今日も山を登って来ました

山登りへの思いやレポートを写真で紹介するブログです

餓鬼岳で謎のオッサンに遭った

餓鬼岳(標高2647m 日本ニ百名山

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沢登山口からピストンルート

登山日 2022/7/24(日)

総歩行距離 14.1km/累積標高差↑1835m↓1835m

体力度★★★★★

危険度★★★★☆

絶景度★★★☆☆

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

沢登山口→大凪山→餓鬼岳小屋→餓鬼岳山頂(ピストン)

・登りCT5:35 →結果6:12

・下りCT4:20 →結果4:20

・トータルCT9:55 →結果10:32

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

登山口のまわりの路肩に20〜30台ぐらい駐車可能。登山口に簡易トイレが一個有り。タクシーの連絡先もあります。でもスマホの電波入りませんでした(安定のSB)

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/18634215

 

 

餓鬼岳で謎のオッサンに遭った

 

登山口を入って進むとすぐに噂に通り沢沿いの道となった。

そしてしばらくその道を進むと前方に人影が見えた。今日初めての人だ。いつもなら人が見えるとすぐに追いつくはずなのに、でも何故かなかなか追いつけなかった。意外と歩くのが早いみたい。そして、その人の後姿がだんだん見えてくるとその早い理由が少し分かった。

その人は何故かザックを背負ってなかった。上下はヨレっとした長袖のシャツとパンツを履いていて、頭には帽子もかぶってなくて、髪の毛が無くてツルっとしているのがはっきりと分かった。どう見ても登山者には見えないから、沢や滝を見にハイキングに来た観光の人か、地元の山関係の人かと思った。遠目では年配の方かと思ったけど、足取りはしっかりしていて軽快で、私が沢や花の写真を撮っていると、その人はあっという間に見えなくなってしまった。

 

その後どんどん道は険しくなり、落ちたらヤバそうな沢沿いのトラバース的な道が連続し始めた。木の橋やハシゴは腐りかけていて今にも崩壊してしまいそうで、そのせいか新たにアルミの橋とかも増設されていたりしていて。しかも雑草が生い茂って視界がとても悪いし、湿度が高くて本当に不快だし、誰もいないし、本当にこのまま進んで大丈夫なのかと結構不安だった。

事前情報によると餓鬼岳の白沢ルートはこのちょっと危険な沢歩きの事ばかり取り上げられていて、大人のアスレチックとかって言われてるみたいだけど、個人的にはこの沢の後の急登の方がかなり過酷な感じでこのルートの無慈悲さを象徴しているような気がした。

沢を抜けると中間地点のピークである大凪山に続く、雑草や熊笹に囲まれながらの長い長い急登が始まった。ガスと樹木と雑草で視界はほぼ無く、しかも地面は土や岩が砂質っぽくて良く滑る。ハンパなくキツくて何度も水を飲み汗をダラダラ流しながら何度も休憩した。沢ゾーンを抜けるのも結構大変だったから、まさかその後にこんな陰湿な感じの急登が待ってるなんて聞いてないよって感じ。

燕岳から縦走して来たのか、小屋で宿泊していたのか分からないけど、下山して来る人がたまにいて、茂みの中から突然下山者が現れて何度かびっくりしてウワッて声を上げた。それぐらい先が見えない。熊とか出てこようもんならどうしようもない感じか。

するとまた横の茂みから人が飛び出してきた。その人を見るとなんと今朝見たザックを背負ってない人だった。

「イヤー、道を間違えちゃったみたいで、こっちの方にどんどん進んでしまっちゃって。やっと戻ってこれたよ」

と話しかけて来た。それで私は

「それは大変でしたね、それにしてもとんでもなくキツい登りですね」

と返しつつ、その人の放つ異様な雰囲気が気になって仕方なかった。

ザックが無いどころか手ぶらだった。本当に何も持って無くてヨレヨレのワイシャツは汗でビチャビチャになっていて、ダボっとしたパンツを履き、目はぱっちりとしていて頭は完全に毛がなくってツルっツルのティピカルな感じの中年小太りの50代半ばぐらいのオッサンだった(敬意と戒めの思いを込めてあえてオッサンと呼ぶことに)。

そして何故か首には携帯扇風機がヒモでかけられていて。どう見ても、家で野球見ながら酒飲んでたオッサンが、タバコが無くなったからちょっと散歩がてら近所のコンビニに行ってくるわ、って言う感じのノリ。

なんでこんな人がこんなとこにいるだろうか。いったい何をやってるんだろうか。大丈夫なのかって思った。私は最初このオッサンが山小屋の人だろうと思ったけど、でも山小屋の人は道間違えないだろうし、たまに山にいる変態玄人的な人かとも思ったけど、カッコも登山服ではなく普通の服だし、肌の色も白いから登山しまくっている様にも到底見えない。

するとオッサンは、じゃぁ、って感じでまだ足早に茂みとガスの中に消えていってしまった。

オッサンのあまりにも場違いで不気味なオーラに、あれはなんなんだ、もしかしたら人じゃなくて妖怪とかUMAの類いじゃねーのか、自分はチョット暑さと疲労でやられてしまっていて幻覚でも見ているのかとちょっと怖くなってしまったけど、あまり気にしない様にして再び歩き始めた。

その後も視界が無いどうしようもなく蒸し暑い急登をバテバテでヨチヨチと登り続けると、やっと大凪山を登りきる事が出来た。大凪山は山頂と言う雰囲気は皆無で登山道の横に標識がなければピークと気づかない感じのとこだった。とりあえずこのとんでも急登が終わってくれたみたいで一安心。

山頂の登山道の脇に下山してきたのだろうご夫婦らしき二人組が座って休憩していて、私に気づくと話しかけて来た。

「さっき何も持ってない人が通り過ぎて行ったけど、あの人はあなたの連れ?あの人水すら持ってなかったみたいだけど結構ヤバいんじゃないかなぁ」

知ってます。確かにあの人水筒とかも持ってませんでした。これまで沢の水でも飲んで来たのだろうか。でもこの急登に入ってからずっと水場とかないし。ちなみに私はもう1リットルは飲んでいる。本当にあのオッサンは何者なんだろうか。

大凪山をやっと登りきったからと言って終わりではなく、楽になるわけではなく、実は餓鬼岳までまだ相当距離があった。さっきみたいな激急登ではなくなったものの、相変わらず熊笹が覆い茂って視界の悪い登りが延々と続いた。四時間以上この状況が続いいるから、バテてるだけじゃなく、精神的にもウンザリしていた。こんなにイヤな感じの登山道が延々と続く山も珍しい気がする。

それにしてもあのオッサンの事が気になって仕方なかった。ここまで登って来ていると言う事は、ルート的に餓鬼岳を目指しているのはほぼ間違いない。でも本当にあの丸腰で、携帯扇風機一個だけで登頂可能な山なんだろうか。一応ここは上級者向けのルートらしく、道のりも長くてハード。その上真夏でこの暑さだし。なんか途中であのオッサンが倒れている様な気がしてならなくなって来た。

本当にオッサンが倒れてたらどうしよう。人を救助とかした事ないし、レスキューを呼ぶとどうなるのか、携帯の電波が無かったらどうすればいいのか、救助隊が来るまでその場に拘束されるのか、そうしたら登頂どころではなくなってしまうし。もし倒れてなかったとしても、オッサンから水をくれとせがまれたらどうしよう。そうなったら分けてあげるしかないんだけど、自分の分も心配だし。とか嫌な事を色々考えながら歩いていたらたすぐ前をオッサンが淡々と歩いていた。そして私が立ち止まって一息つくと、またオッサンはすぐに見えなくなった。

私は休憩しながら、マジであのオッサンは何者だ、オッサンはただの命知らずの迷惑な奴なんじゃないのか、こう言う人が遭難してネット叩かれるのかと思った。そう思うとだんだん腹が立って来た。

休憩を終えて再び歩き出してしばらく進むと、突然道の脇の茂みにオッサンが結構渋い表情で座りこんでいた。そして私はオッサンに話しかけた。

「どこまで行かれるんです?餓鬼岳ですか?」

「そうだよ。ちょっと山頂まで行きたくて。もうこの辺が山頂だよね?」

と聞き返してきた。そうか、オッサンはまさかの地図も持って無いらしい。

「山頂まで後1時間半ぐらいですよ。まだまだですねー」

と私が答えると

「そんなわけ無いでしょ、なんでそんな時間とかが分かるの?この山登った事ある人?」

って言って来たから、この人何言ってんだろと思いつつ

「ここに来るのは初めてですけど、地図とかで時間とかは見てるので。それよりなんでザックとか荷物を持って無いんですか?」

と聞くと、えって顔をしながら私のザックに目をやり

「それの事?別に持ってないけど。何か必要なの」

??

「水も持って無さそうですけど、大丈夫ですか?」

「全然大丈夫だよ。それよりもまだ山頂まで1時間半もかかるのか、とんでもねぇー山だなぁ」

と苦笑いしながらオッサンは答えた。私は呆れを通り越して

「本当に気をつけてくださいね」

と言い、ありえねーって思いながらオッサンを残して先に進んだ。

その後もずっとあのオッサンの事を考えていて、心配とかそう言う事じゃなくて、結局あのオッサンは何の為にこのマニアックでハードな餓鬼岳を選んで、あんな手ぶらで気軽に登っていたのだろうと色々妄想していた。リストラでもされて捨て身で来たのか、家族となんかあったのか、精神を病んでしまったのか、それとも何かに呼ばれて、導かれてこの山の山頂を目指したのか。なんかオッサンの疲労の表情の奥に見え隠れする表情が切なく見えたような気がして。

 

餓鬼岳の山頂には1時間ぐらいいたけど、結局オッサンは現れなかった。私は疲れはてて山頂で飯を食べた後ずっと一人でボケーっとしていた。

今日は日曜だし、5時間もあれば登れるだろうと半分軽い気持ちで登りに来たけど、結局6時間以上かかってしまった。山頂の直前まで展望はほぼ無く、草ボーボーでおまけにガスりまくっていた。凄い難しいとか、凄い危険な場所とかはないんだけど、近年稀に見る陰湿な雰囲気で無慈悲な山だ。正直とんでもなくキツかった。

でも山頂から景色はそれに反して凄すぎた。とても解放的で、稜線のとこで綺麗にガスが堰き止められていて、青空と北アルプスの眺望が広がっていて、槍ヶ岳も見えた。空に展開する雲も芸術的。これほど道中と山頂にギャップがある山も珍しい。私って脱いだら凄いのよってこの景色の為にある言葉なんだろうか。かなり辛かっただけに、この眺望に相当救われた感があり、もしこの景色が見れなかったらホントにどうしようもない山だ。

 

あのオッサンは多分あそこで諦めて引き返したのかもしれないけど、水も持たずにあそこまで登るのはきっと相当辛かったはず。

あのオッサンに何があったのかは知らないし、何を考えていたのかは分からないし、命知らずのただの迷惑でアホな人なのかもしれないけど、でも折角あそこまて登ったんだし、この凄い景色をあのオッサンにも見て欲しかったなぁとチョット思った。

 

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AM6:20 大町から白沢登山口に到着

 

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・意外と車多いけど、沢登りの人達の車が大半


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・登山口には簡易トイレが一つ


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・AM6:32では名前がヤバい山に向けてスタート


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・しばらくノーマル林道


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・実はここが本当の登山口っぽい。

標識に餓鬼岳まで6時間半って書いてあって、その時は、またまたぁ大袈裟だなぁって思ったけど、実は割と正確な数字(汗


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・心得ているけど限界はある


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・ネットで良く見るやつ。餓鬼がオシャレ


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・あんまり辛くありませんよーに


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・沢がある広場の橋を渡って


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・ひたすら沢沿いを進む。歩き辛し


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・謎のオッサン出現。結局追いつけず


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・新しいレンズをゲットしてから写真を撮るのが楽しい。おかげで全然前に進まん


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・なかなか危なっかしい


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・草増加中


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・神秘的なシラヒゲソウ


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・悪路で全然前に進まん


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・脅すねぇ


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・苔もいっぱい


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・右側に滑り落ちたら多分終了(汗


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・木の橋絶対腐ってるぅ


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・やべーっす(汗


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・橋やハシゴが連続


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・何箇所か渡渉もあります。増水時は注意


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・ここも鎖の反対側は崖


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・水はとっても綺麗


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・コケには気をつけますね!


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・って思ったら、コケじゃなくて熊笹ボーボー


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・もっと険しくなるって事?


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・楽しいのか辛いのか良く分からん


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・ルートも良く分からん


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・水に触るとチョット復活


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・沢を登って行く


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・花って撮るの本当に楽しい

 

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・グレイトでビックな滝が出現


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・これが魚止の滝だったのですね。それよりもこんだけ歩いて餓鬼岳まで5時間って書いてあって、またまたぁ大袈裟なぁって思うけど、実は割と正確な数字です(汗


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・上がったり下がったり忙しい


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・ここは西沢渓谷ではございません


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・究極の選択


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・まあまあ凄いとこを登って行く感じ


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アジサイもどきが沢山


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・空がガスったり晴れたり


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・確かに厳しい(汗


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・この橋は腐ってて渡ったらNGらしい


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・なので下から迂回


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・ちなみにここの沢が最終水場らしいです。沢ゾーンはここで終了。

それよりも餓鬼岳まで4時間半って書いてあって、またまたぁ大袈裟だなあって思うけど、割と正確な数字です(汗


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・ダメや、バテバテやから10秒チャージするわ

 

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・そして大凪山への急登がいよいよ開始(汗


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・ガスってるぅー


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・なんなんやこの登りは…。滑るし


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・キリがねーし


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・オーバーヒートにつき緊急停止中


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・草ボーボーで割と地獄。こんな山だったとは


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・焦ってないけどそろそろ勘弁して


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・AM10:27 どうやら大凪山を登りきったっぽい(汗


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・急登ではないけど相変わらず歩き辛い道のり


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・10秒チャージ二発目。今日は結構休んでる


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・チョットだけ空


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・無慈悲

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・オッサンをパスしてお別れしたポイント。奥にちょこっと見えるのがオッサン。ここまで4時間半。オッサンは手ぶらで良くここまで頑張りました…。私はオッサンの行動は自殺行為だと心から思いました。


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・くそぉ、草多すぎ


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・左側はたまに切れ落ちて危なっかしい


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・クマザサダイキライ


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・山頂に接近すると突然こんな看板が…


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・餓鬼さんボチボチ勘弁してよー


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・また急登かよー、もう体力残ってないよー。10秒チャージもないし。


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・百曲がりって言うだけに九十九折り


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・休憩がてら花を愛でてみたり


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・この百曲がりを登りきったって事は餓鬼岳小屋はもう目前かー!ハァハァ


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・ふざけんな(怒


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・なんやねんこれは。なんも見えんしキリがねぇし


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・マジでふざけんな(怒


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・今日はとんでもなく時間かかってる。山頂も視界ゼロだろうし、飯食ってさっさと退散しないとヤバいなぁ。本気でヒデぇ山だ


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・PM12:40 おお、突然餓鬼小屋に着いた!


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・なんと山頂までファイブミニッツ!山頂なんて何処にもないけど


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・山頂どっちやろ。こっちは休憩所かね。


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・おお、久々のブルースカイ!雲海も。綺麗だからもう今日はこれが見れただけでもおなか一杯です


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・そして後ろを振り返ると、なんと凄く分かり易い感じの山頂が!


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・休憩は小屋じゃなくて山頂でします〜


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・おぉ!なんと全然ガスってない!どう言う事?雲海の上にいるって事?


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・やっと山頂や〜(涙


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・PM12:50 餓鬼岳に登頂完了しました!ホントに時間かかりました(汗


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・ガスが突然晴れた謎が解けた。あのガスの中から這い上がって来ました。

それにしても燕岳に続く稜線がカッコ良すぎ。燕岳にはこっから更に6時間かかるらしいけど。結構遠いですね。槍も見えてラッキ〜

 

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・正面の山は昨年登った野口五郎さん。あの稜線歩いたなぁ。左の方に見えるピークは鷲羽岳らしい


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・そしてこっちは唐沢岳に伸びる稜線。本当は唐沢岳まで行けたらいいなって思っていたのに、時間切れすぎで全然ダメ。こんな鈍足で身の程を知れって感じ。でも本当に面白そうな稜線だわ

 

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・コマクサも咲いております〜


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・こんな山だとは知らず、色々持って来すぎてザックが重りだった。水も3.5L入れてたし(汗。


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・割箸忘れて、金ちゃんヌードルをコーヒーのマドラーで食す


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・ええ空やー。山頂誰もおらんし独り占め。暑いけど、とってもきもてぃええ〜


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・すると突然ヘリが餓鬼岳の山頂に接近してきて一時停止。そしてまた去って行った。まさか僕の事探してないよね(汗


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・結局山頂がいいとこ過ぎて1時間満喫。今回も14:00下山開始。


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・中に入ってないけど小屋はこんなとこ


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・この時間は割と正確な事が判明したから、4時間半って事は18:30に下山出来るはず


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・またあの歩き辛い道を行くと思うと気が重いけど、明るいうちに下りれるならそれでいいっすよ〜


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・山頂や小屋の周りだけアルプス感


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・行きはこんな巨大なのなかったよね?まさかこの短時間で育ったとか


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・しんどいけど帰りは早い


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・滑るし、長いし、急だし、やっぱり泣ける


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・うかつに木をつかめない


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・帰りは下山が見えた


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・登りも鬼畜なら下りも鬼畜


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・沢までやっと戻って来た。クタクタ(汗


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・行きより草伸びてない?


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・足ガクガク


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・後ワンアワー


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・休憩して、手やら顔やら色々洗った。水って本当にありがたい


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・最後の最後で落ちたくない年頃


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・ガマ野郎


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・なかなかつかんし


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・もうちょいか〜


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・PM18:21下山完了!登山口の手前で何故かアブの大群に襲われる〜。下山の余韻に浸ることも出来ずに車に飛び乗り退散(汗


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・何度かお世話になってる温泉の、ゆ〜ぷる木崎湖さんへ。入口にマニアックな登山ショップもあったりする。サウナもあるしいいお湯なんだけど、もうちょい温度熱いと最高なんだけどなぁ

 

餓鬼岳ハンパなかったです。日曜に気軽に登りに来る山では決してありません。天気やコンディションもありますけど、下手したらここ最近の山登りで一番キツかったかもです。謎のオッサンだけでなく、私も結構舐めてました。

餓鬼岳はその名のとおり、本当にジメジメした嫌がらせみたいな道のりだったので、もう二度と来たくないですけど、山頂から展望は結構凄いもんがありますし、山頂から見た燕岳への両線や唐沢岳がグレイトだったので、燕岳からテン泊縦走ならまたチャレンジしてみたいですね!

オッサンも無事に家に帰ってますよーに

 

ではでは

 

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