金剛堂山(標高1638m 日本ニ百名山 )
中金剛堂山(標高1650m)
栃谷登山口からピストンルート
登山日 2022/5/22(日)
総歩行距離 9.9km/累積標高差↑1078m↓1078m
体力度★★☆☆☆
危険度★★☆☆☆
絶景度★★☆☆☆
※あくまで個人的な感想と計測
【コースタイム 】
栃谷登山口→金剛堂山(前金剛)山頂→中金剛堂山山頂(ピストン)
・登りCT3:30 →結果2:07
・下りCT2:45 →結果1:24
・トータルCT6:15 →結果3:31
※トータルに昼休憩時間は含まない
【登山口と駐車場】
栃谷登山口に2、30台ぐらい停めれる駐車場があります。トイレと立派な水場もあります。
【地図等の詳細データはヤマップにて】
https://yamap.com/activities/17465401
【登山レポート】
今週末は日曜が晴れそうなので、未踏123百名山を登ろう計画を遂行。
前回の毛勝山のダメージも残り気味だし、翌日は当然の様に仕事なので、なるべく近場でキツすぎない山がいいなと思いながら行き先を物色。するとこの前に行こうとして前日に天気予報が急変して急遽中止にした金剛堂山の事思い出しました。
金剛堂山は富山県と岐阜県の県境の利賀村ってとこにあるなかなか山奥にある山で、日本二百名です。詳しい事はわかりかねますが、なんとなく冬にいい感じ稜線歩きをする山ってイメージで、行くなら冬かなぁって思ってたけど、夏はどうなんでしょうかね。
僕の中でちょうど良いボリューム感の登山は、距離10kmで標高差は1000mと昔から勝手に決めつけていて(登山始めた頃はコレが結構辛くて)、今回のルートを見てみると金剛堂山のピストンはどうやらこれに該当。本日はパパッと登って温泉のウエイト多めでのんびり帰って来たいところです。富山の里山は気を抜くとすぐに藪漕ぎモードとかになるから今日はマジで勘弁してください(汗。
久々に押し入れを整理してたら、冬のセールの時に買った夏の日帰り用のザックを発見。折角だからコレのお試しにもちょうどいいかもしれないかもと思いまして〜
・AM7:00 のんびりと栃谷登山口に到着
登山口のある利賀村が結構な山奥で、チョットした山奥ドライブだったかも。登山口は予想外にも広々と開放的でちゃんと整備されてトイレとかもあったりして。結構車もいるし人気の山なんですかね〜
・こんな水場もあります。今日はのんびり登れそうだから焦る事なくダラダラ準備中
・AM7:35 では準備が完了したんでこの鉄鋼の橋を渡ってスタート〜
・のっけからすんごくいい雰囲気の森へ。昨日大雨降ったから緑が青々としとるし
・お花がかわいいですし〜。多分ニリンソウ
・うぉ〜、すばらしいパーフェクトグリーン!
・沢も凄くキテます!
・なんか心が洗われるわぁ〜、エモすぎる
・素晴らしい!気持ち良すぎです
・昨日雨降ったから木々がキラキラしとります
・そうこうしてるうちに1km地点。今日は山頂まで5kmぐらいらしいんで、あと4kmぐらいって事か
・結構年配の方も登られてます
・お花も綺麗。本当に良い季節
・スーパービック!
・登りが急になってまいりました。気持ちは良いけど、暑くて暑くて噴き出る汗
・後3kmっす〜
・久々に樹林帯が気持ち良くて楽しいなと思える。登山を始めた頃は奥多摩とか山梨とか毎回こんな感じだったなぁ、って思い出してみたり
・ショウジョウバカマもいっぱい
・言われないと気づかないぐらい山頂感は皆無だけど、どうやら片折岳みたいです
・それにしても地面がドロドロや
・ピークを過ぎた後はもれなく下りへ移行
・あれが金剛堂山ッポいですね。思ったより遠くないか(汗
・下りきったとこが3km地点。本当に後2kmで着くんかなぁ
・なんと、雪渓出現!まだ雪残ってたんですね。この辺りから雪が出たり無くなったり。たまに踏み抜きますけど、ツボ足で十分いけるレベル。一応チェンスパ持って来たけど出番ないかも
・雪溶け水で登山道がジャバジャバですやん(汗。ずっとこんな感じなんで防水の靴推奨。トレランシューズはやめときましょう
・雪渓があるんだからもうちょい涼しくなって欲しいかも
・少し開けて尾根っぽくなって来た
・本日の初眺望。残雪って感じがマル
・白山が綺麗です〜。今年は白山行きたいんだけどなぁ。でも今年は登った事ある山は後回しのルールだし
・もう後1km
・確かに高いとこ感が出て来てる
てコレ紫陽花ではないんだよね
・素晴らしい景色!風も爽やかで涼しくて吸い込まれそう〜。下界は利賀村か。ここは本当に山深い場所なんです。
・もっと風吹いてくれていいのに。オッサン汗ダクなんでジャンジャン頼みます
・お空を見ながら熊笹ロード
・AM9:30 えっ、いきなり山頂に着いてビックリなんですが
・金剛堂山の立派な祠的なやつ。ここ前金剛なんですけど、広々として山頂感が溢れてます。
金剛堂山は、前金剛、中金剛、奥金剛の三つの総称らしくて、最高峰は次の中金剛
・アソコに見えるピークが中金剛みたいなんで、そんなに遠くなさそうやし、休憩する前にとりあえず行ってみましょう!
・前金剛から突然始まる素晴らしい稜線歩き。とにかく気持ちいい!高い木とか無いから一応森林限界なんだろうか。
・途中にこんな石碑とかもあったり
・めちゃ良いとこですやん!季節もサイコーなんですよね〜
・中金剛に着いちゃいそう。あっちゅーまです
・えっ、ここ山頂?ただの登山道の途中って感じなんですけど(汗
・AM9:42 最高峰の中金剛堂山。スタートして2時間チョイで来れました〜。この標識が無ければ誰も山頂とは気づかないレベルの場所
・次は奥金剛なんだけど、行くかかなり悩ましい…。凄い魅力的な稜線。でも行っても多分こんな感じの手抜きの山頂なんだろうなぁと思うと。実はガッツリ周回も出来るっぽいけど、結構時間も伸びそうやし、汗ダクだから一分でも早く温泉にも入りたいし、明日は仕事やし…
・と言う感じで潔く来た道を戻る事に決定(汗。さっきの前金剛で昼飯を食べる事にしましょう
・前金剛に退却
・テーブル感が溢れる巨大石盤が。誰かが上に立った後とかありますし
・ここは岐阜との県境なんですね
・本日テストしているおニューのザック。とりあえずノンストレスで良かった〜。ロングハイクで使ってみないと何とも言えんけど、この夏はお世話になりそうです。ちなみに僕はトレランはやりません
・本日の昼飯
・コレが大好物で〜。昔良くアジア料理食べに行ったなぁ。とシミジミ
・天気は良いけど雲は多め。でも悪くはないです
・お腹も一杯になったんで、じゃあ戻りますか
・カタクリも結構咲いてるんですよね。本当にお花だらけなんです
・帰りは行きよりも雪溶けの増水が激しいような…。
・稜線歩きもいいけど、この山は樹林帯が本当にいい感じなんですよね
・AM11:42 下山完了!ウワっ、めちゃ車増えてんじゃん。途中そんなに人いたっけなぁ
・異例の午前中で登山が終わってしまったので、午後はのんびりと温泉に浸かる事に〜
利賀村にある天竺温泉に寄ってみました。秘湯温泉らしいです。それにしても利賀村はとにかく山奥の村って感じなんですけど、キャンプ場とか公園とかが充実したレジャー感溢れる良いとこなんです。
・天竺温泉の日帰り温泉はこちらから。
ナチュラルで美味しい水って感じのお湯がたまらなく良かった。最近は、濃く臭いお湯より、こう言うナチュラルなお湯の方が好きになって来ました。小さいけどサウナも水風呂もあって、誰もサウナ入ってなくて貸し切りで、サウナに入りっぱなし(笑。登山の後のサウナはホントにたまらん〜。
しかも露天風呂のとこにある椅子で外気浴すると、目の前に新緑の山や森や青空の風景が広がって、静かな大自然に溶けて一体になって行く様な感覚になりながらととのいまくりで、
なんて最高の日なんだー!
と言う感じで天竺温泉はお湯もサウナも最高過ぎで贅沢な時間を過ごしました。
本日は新緑に包まれながらの登山を程良い労力で楽しみながら、いい感じの温泉とサウナも堪能出来てホントに気持ちいいとしか言いようの無い一日。
今の時期は新緑も綺麗だし、残雪も綺麗だし、お花も咲き始めたし、真夏程暑くないし山登りが楽し過ぎる季節ですね〜!
でも後で考えると金剛堂山は中金剛で引き返したのはホントに失敗だった。もうこの山には来れないかもしれないし、あの稜線をもっと味わうべきだったし、こんなに早く終わるなら周回しておくべきだったなぁ…。後悔先に立たずです
ではでは