今日も山を登って来ました

山登りのレポートや写真を紹介します!

大岳山で富士山を見た

大岳山(標高1266m  日本二百名山

御岳山(標高929m )

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御岳山ケーブルカー駅からピストンルート

登山日 2021/12/3(金)

総歩行距離 9.3km/累積標高差↑916m↓925m

体力度★★☆☆☆

危険度★★☆☆☆

絶景度★★★☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

御岳山駅→大岳山山頂→御岳山御岳神社→御岳山駅

・登りCT2:38 →結果2:05

・下りCT2:43 →結果2:00

・トータルCT5:21 →結果4:05

※結果のタイムは休憩時間も含む

 

【登山口へのアクセス】

車で御岳ケーブルカー滝本駅へ。駐車場は136台で広いですが、駐車料金が1500円でちょっと高め。ケーブルカーで御岳山駅まで上がりますが、往復1130円かかります。ケーブルカー使わなくても下から歩いて登れます。電車で来る場合は、JR青梅線御嶽駅からバスがケーブルカー滝本駅までバスが出ています。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/14615387

 

 

大岳山で富士山を見た

 

情けない話ではあるけど、最近日々の仕事に忙殺されながら山に向かおうと言うモチベーションもなんとなく湧かなくなってしまった自分がいて、去年の今頃は遂に雪山シーズン到来!とか言ってワクワクしながら計画を立てていたのはいったいなんだったのだろうか。とか思いながら憂鬱な毎日を過ごしている。

この夏ぐらいからだろうか、こんなに山を登っているのに、全然成長しなくなった自分にだんだん気づき出し、悩み、そして劣等感みたいなものを感じ初めてきた。自分がショボいのか、まわりが凄いだけなのか。努力が足りないだけなのか、考えすぎかもしれないけどこんな山登りを続けて何になるのか、いつまで続けるのか、何のために登っているのか。と良く考える様になった。山登りは楽しい、けど自分にとって理想の山登りっていったいなんなのだろうか。山を登り過ぎて少し疲れているだけなのかもしれない。それだけの事なら別に良いのだけど。

 

一ヶ月ぶりに東京に帰ると、うちの奥さんから会社の友達を山登りに連れて行って欲しいとお願いされた。奥さんの職場の上司の女性と、少し太って運動は苦手そうな同僚の若者と。二人とも山登りを始めたばかりで、高尾山や八王子界隈の低山しか登った事ない登山初心者だった。私は山梨か奥多摩の低山ハイクがちょうど良いと思い、いくつか候補を提案した結果、ケーブルカーにも乗れてちょっとした登山気分も味わえる奥多摩の大岳山に行く事になった。大岳山には私は何度も登っていて、ユルいのからキツめやつまで様々なルートが存在する。昔会社の登山仲間や娘と登って以来、あれからもう何年も行ってない。今回歩くルートは恐らく一番ユルめのルートだけど、はっきりとは覚えてないけど、少し距離も長めで中盤と最後に急登やちょっとした岩場があり、低山と言ってもそこまで楽ではなく、最初は息を切らしながら登った記憶がある。

滝本駅からケーブルカーで上へ登り、御岳山駅で下りると私は妻を含む三人の最後尾を少し距離を置いてカメラ片手にのんびりと歩いた。天気にも恵まれて、御岳山は12月と言っても寒くも暑くもなくまだ秋の様な気候で、この前の北アルプスの雪化粧がウソみたいだった。三人はワイワイと会社のグチで盛り上がっていてとても楽しそうだった。とても気持ち良かった。

しばらく平坦な道を進み、少し急な登りが連続する箇所に差し掛かると三人のペースが落ち、キツそうだったので坂の途中で少し休憩し、その後も道のりは少し険しくなり、細い岩場の道を抜けて山頂手前の山荘のある広場に到着すると再び休憩した。私は特に疲れることもなくて、汗もほとんどかいてなかったが、奥さんの上司の女性や同僚の若者の男性は疲れてぐったりしていた。でも「あんな岩場も初めてだし、景色も高度感があって凄くて楽しい」と言う言葉を言ってもらえてとりあえず一安心。みんな凄く楽しそうだった。

私もこんな感じだった気がする。何年か前にこの場所で「もうこれ以上登れんし、マジでヤバいから」とか言いながらクタクタになって会社の登山仲間とケラケラと笑っていた様な気がする。職場のムカつく連中の悪口とか、はよビールを下さい、とか言ってたっけ。娘と来た時も「全然楽じゃないじゃん、またパパに騙された」ってギャーギャーと文句を言っていた様な。そんな記憶を振り返りながら、少し懐かしくも寂しい気分になり、「イヤイヤ、こんなの全然大変でもなんでもないでしょ」って心の中でツッこんだ。

その後、山頂手前の岩場の急登を抜けて、まずは私と奥さんが先に山頂へ。山頂は開けていて頭上には澄んだ青空が見えた。既に何人かの登山者が昼食をとっている。そのまま標柱に近づくと、目の前にはどこまでも連なる山々の眺望が広がり、その遥か向こうには巨大な富士山があった。予想もしてなかったその光景があまりに凄くて私は絶句した。正直鳥肌がたった。こんな感覚は久しぶりだった。富山に行ってからと言うもの、北アルプス雄大で神々しい眺望に圧倒されて来たが、ある時からか実はそこまで驚かなくなっていて、こんな景色に慣れてしまったら、この先何を見て感動すれば良いのだろうか。と地味に心配したりもしていたわけだけど。

私がアルプスも八ヶ岳も知らなくて、ひたすら高尾山や奥多摩を登っていた頃、山を登っていてどんなに疲れていても、運良く富士山を見るとテンションが上がり、もっと頑張れると勇気づけられた。文句を言いながら半泣きでついて来る小さな娘も、富士山を見ると嬉しそうだった。様々な表情を見せる富士山を色々な山から何度も見て、何度も感動した。今思えば、もし富士山が無かったら山登りを続けてなかったんじゃないか。

しばらくすると後から遅れて二人も山頂にたどり着き、富士山を見て歓声を上げた。

これまでひたすら山を登って来たけど、今回この四人で大岳山を登ってみて、凄く新鮮で楽しかったし、何なのかは良く分からないけど、自分は山を登る事に対して大切な何かを忘れてる様な気がした。

下山後、帰りにみんなで昭島のアウトドアヴィレッジに寄り、三人が次の山登りの話をしながら、服や靴を買っているのを見て、こうやって山にハマって行ったよね、って思い少し嬉しくなった。

 

 

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・御岳山ケーブルカー。思ったより乗ってる時間長いです。


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・ケーブルカーを降りると凄い青空が


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・本日のワールドマップ。御岳山経由で左上端の大岳山を目指します


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・AM10:37 今回は先頭のウチの奥さんと、それに続く奥さんの会社の上司の女性と同僚の若者と四人で山頂を目指します


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・地元の小学生がケーブルカーを使わずに歩いてここまで登って来たみたい。凄い!


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・御岳山の集落を抜けて


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・AM10:52 御岳神社


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・何故か季節外れの桜?梅?


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・神社の脇から大岳山への登山道へ


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・天狗の腰掛け杉


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カモシカに遭遇。望遠レンズ持ってて良かった〜


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・平坦だった道がだんだん急に


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・つづら折り急坂ゾーン


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・そこそこハードなので小休止。ちょっと太めですぐに疲れてしまう若者のゴッちゃん。まるで登山を始めた頃の自分を見ている様で胸が痛かった。ウチの奥さんもゴッちゃんが昔のパパに似すぎてると言ってるし。


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・坂を登りきると分岐に


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・この辺りから岩場ゾーンへ。昔この岩場で何度か滑落事故があってからかこんな看板が。

 

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・ガッツリ柵も設置されてます


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・皆さんお気をつけて


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・落ちたらヤバめですけど、慎重に歩けば全然難しくはないです。


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・頑張れゴッちゃん


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・PM12:15 山頂のすぐ下の広場にある大岳山荘へ。側にトイレもあります


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・昔、雨の降る中で馬頭刈尾根を歩いたなぁ。しみじみ


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・みんなでワイワイ休憩中。賑やか〜


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・鳥居を抜けていよいよ山頂へ


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・結構な登り


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・よじ登る感じの岩場が連続


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・慎重に頑張ってくだされ〜


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・どんどん先を行くウチの奥さん


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・PM12:35 山頂に着いた!空が青い

 

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・凄い!クリアな眺望に富士山が〜

 

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・デカイ、デカ過ぎる!素晴らしいです

 

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・程よい疲労だと本当に昼食が美味しく感じられる。いつもは食いもんが喉を通らないぐらい疲弊してるから。

久々にでっかい富士山を見ながらみんなでラーメンを食べ、コーヒーを飲んだ。おばちゃん二人は缶ビールで乾杯中。最高のランチタイム

 

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・PM13:50 では帰りも頑張って下山


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・楽しい登山をありがとうございました

 

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・どんどん先を行く奥さん

 

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・頑張れゴッちゃん!


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・PM15:25 ウチの奥さんの提案で御岳神社に寄り道


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・東京の街を眺める


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・御岳の町は天空都市でマチュピチュみたいだった。


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・13:51 本当にお疲れ様でした。久々に楽しかったです〜


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・帰りはお馴染みのアウトドアヴィレッジに寄り道

 

また皆さん(チーム低山)で山登り出来る日を楽しみにしております!

私もなんとか前向きに頑張らねばですね〜

 

ではでは