今日も山を登って来ました

山登りのレポートや写真を紹介します!

剱岳の白いスクリーンの彼方

剱岳(標高2999m 日本百名山

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早月尾根ピストンルート

登山日 2021/7/3(土)

総歩行距離 14.1km/累積標高↑2380m↓2380m

活動時間15:22

体力度★★★★★

危険度★★★★★

絶景度★★★★★←ガスっててもカッコいい

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

馬場島登山口→早月小屋→剱岳山頂(ピストン)

・登りCT7:17 →結果9:15

・下りCT6:12 →結果6:00

・トータルCT13:29 →結果15:15

※結果のタイムは休憩時間も含む

 

【登山口へのアクセス】

車で滑川インターから早月川に沿って30分程度南下し馬場島キャンプ場へ。道路も長い山道ですが荒れてなく舗装されてます。バスはないそうなので、車以外は上市駅からタクシーにて。

 

【今日の温泉】

満天の湯 魚津店 750円

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安定ののスーパー銭湯。会員だと650円で入れます(もちろん私は会員)。最近満天率が高め。家から近いって言うのと、夜11時までやってるのがミソ。富山でハード登山をやった時は毎回ここに来てそうな気がする。サウナと電気風呂と立山水の水風呂最高!これでお湯が温泉の源泉なら本当に文句ないです。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/11984047

 

 

剱岳の白いスクリーンの彼方

 

PM12:10  2800m付近

私は雪渓の前の大きな岩に腰を下ろし、気力を振り絞って再びアイゼンをブーツに縛りつけた。その時、手や足は小刻みに震えていた。

 

濃い霧、と言うか雲の中か。スタートしてずっと天気は良かったのに、早月小屋を越えた辺りから雲が上がって来て、気付くと辺りはガスに覆われていた。視界は数十メートル。私達はそのガスをくぐりぬけながら、壁みたいな岩場が連続する岩稜帯を這うように進んだ。前方には先行する相方のテラさんが視界から消えたり、現れたりを繰り返している。そして辺り一面に咲き乱れる花。

体力的にはもうとっくに限界を超えていたし、しかも最悪な事にとにかく暑い。雲に覆われると普通は涼しくなるはずなんだけど、天気が良かったせいか辺りは逆に蒸し風呂の様になった。更に2600mの標識を過ぎた辺りから今度はピッケルを使わないと通過出来ない雪渓がポツポツ出始め、全く先に進まなくなる。

テラさんはマラソンやトレランをやっていている、とにかくストイックな大先輩。私より遥かに身体能力が高く尊敬に値する人なのだが、雪山経験はあまり無く、雪壁登りや危険なトラバース の通過などほとんどやった事がない。私はアイゼンを装着してピッケルを構えると目の前の雪渓を見渡し安全そうなルートを探り、先に雪渓に飛び込む。そして私の後をテラさんが続いた。滑落すれば恐らく助からないだろう。二人ともなんとか雪渓を渡り切り、辺りに雪が無い事を確認すると、アイゼン外してピッケルと一緒にザックにくくり着けた。いったい今日この作業を何回繰り返しているのだろうか。アイゼンが無いと雪渓を通過出来ないし、岩場をアイゼンのまま歩けばみるみると体力を削られる。この脱着作業がとにかく面倒で時間も相当ロスしたが、毎回取り外した方が無難な事に途中で気づいた。

アイゼンとピッケルをザックにしまうと、今度はテラさんを先頭に険しい岩場を登り始めた。恐らく山頂まで標高差で200メートルをきっている辺りだろうか。また変な雪渓が出て来なければなんとか登頂出来るはずだ。お願いだから、頼むから、もう雪渓には出て来ないで欲しい。心からそう祈った。

岩壁に沿って鎖を掴みながら細い足場を横に進むお馴染みの核心部を通過すると、私はもうこのまま登頂出来ると確実していた。すると次の瞬間、先を行くテラさんから絶望に近い叫び声が上がる。私は驚いてテラさんの方へ向かうと、テラさんの目の前に巨大な雪渓地帯があった。進行方向の急な斜面全体を白い雪が壁の様に覆っている。それを見て絶句するテラさんと私。

「これは渡れるもんなの?」とテラさんがつぶやく。トレースも消えている様で、白いガスで覆われて先がどうなっているのか全く見えなかった。私は黙ってただただ白い先を見つめていた。「厳しくない?もう昼過ぎてるし、山頂までもう少しありそうだし、タイムオーバーだと思うけど」とテラさんがスマホで地図を見ながら私に言った。

確かにそうだ。アルパインクライマーでもないこの二人が、夏用のグニャグニャのトレッキングブーツで、グリップも頼りない上に踏ん張れは外れてしまいそうな10本爪アイゼンで渡れる訳がない。雪も腐ってユルい上、私の体力も岩場をヨチヨチ歩くぐらいしか残ってない。この雪渓を渡りきる自信が正直なかった。もし渡れたとしても、これまで登って来た道を、越えて来た雪渓をまた無事に戻る事が出来るのか。雪が無くても早月尾根は厳しい。雪渓を眺めながら沈黙がしばらく続いた。

 

私は再びアイゼンをつけながら、震える手と足を眺めて自問自答した。なんでキミ震えてるの?手足が疲れて痙攣してるだけ?それともキミ、もしかして怖いの?そりゃ怖いさ。だってあれ、ミスったら確実に死ぬよアンタ。あの雪渓の下、ガスで見えないけど滑落したらきっと1000m以上は落ちるよ。早月川まで転がって行ってしまうんじゃない。でもさ、めちゃくちゃ苦しみながらここまで8時間以上かけて来たんでしょ。この雪渓を渡るのもかなり勇気がいるけど、ここで引き返すのも相当勇気がいると思うけど。もしこれを渡れても、まだ先にもっと凄い雪渓があったらどうすんのよ。まぁ、それはまたその時に考えればいんじゃない。今分かっている事は山頂はかなり近いと言う事だけだし。

何度目をこらしても雪渓上には変な筋があるだけで、トレースもステップもない。ガスで進行方向も全く見えない。不安な気持ちを抑えながらじっと雪渓の先を見つめていると、一瞬ガスが薄くなって斜め上方向に道の様な場所が見えた。

私はテラさんに「僕が先行して雪壁にステップを作るんで、その後をついて来てくださいよ」と告げると、雪渓上のルートをイメージした。普通なら斜め上にトラバースして直接向かうとこだが、出口までの距離が長くてあそこまで体力と集中力がもつかちょっと自信がない。まず真上に雪壁を直登して、傾斜の緩やかそうな雪渓の上部に向かい、そこから横に進む手も考えたが、上の方がどうなっているのかやはりガス良く見えないので、これもやめておいた方が良さそうだ。一番無難そうなのは、まずはなんとか数メートル先の雪から露出する岩場へ向かって、岩場で一息ついたら次は雪壁を上へよじ登って出口に向かう。私はこれだと決心すると深呼吸をしてピッケルを斜面にぶっ刺し、アイゼンを何度も何度も雪渓に蹴り込みながらトラバースを開始した。

難しく考えるな、これぐらいのトラバースはこれまで何回かやった事あるはずだ。ピッケルもちゃんと刺さってるし、アイゼンもしっかりグリップしてるから大丈夫。絶対ミスるな、下も見るな。自分に言い聞かせる。慎重に進んでいるせいか途中の岩場までかなり長く感じた。たまに凍った硬いところがあり、アイゼンが突然刺さらなくて焦った。ピッケルを握る夏用のグローブに雪がびっしりとこびり付き、濡れて手の温度を奪っていく。私は斜面の途中で立ち止まって手に付いた雪を払いのけて息を吹きかけた。

もしかしたらやっぱりダメかもしれない。少し弱気になりながら辺りを見渡すと、そこにはどこまでも白く、どこまでも静かなモノトーンの空間が広がっていた

 

AM4:15

 

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・試練と憧れより


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・早月尾根登山口


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・本日は山友のテラさんと

 

去年の夏に早月尾根を登った時は私は往復10時間チョイかかり、テラさんは8時間半。テラさんは流石にめちゃくちゃ早い。今回は雪山装備と大量の水でかなり重装備。早月尾根のピストンは軽装じゃ無いとかなり辛いです。今回どれぐらいかかることやら


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・結構登ったけど実はまだ始まったばかり。後2000mも登らなければならない


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・第一エリア。立山杉の急登ゾーンへ


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・天気予報は悪かったはずだけどいい感じ


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・急登でどんどん高度を稼げる


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・暑過ぎて滝汗。無言で黙々と登る


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・AM 6:25 やっとで1800m地点。ペース的には順調。でもずっと急登でかなり疲れました…。チョイ休憩を


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・テラさんも相当暑いみたい。そりゃそうか


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・コンパクトに見えるけど、雪山装備が全部入ってて水も3.5L。多めの食料と行動食で石みたいに重い。前回登った時よりカメラもデカくて重いし、正直相当辛いですがこの時期は仕方ないですね。

 

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・ボチボチ1900m地点


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・イワカガミが沢山咲いてます


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・岩場に出ると眺望が!目の前に毛勝山


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・反対側には奥大日。まだ結構雪が残ってる

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・もう雪渓が出て来た。小屋まではないと思ってたのに予想より早い


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・ツボ足で進みますが、意外と表面が硬くて滑る


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・雪歩きはあまり慣れてないテラさん。薮や枝にしがみつきながら

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・あまり危なくはないけど、そこそこ急だしとにかく滑って歩き辛いので


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・面倒だけどアイゼンつけます


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・テラさんも雲海をバックにアイゼンで


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・今度はアイゼンを外して岩場をどんどん進むと


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・やっとで早月小屋!ここまで相当長かった

 

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・素晴らし過ぎる雲海が祝福!天気は抜群にいい感じです〜


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・雲の上の毛勝


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・やっぱり綺麗な奥大日と大日岳


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・AM8:20 スタートから約4時間で早月小屋へ。まだオープンしてないし誰もいません。早月尾根は登ってる人は多い印象ですが、何故か土曜でこの天気なのに、今日誰とも会ってません。なんか不気味です。

今年は小屋やるみたいですね。ここからが本番だと言うのに長い樹林帯と雪渓に苦戦して、結構消耗してしまったかも。かなり達成感あるし、雲海見ながらこのまま帰りたいのが本音。


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・結構休憩したので、ではあのてっぺん目指して頑張りますか!


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・マッチ箱がかっこいいっす

 

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・ここからはずっと雪渓登りなんだろうか。気付きませんでしたが、実は右の樹林帯に雪のない夏道がありました。

 

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・絶景です。辛くてもこんな天気で引き返すわけにはいかないでしょ


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・なんかもう雲が上がって来た


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・雪が無くなったからアイゼンを外す。やっぱりガスったか


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・大日岳もすっぽり


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・山頂まで800mに見えるからまぎらわしいです。標高差で後500mもある

 

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・ガスがどんどん濃くなって辺りが真っ白に。涼しくなると思ったのに、逆に暑くて蒸し風呂状態


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・白いガスの先に続く尾根


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・道はどんどん険しく


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・これぐらいのガスの方が剱岳感が出てる気がする


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・この岩場覚えてます。早月尾根がだんだん本気を出してきた


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・岩場をひたすら上に行く感じ。あーマジでしんどい


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・険しいけど植物が綺麗


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・たまにガスか晴れると雲海と青空


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・尾根と雲海がカッコ良すぎる

 

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・AM10:15 標高2600m地点へ。やはり早月尾根はかなりハードです。こんだけ登ったのにまだ標高差で300mもある。体力的に相当キテます


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・しかもここから怒涛の雪渓ゾーンになり、一気にペースダウンを強いられて全く先に前進しなくなりました


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・これまでの雪渓よりヤバさがアップ!


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・ガスで絶景の進行方向が見えない恐怖。ちなみにここの出口は左の方。慎重にトラバース向かいます。落ちたら終了なので注意


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・小刻みにちょかヤバめの雪渓が連続。アイゼンをつけたり外したり、本当に忙しくて二人ともウンザリ。


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・こんなに登ったのに稜線をまだまだ上へ


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・岩稜も雪渓も凄いけど、天国みたいに花が咲き乱れてる。実はもう天国にいるのかも


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・この雪壁登りはリスキーなので、横の岩場をクライミング


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・壮絶や。雪渓マジでヤバいな(汗


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・本当に天国なんじゃないか


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・雪渓を越えると今度は激しい岩場。キツ


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剱岳恐るべし。やっぱスゲーとこ(汗


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・何回雪渓ゾーンをクリアして、何回アイゼンの脱着をしたんだろう


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・AM11:40 あぁ、もう限界寸前や。本気で辛い…。まさかこんなに辛いし、怖いし、時間がかかるとは思って無かった。頼むからとりあえず雪渓だけは勘弁して下さい。とっとと登頂して帰りたい


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・そんなに距離はないはずなのに全然山頂に近づいている気がしない。それが早月尾根。


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・なんかあの雪ヤバくないか


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・岩壁と雪壁の隙間を進んで雪壁を乗り越えて、向こうの岩場の細い道に飛び移るの刑


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・やっとこの核心部まで来た。ここさえクリアすればもう山頂は目前のはず


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・下を見下げた図。断崖絶壁に雪が張り付いてます。足がすくみまくり

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・あー、フラフラですがなんとか核心部をクリア!ここよりこれまでの雪渓のトラバースの方が正直怖かったです


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・かなり時間かかってるけど良く頑張ってる!もう山頂は目前〜

 

するとテラさんの叫び声が…

 

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・進行方向全体を巨大な雪渓が覆って道を完全に塞いでます。写真では分かり辛いけど、相当の斜度。しばらく立ち尽くしてみたり。しかもこのガスの濃さは一体なんなの?僕はどうすればいいの?テラさんから撤退の提案が…。悩ましいけど、でも山頂はこのすぐ上なのです。


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・トラバースと壁登りの複合でなんとかこのアホみたいな雪渓を登り切った…(汗。雪山初心者のテラさんを道連れにしてこれを登る私も相当愚かだと感じました。


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・後は岩壁をひたすら登るだけ!もうヤバい雪渓は無いはず


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・何度も言いますけど、やっぱ剱岳スゲー


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来た方向を振り返って


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・テラさんは雪が無くなるとめちゃ早くなる。こっちはヨチヨチ歩き状態で置いて行かれる。


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・あぁ、山頂やー(涙目

 

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・13:00 剱岳登頂完了

 

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・瀕死の私。私にはレベルが高すぎ。喜びよりも来た事を後悔してる気持ちが大きめ


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・テラさんも嬉しそう!僕が遅くて時間ロスして、無理に危ない雪渓を渡らせてしまい申し訳ないです

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・山頂には誰もいないし貸し切り。これまでも誰にも会わなかった。とりあえずなんにも見えなくてオッケー!景色なんて見えてもそれを楽しむ余裕なんて今の私にナッシング。とりあえず横になって、倒れ無いようになんか無理矢理食べます。山頂は寒いです


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・1時間ぐらいボーっとしてたかったけど、テラさんから帰りもヤバいからとりあえず安全な場所まで早く降りようとの提案が。辛いけどその方が良さそうですね


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・なんかテラさん右足首を痛めてるみたいで、足をかばいながら歩いてます…


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・またこの雪壁を下りるのか…。でも私は上りより下りの方が得意です


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・七月なのにまだ雪渓は3、4m以上ありそう。まだ当分溶けそうにないです


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・元気だったら絶対楽しい。テラさんの足の不調でゆっくり下山に救われてる私


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・こんな雪渓ばっかやな。帰りの方が雪渓が多く感じるのは何故?


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・稜線に張り付く雲ってカッコよすぎ


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・完全に雲の中

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ラピュタ感が半端なし

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立山方面の風景


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・小屋までの道のりがとにかくなげ〜


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・小屋からの道のりはもっとなげー!エンドレス樹林帯地獄。誰か助けて


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・PM19:30 無事に下山。まさか日が暮れるとは…。

 

体はフラフラを通り越してるし、汗の塊みたいになってるし、大量の水も下山中終盤に飲み切ったし本当に壮絶だった。情けない事に往復15時間もかかってしまった。距離的には往復14km程度で、数値だけ見れば大した事無さそうですが、体感的には25kmぐらいあります。マジです。この時期の剱岳は本当に壮絶なんですね。もうちょい前の時期ならもっとやばかったかも。やっぱ剱岳はスゲーです。本当に舐めたらあかんとです。今回はたまたま無事に帰って来れただけかもしれません。追い込まれ過ぎて正直登頂してもあんまり嬉しくなかったです。

登られる方は是非雪が溶けてから!今年は早月小屋が7/17からやるみたいなので、オープンしたら小屋の方が雪渓を切ってくれるみたいですけどね。

下山中にもう早月尾根には二度と近づくかっ!と心底思ったけど、秋ぐらいにまたフラッと来てる気がする…。私アホなので。

 

ではでは