今日も山を登って来ました

山登りへの思いやレポートを写真で紹介するブログです

龍王岳でいきなり厳冬期みたいな

龍王岳(標高2872m)

浄土山(標高2831m )

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立山室堂からピストンルート

登山日 2022/11/27(日)

総歩行距離 4.2km/累積標高差↑563m↓563m

体力度★★★☆☆

危険度★★★☆☆

絶景度★★★★★

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

室堂→浄土山山頂→龍王岳山頂(ピストン)

・登りCT1:40 →結果2:43

・下りCT1:25 →結果0:53

・トータルCT3:05 →結果3:36

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

富山側からのアクセスの場合、立山駅からケーブルカーとバスで室堂へ。立山駅に無料駐車場があります。(900台以上)

立山駅からケーブルカーで美女平まで登り、そこからバスをに乗って室堂までの交通費は往復6300円ぐらいとなります。長野側から来られる方はお馴染みの扇沢より。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/21215075

 

 

龍王岳でいきなり厳冬期みたいな

 

半分ヤケクソになりながら、びっしりと雪が張り付いたを急斜面をズボズボとトラバース。期待したトレースもあるわけがなく、さっきまでは膝ぐらいまでしか埋まらなかたのに、気づくと膝上まで埋まってしまう様になっていた。

斜面の反対方向には真っ白な五色ヶ原や薬師岳が展開していて、天気はいいものの、そちらから冷たい風が容赦なく打ちつけてくる。

これはもうダメだな、僕は内心悟っていた。

本当は横じゃなくて、上に行かなきゃいけないんだけど、急斜面な上に雪が柔らかすぎて行こうとすると足も腕も雪の奥まで埋まってしまう。地面を叩いたり蹴ったりして固めようとしても新雪のパウダースノーだし、雪の下はハイマツだから足場がただ崩れるだけ。

ジワジワとは高度を上げているけれど、山頂までまだ相当ありそうだし、それにずっとラッセルしてるから流石にバテてきた。この強風と寒さも何気に不安だったりするし。

今シーズン一発目の雪山で流石にコレはないだろって思いながら、僕は室堂の案内所の人の言葉を思い出していた。

「室堂山方面から浄土山を登るのは結構急斜面で、昨晩の大雪でかなり積もったからトレースも消えてるだろうし、雪崩れもちょくちょく観測されてるからやめた方がいいかもね。もし行かれるなら一ノ越からの方がまだ…」

との事。雪崩以外は確かにその通りだった。

時計を見たら12時を過ぎていて、もはやこれまでかとついに撤退する事を決心。13時までに浄土山の山頂に行けるならなんとか粘るけど、このペースだと山頂にいつ着くのか想像できない。

下を振り返ると、結構前に見かけた別のルートを登ってたおっちゃんが、相変わらずさっきと同じ位置からほとんど動けておらず、僕の刻んだトレースを登って来ていたもう一人の赤いシェルの男の人も、力尽きたのか歩くのをやめてじっと立ち止まっていた。僕がこの後どうするのか様子を見ているのだろうか。

 

11月の終わりに、そのシーズンの初雪山として立山に登ることが自分的には毎年の恒例化してきていて、雄山を登って雄山神社に行くのはその冬シーズンの安全と必勝祈願のお参りみたいになっていた。

室堂から雄山まではそんなに距離はないんだけど、一ノ越までは雪がたんまり積もっているからスノーシューで進み、一ノ越から雄山までの岩場の急登はアイゼンとピッケルを使うので、いい感じに雪山ギアの慣らしをする事が可能。しかもそんなに難しくなくてちょうどいい。

この時期にここまで雪が積もる山もそうそうないだろうから雪山の一発目には立山はもってこいなわけで。

そして何より立山の白銀の雪景色がとにかく絶景で、その光景を目の当たりにして、あー、また今年も雪山シーズンが始まったんだなぁと実感する事ができた。

しかしどうやら今年はその雪が少なそうで、立山にはまだあまり積もってないと言う噂も。ちゃんと雪が積もってから来たかったけど、今日がアルペンルートが営業する最後の週末。

なので今年も立山には一応行くけど、スノーシューはただのおもりになりそうだから家に置いてきたし、これまで何回も雄山に登っていて少々飽き気味だから、今回は少し趣向を変えて別のルートを歩いて見る事にした。

それで思いついたのは雄山から向かいに見える浄土山を登る事。雄山を登った時に、いい感じの浄土山龍王岳を見て、いつかは冬に行こうと思っていた。

この時期に立山に来る人は、山スキーか雄山を登る人が大半で、浄土方面に行く登山者はそんなに多くないはず。浄土山を登る場合、通常は一ノ越から登って室堂へ抜けるのが一般的な感じがするけど、今回は新しいルートを歩く事がテーマなんで、あえて反対側の室堂山の方面から登ってみる事にした。こっち側からだと、薬師岳北アルプス裏銀座が見えて、いつもとは違った風景が堪能できるはず。この景色を拝むのも今回の目的の一つだったりするわけで。

 

ありえねー、って心底ガッカリしながら来た道をトボトボと戻る。ミスった、完全にミスった。本当にこっち側から登るんじゃなかった。案内所の人の警告を素直に聞いておくべきだった。

案内所の人が言ったとおり普通に一ノ越方面に行ってればトレースもあっただろうし、ここまで雪もないだろうからもっと普通に登れたし、登頂も多分出来たはず。

今日は雪山開始のお参りに来たようなもんなのに、一発目からピークも踏めずに撤退なんて流石に縁起が悪すぎる。まだ体力は残ってるから今から急いで室堂に戻って一ノ越へ向かって浄土か雄山を登る手もあるけど、バスの最終が15:30だからいくらがんばっても流石に現実的ではない気がする。

しばらく下ると、さっきのおっちゃんと赤いお兄さんが合流していて、戻って来る僕を不安げに見ていた。

「この先の夏道方面は雪がもっと深くなるし、しかも柔らかいから腿まで埋まるし崩れるから全然ダメっすね」と私は二人に言った。

するとおっちゃんが、ピッケルでどっかの斜面の方を指しながら

「やっぱそうなんか。こっち側もかなり急で足も取られるからこれ以上は無理そうやし、さっき行ったルートも急過ぎてダメやったわ。この前どっかの女の子がこの辺から登ってたから行けるはずなんやけどなぁ」

と、それに対して僕が

「あのう、それってあんまり雪がない何日か前の話ですよね。昨晩ドカ雪が降ったらしいから、それは参考にはならないと思いますけど」

と言うと今度は赤い兄さんが、

「今日こっちから登ってるのはこの三人だけなんですよね。この積雪だとやっぱり無理ですかね」

とボソリ。するとまたおっちゃんが

「でもあの女の子が登れてたから、どっかルートがあるはずなんだよなー。ちゃんと女の子の軌跡見とけば良かったなぁー」

とか言うからちょっとイラッとしてしまい

「女の子女の子って、こんなに雪が積もりまくったフカフカの急斜面を登る女の子なんていないですよ」

ってちょっと強めに言ってしまった。すると雪の上に座ってた赤い兄さんがゆっくりと立ち上がりながら

「とりあえずもう私はこれ以上無理そうなんで戻る事にします。流石にいきなりこれは辛いなぁ、まだ足も雪山の筋肉になってないし」と言って引き返す準備をし始めた。すると

「やっぱダメなんかなぁ、こっちはもう少し登れそうな場所がないか粘ってみますわ。」

と、おっちゃんは言って、まわりを見渡し始めた。

どうやらこのおっちゃんはこの状況でもまだ粘る気みたい。でも悪いけど、雪山素人には見えないものの、そんなに大した事のない場所で立ち往生してラッセルも出来ずに立ち止まってたぐらいだから、いくら登れそう場所を探したところで、この急斜面は登れないだろうなぁ、きっと。

かといって確かにまだ時間はもう少しあるわけで、このまま室堂に戻ってみくりが池でも眺めて、ライチョウ見て帰るのもヒジョーに忍びない。

すると近くの雪の斜面と言うか壁的なとこの表面が少し凍って日光でテカッている様に見えた。良く見るとさっき歩いてたとこと違って、この斜面は新雪ではなさそうだし、その遥か上方には岩が露出していたりして、まわりの雪もなんとなく固そうに見える。

僕はその斜面に近づいてピッケルを振り下ろすと、斜面の表面がバリっと割れた。やはり表面は凍ってクラスト化している。中の雪も思ったより締まっていそう。

パッと見デカイ壁みたいな感じで、これを直登するのは少々勇気がいるけど、これより凄い雪壁は過去に何回か登った事あるし、本日のラストチャンスとしてここを登ってみるのも悪くないかも。仮に落ちてもここなら死んでしまう事はなさそう。どっちかと言うと滑落より雪崩の方が怖い気がするけど。

本当は雪山慣らしとお参りを兼ねて立山をのんびりと堪能するはずだったのに、いきなりこの厳冬期みたいな展開は一体なんなんだろうか。

でもこの緊張感と言うか、不安感と言うか、それでもなんとか登ってみたなって言う感じが雪山登山の楽しさや醍醐味だったりするんですよね。

 

 

 

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・AM8:00 流石アルペンルート最後の週末。立山駅の駐車場はしっかり満車でございます。


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・いつもは立山駅の前には切符待ちの行列が出来ているはずなのに何故か今日は人がいない…。ちなみにケーブルカーの始発は8:40です


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・どうやら昨晩ドカ雪が降ったらしく、アルペンルートを除雪作業中とのことで、復旧のメドがたつまて切符買えないらし。それで並んだ順に整理券を配ってました。だから人がいなかったってわけ。

ちなみにこの9は9番目ではなく、9グループ目と言う意味で、前に相当人がいるって事


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・駅中でひたすら待つ


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・やっとケーブルカーに乗れたけど、思ったより早く乗れて良かった


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・ケーブルカーの後はバスて移動。やっぱ雪少ないっぽい


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・車窓から剱岳


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・なんと上の方は真っ白だった!下界とは別世界


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・室堂に到着して登山案内所で登山届けを提出。すると案内所の人から、昨晩の大雪で浄土山は多分厳しいよと知らされる。ビーコン持ってないのも怒られた。


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・お久しブリーフの白銀の立山!ビューティフォ〜


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・久々の雪山で準備が上手くいかずに、なかなかスタート出来ない(汗。アイゼンつけたりゲイターつけたりめんどくせ〜なぁ


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・AM10:30 ではスタート〜。予定より1時間近く遅め…。周りの人達は相変わらずバックカントリーの人ばっかで


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・雄山がキレイ〜


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・ズボズボや(汗。やっぱスノーシュー持ってくりゃ良かった…。激しく後悔中

 

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・ヒジョーに不安ですけど、今日は雄山には行かずに、予定通り正面に見える浄土山を右側からまわって登る予定


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・とりあえずスノーシューやスキーのトレースに沿って登り進む。結構ズボズボで、早速辛くなって来た(汗。こっち方面はスキーの人ばっかで登山者はほとんど来ないんですよね


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・雪景色ってええなぁー


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・どこを歩いていいのか良く分からず。結構風が強くなってきたからハードシェルを装着


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・本当にズボズボやん(汗。たまに膝上まで踏み抜いて動けなくなる。結構辛い…。本当にこんなんで登れるのか


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・振り返ってムロドゥー


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・ついにトレースがなくなる。サラサラのパウダースノウが綺麗でございます


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・おぉ、全然人いなかったのに室堂山の展望台方面に集団が。スキーのツアーっぽいですね。どっからあそこに行ったんだろう


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・そしてなんとか浄土山の急斜面に取り付くと、スキーではなく登山者っぽいおっちゃんを発見。自分の他にも登っている人がいてちょっと安心。でもあの位置から全然動けてないのが気になる…


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・おっちゃんのルートはなんとく無理そうだからついて行くのはやめて、僕は地図を見ながら夏道方面に向かってみる事に


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・五色ヶ原とか薬師岳も見えてきた〜。この景色が見たかったんや〜


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・富山方面の雲海もいい感じ!雪原と雲海がまるで繋がってるみたいで


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・斜面に取り付いてからは、ほぼ膝ラッセル。

そして全然前に進まなくなった。イヤー本当辛い(汗。ここまの道のりも結構ズボズボだったからいい加減バテてきたし

 

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・もうダメやん…。腿まで踏み抜き、バランス崩して手をついたら腕も埋まるし。結構頑張ったんだけど、もうこれ以上進めそうにない


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・PM12:00 とんでもなく急登斜面な上に、山頂はまだ遥か上方。地面叩いたり蹴ったりして道を作ろうとしたけどすぐ崩れるし、時間も迫ってるし、悩んだ挙句あきらめて撤退する事に決定…。力及ばずでとても情けない。


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・来た道を戻っていると、後に赤いジャケットを着た兄さんが。その更に向こうに途中で見たおっちゃんも。とりあえず三人で合流してこの後どうするか作戦会議をする事に。

結果、赤い兄さんは諦めて引き返して行き、おっちゃんは他のルートがないか探しだし始めた。

さぁ、自分はどうすればいいのか…。一旦撤退を決めたもののかなり不完全燃焼なわけで


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・結果、最後のチャンスとしてたまたま目に入ったこの急斜面をあの岩の方に向かって直登してみる事にしました。壁みたいでチョット怖いけど、意外と雪が固くて行けそうな気がする


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・斜面にアイゼンを蹴り込んで、ピッケルをブッ刺しながら一歩一歩よじ登って行く。

斜面は凍っていて表面がクラストしていて、バリバリと思った以上にスムーズに進めた〜

 

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・あっちを見ると、さっき僕が撤退した方へ向かって歩いているおっちゃんが。また立ち往生して動けなくなっております…。

だからそっちは無理よって忠告したはずなのに、なんで行くのかなぁ…。人話しを聞いてないか、信じてないのか。それか僕の事を舐めてるか…


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・後を振り返るとちょいコワ。結構高度上げてきた感じで


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・しかもとんでも絶景!


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・なんとなく上が見えてきて、普通に立って歩けるようになってきた

 

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・やっぱ山頂には人がいるっぽい。あっちに上から来た何人かが下山して行く。帰りは僕もあっちから下りよう。


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・そしてなんとか登りきりました!上の尾根上は雪も硬いし歩き易くてとても平和。やっぱ上には一ノ越方面から来たと思われる人々がボチボチおりまして


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浄土山の山頂標識の位置って、二年前の秋に来た時も良く分からなかったんですよね。多分この辺か。おっ、剱岳が見えた!


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・AM12:45 この山の字に見覚えあり。とりあえずここを浄土山山頂と言う事で。多分チョット位置がズレてるけどまーいっか。向かいに見える雄山がミラクルグレイトです!


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・そしてあっちに見えるとんがったピークは龍王岳。今日実は行けたら龍王岳まで行きたいと思っていたけど、もう13時前だし、はたしてアソコまで言って室堂に15時過ぎまで帰って来れるんだろうか…。かなり危険な香が


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・せっかくここまで来れたんだし、とにかく絶景なんで龍王岳に向かってみることに決定。時間がヒジョーに心配ですけど、いざとなったら最後はダッシュでなんとか


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・いゃ〜、やっぱ雪山はいいなぁ。白と青の世界で身も心もとろけそうや〜


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・ナイフリッジなとこもあったりして

 

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・一ノ越と雄山を繋ぐアーチがビューティフルでございます


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・研究所の分岐のとこにとうちゃく。龍王岳が大分デカく見えて来ました。もうちょいです

 

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・そして遂に龍王岳に取り付く。冬登るのは初やけど大丈夫なんかなぁ


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・時間がないのでサクッと登ってしまいたいところ。難しくない事を祈ります


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ピッケルは一応使うものの、思った以上に普通に登れた。でも意外と疲れた(汗


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・PM13:15 龍王岳も登頂完了!これで二回目。冬は初だったりするんで地味にうれしいっす。

意外と早く来れて一安心。撤退しなくて本当に良かった!と思った

 

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・山頂からはパノラマ絶景!五色ヶ原と薬師岳裏銀座が素晴らしい!


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・針ノ木方面も白い帯みたいになっておりまして〜

 

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・雄山と剱岳が祝ってくれてる気がする!一ノ越から来ればこんなに苦しまずにすんだはず(多分)


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・PM13:25 景色を拝んだら時間もないので来た方向へ退却開始。バスの最終まで2時間しかない(汗。休憩も飯も食えずじまい


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龍王岳は下りの方が気を使う


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・小走りでいっちゃう


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・登る時に見た急斜面へ。色んな人が下りて行った跡が。やはり結構急ですやん

 

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・上を見上げると雪崩が起きそうでちょい怖い…


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・なんと、斜面の下にまださっきのおっちゃんがいるではないか!立ち止まってめっちゃこっちを見とる

 

おっちゃん曰く、僕が壁みたいなとこいきなり登って行ったから、僕が途中で動けなくなっているじゃないかと思い心配していたそうです(汗。ご心配して頂きありがとうございます。

おっちゃんはあの後色々試してみたけど、結局登れなかったとのこと


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・おっちゃんは僕に話したい事がいっぱいありそうでしたけど、バスの時間があるので僕はお先に失礼します


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・こっから先はズボズボではあるけど下りだから楽っす


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・室堂のバスターミナルに無事に戻ってこれた。冬期キャンプ場の方に行ってみようかと思ったけど今日はやめときますわ


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・雄山がみらくるびゅーてぃふぉ〜


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・今日は浄土山を登れて本当えかった!


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・PM14:16 バスターミナル着。帰りは楽勝だったから意外と余裕の時間で帰って来れたし


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・なんと!まだ立山ソバやっとるではないか〜


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・立食いのソバなのに1100円とチョットお高いけど本当にこのかき揚げソバがウマすぎで大好き。とっても縁起が良いのです


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・ソバ食べてたらバスが行ってしまった(汗


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・次のバスまで今度は塩肉まんを食べる。山でなんも食べてないから腹が減っておりまして


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・一息ついてゲイター外したら中にびっしりと雪が…。足が冷える思ったらこう言う事だったとは。ゲイターの意味ナッシング


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・帰りのバスは、雪の大谷仕様の窓のデカイタイプで凄い開放感


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・帰りは温泉ではなく、近所のサウナの「あいらぶ湯」へ。ここの銭湯はサウナもかなりいい感じやし、安くてPayPayも使えて最近来る確率がまあまあ高め。時間をかけてキッチリと3セット堪能〜

 

でな感じで、今年もいい感じ?に立山登り納めになりました!本当に本当に諦めなくて良かったと久々に思った日。でも時には諦めも肝心。その判断は本当に難しいです。

でも雪山登山はやっぱり楽しかったし、立山の雪景色は凄い!来年の春はもっと積もってるんだろうから今からヒジョーに楽しみ。

では立山さんまた来年会いましょう!

 

ではでは

 

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