またテラさんに離されとる
・PM12:50 登りきりました!やっとで別山の南峰です。めちゃくちゃ疲れた…。ここが山頂に思われがちですが、多分山頂は少し離れたとこにある北峰の方なのです
・しかし、北峰方面への道にはびっしりと雪が…。先が見えんし。しかも誰かが行ってる形跡無し。行くかスルーするかヒジョーに悩ましい。もう13:00だから残り時間も少なくなって来てるし
・でも気づいたら来ている。ここが北峰です
・剱がドーン!(スーパーベタな表現)。北峰から見る剱岳は本当にサイコーなのです!別山は剱岳見る為の山やね
・【奇跡2】すると突然となりに再び雷鳥夫婦が出現!今日結構晴れてるのに雷鳥がいるもんですねぇ
・二人でハイマツつついているとこ眺めてるとなんか夫婦っていいなぁって改めて感じる。(ビミョーに夫にピン合ってないし)
・目の前で雷鳥を見るとやっぱ特別な鳥なんだと改めて実感。カラスやハトとはオーラが全然違う。目の赤いのが立派過ぎるし
・メスは何故かちゃんと女子って感じがする。カワイイっす
・ライチョウや絶景を眺めながら別山でオニギリ休憩中。時間も残り少ないので、ボチボチ剱御前に向かい、雷鳥沢から下山しますか
・【奇跡3】すると空に突然七色の光が!なんだあれは…
・薄い雲に出来る彩雲と言う現象らしいです。この6年山登りをして来て初めて見た。とても幻想的です。なんか今日は怖いぐらい運がいい日
・剱御前小舎まですぐかと思いきや、まあまあ距離がある。しかも雪渓も増し気味。なんとかまだツボ足で行けます
・今年も剱岳を登る為にボチボチ準備を始めないとです!またクソ辛いんだろうなぁ…
・PM13:55 剱御前に到着。バックカントリーの人達が何人かいましたので、楽しくトークしました
・テラさんと記念撮影!
・後は雷鳥沢を下るだけ。最初はツボ足でもギリギリ平気でしたが
・ウギャ〜!なんやこの大雪渓は!今までほとんど雪無かったのに最後の最後でこんな展開になるとは…(涙
・安心してください!アイゼンもピッケルも持ってますよ!
・勾配がキツ過ぎて最初はチョイ怖かったですが、すぐに慣れました。絶景下りめちゃくちゃ楽しい!
・凄まじき斜度
・たまに滑ってぶっこけるテラさん。ヒヤッとしますがピッケルがあるから安心。最悪滑落して止まらなくなっても大事にはならないと思うますが、見てて若干怖い…
・正面に雷鳥沢のキャンプ場。凄い景色です!
・無事下れました。あー楽しかった〜、良かった良かった〜
・川の向こうにキャンプ場が。ていうか雪の亀裂が凄すぎじゃない?キャンプ場ごと崩落しそうに見えて怖し
・いゃ〜、やっぱ立山の景色は素晴らしい。これで立山の夏、秋、冬、残雪、全部見たかも。コンプリートです!
・横の黒ずんだとこからキャンプ場へIN
・こうやって山の雪って溶けていくんですね
・PM15:00雷鳥沢キャンプ場にて ここから景色も本当に凄すぎやね。そりゃ皆さん来るわね
・タイムリミットがボチボチ迫っております。キャンプ場から室堂までの登りは最後の試練。疲れきってるから、マジでシンどいのです…
・うぅぅぅ、辛い〜、地味にナゲー
・振り返るとさっきいた剱御前雷鳥沢が
・改めて凄いとこを下ってきたと実感。もしアイゼンとピッケル持って無かったら詰んでますやん。登るのもしんどそうやなぁ。こっちまわりで登らんで良かった
・室堂になかなか着かない。硫黄で雪がほんのり黄ばんでます
・地獄谷と大日連山。やっぱ奥大日まで行くのは無理だったかぁ、残雪で行けるわけないか〜
・蒼く光るみくりが池と立山雄山、ナイスです!
・PM15:50 そして無事に室堂へ帰還!ギリギリ16:00のバスに乗り込めそうっす
・帰りのバスはなんと天井が窓になってるではありませんか!こんな最新鋭なの初めて
・でも雪の大谷は正直イマイチ。もうちょい早く来れば違ったんかなぁ。賞味期限切れか
・カメラが人と認識する。何回見てもシュールなくたべ。ユルキャラではなく立山の神の生き物らしいです。製作者はマジで描いてるのか、ギャグで描いてるのかは不明。
てな感じでお疲れ様でした!
・帰りはアルプスの湯に寄り道
・【奇跡4】温泉代が650円がなんと500円キャンペーン中だった!
なんちゅうラッキーな日なんだろう〜。今後がチョット怖いです。でも立山は何回行っても素晴らしきとこでした!こんなとこに近くに住んでるなんてラッキーかもしれませんね〜。改めて実感!
ではでは