涸沢ヒュッテ(標高2309m )
上高地から涸沢ルート
登山日 2021/7/16(金)
総歩行距離 15.5km/累積標高差↑800m
体力度★★★☆☆
危険度★☆☆☆☆
絶景度★★★★☆
※あくまで個人的な感想と計測
【コースタイム 】
上高地→明神→徳沢園→横尾山荘→涸沢ヒュッテ
・登りCT5:30 →結果6:03
※結果のタイムは休憩時間も含む
【登山口へのアクセス】
長野側の沢渡バスターミナルか飛騨側の平湯あかんだなバスターミナルからシャトルバス(往復2400円)で上高地へ。40分ぐらい。それかタクシー(片道4600円)でも行けます。
【地図等の詳細データはヤマップにて】
https://yamap.com/activities/12139598
【登山レポート】
今回は遂に初のテント泊登山にチャレンジ〜!お恥ずかしながら、こんだけ山ばっか登っているのに、実はテン泊登山をした事がありません〜(波
これまで何故か日帰り登山にこだわって来た私的には、小屋泊やテン泊の登山は自分にとってなんか違う、そんなの自分らしくない、泊まったら負け!的な謎の被害妄想があり、山で泊まる事をずっと避けて来ました。一度北八ヶ岳でヤバい状況に追い込まれて身の危険を感じて小屋をした事はありますが、基本的にはこの六年、山で泊まろうした事は無いワケです。
でも山登りを続けて行く以上、テン泊はいつかは通らなければならない道と言う事は認識しており、悩んだ挙句に投資をしてテン泊セットを揃えました。しかし道具は揃ったにもかかわらずその後もテン泊登山をしようとする事無く、それから一年の月日が過ぎました…。
そして遂にその日が
・今日は山友のカトさんに連れられて、初のテン泊登山をする事に!上高地への入口でお馴染みの沢渡バスターミナルに集合でございます。
・テン泊は初めてで慣れてないので荷物の準備が本当に大変で…。最初ぐらい何不自由なくテント泊を楽しみたいと思い、思いついた物は全部ザックに詰めて来ました。するとザックの重さがなんと20kgオーバーに…。試しに背負ったらとんでもない重さで、私の肩もザックが破れるんじゃ無いかと不安に
・バスに揺られて久々の上高地に到着〜
・上高地まで来たものの、この時点では実はまだ行き先がハッキリ決まってなかったり。どこに行くかは大先輩のカトさん任せ。なのになんで入山届けを書けるのだろうか(謎
・ではスタート!なんじゃこりゃ〜、めちゃめちゃ荷物重くて足にずっしりくるし〜。初めての体験
・みんな大好きな河童橋でございます
・振り返ると焼岳も〜。雲多めだけど青空も見えて今日は晴れる予感が!
・ではカッコ良すぎの穂高連峰めがけて歩きたいと思います
・前回は河童橋を渡って岳沢方面に向かったので、明神池方面は未知の領域
・上高地のすぐ奥にいい感じのキャンプ場が広がってました。しばらくは登りとかなく、平坦で気持ち良い林道が延々続きます
・川の向こうに見えるカッコいい山は多分明神岳
・歩く事45分、第一チェックポイントの明神館に到着です。
・さらに奥へ進む
・上高地のポイントはやはり水ですよね!そこら中に綺麗な小川や池が
・林道が開けると川
・水がいい色してまっせ
・またカッコエエ山が見えて来ました〜。ギザギザの奴は前穂高ですね、多分。
・明神館から歩く事1時間半、第二チェックポイントの徳沢ってとこに到着〜。荷物重くて肩痛いし…。実は地味にへばり気味。ちゃんと休憩しないと持ちませんわ
・写真では伝わり辛いですが、徳沢はハッキリ言ってめちゃくちゃオシャレで、広くて、登山感ゼロでちょっとビビりました〜。リゾートキャンプ場って感じです
・再び歩行開始。多少アップダウンは出てきたものの、平坦な道が延々と続きます。とにかく長い〜。こんな重装備でこんなに歩かされるとは(汗
・徳沢から歩く事約1時間、第三チェックポイントの横尾山荘に到着〜。ここもキャンプ場ですが、何故かさっきの徳沢とは全然違う雰囲気で登山ムードがプンプンしてます
・横尾はハブ的な山小屋で、ここから涸沢 or 槍ヶ岳・南岳 or 蝶ヶ岳の分岐になっているそうな
・地味に11kmも歩いとるやんけ…(汗。道が平坦でも流石に疲れる。しかも槍ヶ岳まで更に11kmもあるのか〜!
なんかカトさんが槍ヶ岳方面に行こう葛藤中なのですけど、本気なんですかね…。この荷物で流石に無理だと思いません?
・カトさんが葛藤している間、私は間が刺して自販機でビールをゲット〜。わーい
・カトさんは実は槍ヶ岳方面に向かって南岳を登れないかと目論んでいたみたいでしたが、涸沢ヒュッテに行けば生ビールが飲める事が判明して、私は涸沢をゴリ押し!涸沢ヒュッテ有名だし、行った事ないし、一回行って見たかったし、今日はテン泊の練習が目的なのであまり辛い目にあいたく無い訳で〜
・気を取り返して涸沢方面へ〜。この辺りからやっと登り坂になり登山感が増してきます。重装備を背負って試練の始まり
・大迫力の屏風岩!
・遥か向こうに北穂高が〜。あのふもとが涸沢のはず。遠いなぁ〜。段々登りが急になって来て雰囲気が完全に登山ムードに
・途中に大きな吊り橋があり
・橋の下の川辺で沢山の方が休憩中〜
・川が冷たくてサイコー!マジで生き返る〜。へばり気味なのでしばらく休憩しまっせ
・川を過ぎると本格的に急登に…。辛い、辛過ぎる〜
・ダメや、ザック重過ぎ。こんなに歩く事になるなら意地でも軽量化するべきだった…。深刻な重さです
・景色は凄いけど涸沢に全然つかないの刑(汗
・くっそ〜!早く生を飲みてズラ〜!
・全然涸沢に着かなくて、ひたすら登らされてカトさんもカラ元気(汗
・涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐と言う事はもう到着?
・実は分岐からが長かった…。しんど…
・やっとで涸沢ヒュッテに!めちゃくちゃ遠かった(汗。ここに来るの全然楽じゃないやん!しかも小屋が凄い立体構造で想像とちょっと違った(いい意味で)
・この入口見た事あるやつ
・上に登って展望テラスへ
・うぉ〜、めちゃくちゃ綺麗!想像よりナイス過ぎる!
・ザックが超絶重かった…。マジで失敗した。最初だから許してください
・その時カトさんの手には…⁉︎
・遂に今日の目的ヒエヒエの生ビールゲット!こんなにクソ疲れて、クソ暑い中での生ビールは最高に違いない!
・私は厳選して持参したオードブルを準備
・いい顔してます!生は人を幸せにする
・マジでビールウメ〜。そしてマジで疲れた…
・あの谷の向こうから遥々やって来ました。大天井岳が綺麗です
・何故かやたらとヘリが飛んで来ます
・宴会のキリがいいとこでテン場に移動。テントの数はまあまあ
・家で練習した成果を遂に出す時が来た
・なんとか完成!
・カトさんのテントはいいやつです
・特等席やね!カールの真ん中がただれてます。結構気温が下がって来ました。実は夜中寒かったです。
・夕飯の準備の前に買い出し
・何故かレトルトの食材を大量に持って来ている私。レトルトは重いし、大量の水いるし、デカい鍋もいるし、荷物としてはかなり厄介な事に気づく…
・でもかなりウマイ!どんどんボイル
・なんか肉焼きながら肉の写真を撮ってる人がいます
・ステーキみたいな牛タン出現!ミラクルうんめぇ〜
・ひたすら飲んで、ひたすら食ってもう今日は歩かんでいいと思うと本当に幸せ〜。これがテン泊の醍醐味なのですね。素晴らしい
・しばらく寝て夜中目覚めると…
・凄まじい星空が!まさかあれが天の川!初めて見た〜。肉眼も確認可能です。重いのに三脚持って来て良かった〜
・空がマジですげ〜なぁ〜
・コスモをビンビンに浴びております
・初めてのテン泊にて涸沢を選んで本当に正解!紅葉も凄いんだろうけど、夜空も凄い!
では今日はここまで
二日目に続きます〜
ではでは