月山(標高1984m 日本百名山 )
姥ヶ岳(標高1670m)
月山スキー場からピストンルート
登山日 2022/4/24(日)
総歩行距離 8.0km/累積標高差↑539m↓902m
体力度★★☆☆☆
危険度★★☆☆☆
絶景度★★★★☆
※あくまで個人的な感想と計測
【コースタイム 】
リフト上駅→姥ヶ岳→登山口
・登りCT2:18 →結果1:45
・下りCT2:20 →結果1:13
・トータルCT4:38 →結果2:58
※トータルに昼休憩時間は含まない
【登山口と駐車場】
月山スキー場に300台の駐車場アリ。協力金の500円がかかります。夜間はゲートがしまって入らないと思います。リフトの営業は8時からで上まで600円でした。
【地図等の詳細データはヤマップにて】
https://yamap.com/activities/16848618
【登山レポート】
車を見るのも運転も大好きで、昔は良く峠を攻めたりドライブしたり、ひたすら車のローンに追われながらの車バカ生活だったけど、あんなに好きだったのに年をとるにつれてその情熱はどんどん薄れ、車なんて金の無駄、環境に悪い、車は眺めて楽しむもんだとか思い始めると、気付くと運転が毎回苦痛で眠くなる始末。
登山を始めてからと言うもの二、三時間ぶっ通しで運転し続けてることが普通になってしまい、最初は苦痛でやはり辛かったけど最近はそれにも慣れて来て、また徐々に運転やロングドライブって楽しいなぁと思い始めている今日この頃。でも高速ではいつもACCで80kmキープののんびり運転で、良くトラックとかハイエースに煽られて、このオレが煽られるなんて!ってとか呟いて、ニヤニヤしております…。
と言う事で今週も遠くにドライブして綺麗な景色を見てのんびりと温泉に入りたくなり、久々に東北方面へ行ってみる事にしました。
天気の関係で日曜になり、明日仕事だから早く帰らなきゃ行けないので、山なんて登るつもりは無かったんだけど、サクッと登れそうないい感じの山がもしアレばいいなぁと思っていたら、なんとありました!
山形の月山です。
日本百名山なので、以前から早く登りたいなぁと思いつつ何度か登りに行こうとしたんだけど、いつも天気がイマイチでタイミングが合わずに断念。早速調べてみたら、今の残雪の時期に登れるルートは月山スキー場からリフトで向かうルートのみたいで。これならなんだかすぐに登れてしまいそうな雰囲気、と言う事で
・遠いので前日入りして鶴岡の道の駅庄内みかわにて久々の車中泊。爽やかな朝を迎える
・準備が終わったら月山スキー場へ。行く途中に月山が凄く綺麗に見えた!ていうか結構デカくて立派山容姿にビックリ。カッコいいですね
・そして反対方向にはこれもまたが立派な鳥海山も見えて、またビックリ!この辺りに住んでいると、いつもこの二つの山が見えると言う事か
・鶴岡市街から月山スキー場まで一時間ぐらい。山道はリトル雪の大谷みたいな感じ
・月山スキー場の駐車場にて。当たり前ですけどスキー客だらけ。前に見える山は月山ではないです
・本日のワールドマップ
・AM8:05 とりあえずまずはリフト乗り場に向かいます
・地味に駐車場から遠いリフト乗り場。結構歩かされるハメに
・ではリフトへ!片道600円なり
・なんかリフトとか久々やなぁ〜。楽しいわぁ
・スキー場と言うだけあって、だだっ広い白いなだらかなでっかい山が見えて来る
・上にとうちゃこ。リフト下りる時って毎回ドキドキするんよね。そして早速凄い景色がお出迎え!
・月山スキー
・皆さんスキーのスタンバイ。僕はアイゼンのスタンバイ。登山者はあんまりいない感じ
・AM8:45 準備が終わったらスタート。あそこに見えるのがどうやら月山らしい。本来はこっちから向かうとこなんだけど
・本日はまずは姥ヶ岳経由で向かう事に。理由は登れは分かります。それにしてもこの登りキツそうやなぁ〜
・しょっぱなからスゲー登り(汗。そして絶景!
・辛い、辛すぎや
・やっとで登りきる
・そこら中クラックだらけ
・AM9:00 姥ヶ岳に到着!わりとすぐに着きました
・そしてここからがお楽しみの稜線歩き〜。月山と言えば稜線のイメージ。稜線歩きをしようと思ったら、まずは姥ヶ岳を登るべし。通常は右の斜面の方から向かうみたいで
・気持ち良いです〜。遥か向こうに浮いて見えるのは富士山ではなく鳥海山。本当に立派や
・次に目指すのは左側に見える名も無きピーク
・しばらく歩くと、ぐわーっと下る。やっぱ結構アップダウンあるんですね(汗
・振り返ると雪が溶けたとこに夏道があった事に気づく
・右側に広がるスーパー広大な雪原。帰りはあっちから下まで歩く予定〜
・所々に人がすっぽり入るぐらいの巨大クレバスが。スキーの人が落ちそうな予感
・やっとで名も無きピークを登りきると、なんと雪が無い!
・あっちに見える尾根もルートらしくて。次に来たらあっちから登ってみたいなぁ
・それにして雄大過ぎる雪原やな。月山ってこうゆう感じなんですね。そりゃスキーしたくもなるわ
・AM9:42 牛首と呼ばれるとこに到着。ここからの急登はなかなかシビれそう。これを登りきれば多分山頂。かな
・疲れますけど、振り返るとこの景色で!見えてる人は8割バックカントリーの方々でございます〜
・なかなかです(汗。危なくもなんとも無いですけど、上え行けば行くほど急になるので
・この稜線の風景を見たかったのです!それが今日の目的。でも曇りなのか晴れなのか良く分からん天気
・山頂に近づくとついに雪が無くなる。面倒だけど流石にアイゼン外します
・なんと言うか、遺跡みたいなとこを登っていきます。月山って実はでっかい神社だったりするんですよね
・今更の安全祈願
・雪が無くなってから地味に登る
・おお!あれが山頂ですね
・神社が雪に埋まっております
・せっかくだから神社の方を通って
・ここが核心部か
・どこが山頂が良く分からんけど、登りきったっぽい。山頂はあの岩場のとこかな
・登って来た湯殿山方面。なかなかの景色!
・反対側には肘折ルート方面。こっちは結構しんどいらしいけど、雪が溶けないと無理なんでしょうね
・AM10:30登頂完了!イージーでのんびり登山を楽しめました〜。想定通り
・山頂よりこの先はさっき下から見えた羽黒ルート方面。薄い雲海に浮かぶ鳥海山がかなり神秘的
・どっかで飯でも食べたいけど、実は結構風が強いので、風避けになる場は
・いい岩場がありました。ここでニギリ飯を頂きます
・やっぱどうしてもこっちの景色を見てしまう。
・AM10:50 よし、明日は仕事だし用も済んだし、サッサと帰るか。下山より帰りの五時間以上の運転の方が怖いわ
・山頂にはこう言うのがたくさん
・これとかも
・ガスら無くて本当に良かった
・あちこちクラックだらけやなぁ。コワっ
・帰りはスーパー楽ちん
・誰も歩いてないシマシマ雪原をどんどん下る
・この先を下まで下りる予定が、柵がしてあって立ち入り禁止になってた(汗。だから人がいなかったのか。と言う事はまた登り返してリフトの駅に戻れって事?
・折角めちゃくちゃ快調に下ったのに、またクソ登るハメに
・遠回りして再びリフト駅へ(汗
・どう考えてもあんまり疲れてなくて運動不足なので、リフトには乗らずにゲレンデの脇を歩いてカロリー消費
・クラック怖えーなぁ。スキー、スノボーの人らが気持ち良さそうで羨ましすぎる。多分このスキー場地形的に楽しいと思う(妄想)
・リフト使わずに歩いて良かった
・PM12:03帰還
・雪の中の駐車場へ。ちなみに月山スキー場までは不安だったけど、普通にノーマルタイヤで来れました。
・月山周辺の景色はかなり綺麗で、ドライブするだけでもかなり楽しめる感じ
・月山ダムのそばに謎の梅園が!地味に凄い
・鶴岡にて、また来てしまった櫛引温泉。お湯がたまらなく良くて、サウナもいい感じで前回来た時感動してました。相変わらず良きです!
・山形っていいなぁ〜。たまに東北の山に来ると本当に感動するんです!遠すぎやけど
・高速長距離ドライブの前に鶴岡で腹ごしらえ。榊って言うラーメン屋さんの燕三条ラーメン(煮干し背脂ラーメン)がヤバすぎて、絶句した…。月山よりもこっちのウマさの方が衝撃的なだったかもしれない
と言う感じでのんびりと東北の旅を満喫して来ました!苦しい登山なんて自ら進んでわざわざする必要なんてなくて、毎回こんな感じだといいのになぁとシミジミと実感。
今回登った月山のルートはショートコースで、まだ色々なルートがあるみたいなんで、また夏か紅葉の時期から登りに来てみたいです!
良き旅でした〜