今日も山を登って来ました

山登りへの思いやレポートを写真で紹介するブログです

乗鞍岳が凍りついていた

乗鞍岳 剣ヶ峰(標高3026m 日本百名山

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休暇村からツアーコースピストンルート

登山日 2023/1/22(土)

総歩行距離 14.0km/累積標高差↑1435m↓1435m

体力度★★★★★

危険度★★★☆☆

絶景度★★★★★

※あくまで個人的な感想と計測

 

【コースタイム 】

休憩村→ツアーコース→位ヶ原→トイレ小屋→肩ノ小屋→剣ヶ峰山頂(ピストン)

・登りCT不明 →結果6:40

・下りCT不明 →結果2:32

・トータルCT不明 →結果9:12

※トータルに昼休憩時間は含まない

 

【登山口と駐車場】

休暇村乗鞍高原の横に乗鞍高原第7駐車場があります。登山者やスキーの方向けの無料駐車場で100台程停めれます。

車中泊するならここではなく手前の乗鞍観光センターの駐車場が公衆トイレもあっておススメです。

 

【地図等の詳細データはヤマップにて】

https://yamap.com/activities/22085372 

 

 

乗鞍岳が凍りついていた

 

昨年撤退したのは多分この辺りだっけ。まぁ、あの時は真っ白で何も見えなかったからなんとも言えないけど。

そんな事を考えたりして気を紛らせらながら雪の急登をズボズボと進む。上を見上げると極寒の地吹雪の先に真っ青な青空が広がっていて、もう少しここを登れば肩ノ小屋が見えてくるはずなんだけど、それが何故かなかなか見えてこない。

トイレ小屋にたどり着いた時点で体力はほぼ尽きていて、足もとっくにお迎えが来ていて半分攣っていた。だから今も正直立っているのもやっとだったし、ゆっくりとでも前進出来ている事が逆に不思議だった。

数歩進めばすぐに息が上がって胸が苦しくなるし、足元に力が入らないし、それになんか気持ち悪い。空気が薄いのもあるんだろうけど、多分シャリバテも起こしている気がする。

風が激しすぎて冷たすぎて、立ち止まっているとあっと言う間に体が冷やされるから、休憩する事も行動食を食べる事もほとんど出来てなくて。

やっぱ来るんじなかったわ。

今年の冬のコンセプトとユルり観光ハイクと温泉旅行だったのに。なんでまたこんな展開になっているのか、本当に意味不明だ。

 

天候のせいとは言え、昨年冬の乗鞍を撤退してしまった事が地味にずっとに心残りだった。

今年は雪が少ないと聞いていたし、今日の天気予報はまあまあ最高な感じだったから、リベンジをするのには絶好のチャンスだと思って来てみたんだけど、昨晩に結構降り積もってしまったらしく、雪が予想より多く新雪で柔らかかった事と、風が予報以上に強烈だった事が想定外だった。

久々の山登りだからなのか、自分が弱ってしまったからなのか、たまたま体調不良なのか、そもそも厳冬期の乗鞍岳自体がハードなのか、理由は色々ありそうだけど、とりあえず今言える事はとてもしんどい。

こんなに澄んだ真冬の青空が広がっているのに、今回もまた登れないかもしれない、ずっとそんな予感に包まれていた。

 

誰もいない肩ノ小屋にたどり着くと、小屋は半分雪に埋まってびっしりと雪がこびりついていて、期待も虚しくまともに風を避けれそうな場所もゆっくりと座れる様な場所も見当たらなかった。けど、立っているのもやっとで、こんな状況で贅沢も言ってられないから目の前の雪の塊の上に腰を下ろした。

なんとかここまで来れたけど、流石にもう限界か。去年よりは先に進めたって言う事で、もうこれでいんじゃないかと自分に言い聞かせる。

それにとにかく寒い。体の発熱より冷気の方が勝ってるんじゃないか。汗なんて全然かいてないし。今ここは一体マイナス何度なんだろうか。この風のおかげで体感温度は更に低いだろう。何故自分はこんな場所にいて、こんな状況の中で生きていられるのか。低体温症とは一体どんな感じなんだろうか。今このまま寝たら死ねるのか、とか、寒いながらも座ったままなかなか立ち上がる気が起きず、ひたすらこの状況に耐えながらしょうもない妄想ばかりしていた。

今日はフル装備で来ておいて本当に助かった。これ以上冷やされ続けたら流石にやばそうだけど、まだザックの中にインサレーションがあるからそれを着ればもう少し寒さに耐える事は出来きるはずだ。少し露出した頬が冷気で痛むからシェルのフードのヒモを更に締め上げ、バラクラバのズレを直そうとしたら、バラクラバの口元部分は凍って固くなりガバガバになっている事に気づいた。

座ったまま横に目をやると巨大な剣ヶ峰な鎮座していて、山頂へ続く急斜面が太陽の光を浴びて何故か異様に光っていた。雪山ってこんなに光るものなのかとサングラス越しに眺めていると、遥か先の上方に豆粒みたいに登山者の三人が見えた。

三人ともソロで、今朝僕と同じく休暇村からスタートしていて、一人はスキー、二人目はアイゼン、三人目の人はスノーシューで登っていたような。スキーの人を先頭に、後者二人は途中で僕を抜いていった。僕はこんな状況に追い込まれて意気消沈して割とピンチなのに本当にタフな人達だ。それにしてもなんで三人ともシェルが赤いんだろうか。たまたまなんだろうけど、赤が流行ってるのかな。

 

さあどうする。ここから先は雪は少し浅くなりそうな気もするけど、山頂はまでそんなに近くはないし、勾配は一気に跳ね上がる。このまま進んで今の自分に本当に登りきる事が出来るのか。普通に考えたら引き返すべきなんだろうけど、でも我慢してこのまま進んだとしても、実は全く勝算が無いわけでもなくて。

何故かと言うと、いつも山を登っていて、体力の限界が来てもう動けないって状況にたまに追い込まれる時があるけど、すると不思議な事に予備電源みたいた物が作動して、あんなに辛かった体がスッと少し楽になってまたしばらく動き続けれるようになる事があったりなかったり。

体力が急回復したのか、何かの感覚か神経がシャットダウンして麻痺してしまったのか、リミッター的なものが外れたのか、自分の体に何が起きているのかはよく分からないけど、でもこれまでこの現象に何度も救われていて、多分今日もこのまま我慢して進めば多分またアノ現象が起きる気がする。

それにまだ時間はある。引き返すにはまだ早いし、苦しいのには慣れてるはずだし、これまでの労力を無駄にするべきではない。ここで撤退したらまた一年悶々と過ごすハメになってしまう。

そう自分に言い聞かせると、重く痛む腰を上げて剣ヶ峰の急斜面に向けて弱々しく歩き始めた。

 

それにしてもとんでもない坂道だ。夏の乗鞍には登った事がないけど、天候や雪でこんなに労力が変わるなんて。

雪で覆われてるせいか登山道らしきものは見えず、先行者のトレースも良く分からず、目印のピンテも見当たらず、どこをどう歩くのかさっぱりで適当だった。この坂を登るのは二回目になるけど、三年前に来た時はそこまで雪は無くて多分地面が露出してたし、山頂までがどんな感じで、どこをどう歩いたのかなんてそんな細かい事までは覚えてないし。

とか考えながら登り始めると僕はある異変に気付いた。

 

今までズボズボと雪に沈んでいたアイゼンがだんだんガリっ、ガリっと音をたて始めた。硬い岩の上をアイゼンで歩いている様な感覚になってきた。

そうか、標高の高いところは風で雪が吹き飛ばされるから雪が積もらずに岩や地面が露出しているのか。これなら少し楽に進めるかもしれないと思い、ちょっとホッとして気が楽になった。

でも斜面が日光で無駄に光り輝いているしやっぱりなんか変だ。僕はサングラスを外して地面を見た。すると地面なんて1ミリも露出なんてしてなくて、しっかり雪が積もっていて真っ白だった。そして太陽の照り返しに目を細めながら恐る恐る辺りを見回すとその光景に息を呑んだ。

地面が全部凍っている

これは雪じゃない、全部雪が氷結した氷だ。地面が氷に覆われていて、ギザギザの氷の棘みたいになっているとこもあれば、ツルツルの平面みたいになっているところもある。

この辺り一面だけではなくそれはどこまで続いていて、剣ヶ峰全体が雪と言うか白い氷の塊にみたいになっていて、山全体的が凍って太陽の光を浴びて光輝いている。部分的に凍っているのは何度かあったけど、ここまで見渡す限り凍ってるのは初めてかもしれない。

この光景を目の当たりにして僕はしばらく立ち尽くし、自然の凄さや冬山の恐ろしさを改めて再認識せざるを得なかった。

 

 

 

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AM6:45 休暇村の駐車場からスタート。深夜に家を出てからここに来るまでずっと雪が降ってて、道路に雪が積もってたりして運転が怖すぎた。引き返すつもりだったのにまさか無事に辿り着けるとは…。駐車場で作業中の除雪車に轢かれない様に


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・駐車場からすぐゲレンデらしき坂が見える。あそこから入山します


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・とりあえずツボ足で。一筋のスキーの後を追って


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・こんな坂でも久々のせいかすぐ疲れる


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・遥か向こうにモルゲン乗鞍


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・うーん、地味に歩きズレー。全然圧雪されてないしスノーシューつけるか悩ましい


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・こうやってみるととても遠い乗鞍岳。でも静かだし空気が凛として気持ちいいのも確か


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・AM7:26 三本滝レストハウスへ。リフトで登る場合はこの辺りが中間地点か


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・ここから本格ゲレンデに。まだ誰も滑っておりません


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・登山者はゲレンデの真ん中歩かずに、端を歩いてね!との事


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・ここから一気に急な感じに

 

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・朝日に癒されるわぁー


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・ツボ足でも行けそうやけどせっかくだからボチボチスノーシューを装着しちゃう


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スノーシュー着けてまったりしてる間に二人の人に抜かれた


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・大分登って来た風。既に綺麗な景色


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・ゲレンデは歩かないでね!再び

 

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・登山者はコチラからどうぞ、との事。なんか風が強くなって来たし。サミーっす

 

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・AM8:00  ちょうど2000m地点。リフトで上がれるのはこの辺までだそうです。でもまだリフト動いてない時間ですが。

地味に体力を消耗してお疲れ気味なのですが、でもここからがツアーコースの本番だったりします


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・いきなり雪のズボズボのゴリゴリ急登となり、無理矢理直登したらスノーシューが外れたりしてかなり手こずった(汗


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・雪モコモコの急登の連続。急激に体力を消耗してどんどん失速していく〜

 

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・でも乗鞍がさっきより大分近づいて来た気が。それにこの林道はとても綺麗なんです


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・剣ヶ峰の山頂付近がなんか吹き荒れてます。アレは結構やばいパターンでは(汗


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・この看板を見ると肩ノ小屋がかなり近そうに見えますけど、全く近くないのでご注意を


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・あかん、マジで疲れた(汗。スノーシューが重い。前の人に順調について行っていたのにジワジワ離されてるし


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・ルートがわけわからんけど、こっちで本当に合っとんやろうか

 

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・雪ぶけ〜


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・おっ、なんか開けたとこに出たと思ったら、よく見たらここ道路ですよね


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・斜面をトラバースしてると見せかけて、実は道路を歩いてまーす


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・その遥か向こうに登ってる人が。あっちからも登れるって事です。


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・なんかさっきから全然剣ヶ峰が近づいてない気が、しんどいです…


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・やっとで位ヶ原の大雪原へ〜。そしてなかなか絶景!でも極寒の風がバンバン吹いてます


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・この先にチェックポイント的なトイレ小屋が見えて来るはずなんだけど、歩けど歩けど全然見えず。

 

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・神々しく輝く穂高連峰。乗鞍からこんなに綺麗に見えるとは


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・もう限界です…(汗。正直倒れそう。なんか今日はダメっぽい。剣ヶ峰は無理かもしれない…


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・AM11:13 弱気でフラフラになりながらやっとでトイレ小屋へ到着。残りのHP僅かで危険信号。

トイレ小屋なのに山頂の様なこのもの凄い達成感は一体なんなんだろうか。綺麗な穂高も拝めたし、もう結構満足で

 

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・風が寒すぎてじっとしたくないけど、疲労感も凄いので小屋の横にうずくまってなんとかアミノバイタルを接種中

 

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・こんなとこで挫けたらダメやわ。クソ重いスノーシューを外してアイゼンへ。ついでにストックをピッケルにも持ち替える。これだけで身軽となり大分気が楽になった気がする


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・ダメっぽいけど、とりあえず肩ノ小屋まで行って考えよう。


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・壮絶…、とりあえず去年撤退したポイントは通過。どんどん失速中


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・剣ヶ峰デカっ!これを本当に登るのか?


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・やっとで肩ノ小屋が見えて来た。オッサンはもうとっくに限界を越しておりまして…


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・PM12:17とっても寒い肩ノ小屋。どこかこの風を凌げる場所はないのでしょうか


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・無かった(汗。もうウロウロするパワーも残ってないから。とりあえずその辺に座り込んで休息…。小屋が凍りついとる

 

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・PM12:25 ここから更に大変そうだけど、なんとか山頂へ向かう事を決心。でも流石に帰りも長いから14時を撤退のデットラインに設定。先に登ってる三人が見える


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・それにしてもなんでこの山はこんなにテカテカしてるんだろう…。サングラスの上からでも眩しいしけど、もしや…


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・地面の雪が氷化してる…。地面がガチガチでアイゼンが刺さりにくくて

 

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・雪に見えて全部ガチガチの氷!


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・先に登ってる人達がこの稜線を上まで行かずに横にそれてトラバースを開始。どこが道やらさっぱりです。なんかだんだん怖くなって来た。


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・僕もお言葉に甘えてトラバースを開始…。結構本格的なトラバース。足滑らしたら厄介なやつ(汗


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・しかも凍りついてツルツル(汗。アイゼンとピッケルを信じて確実にブッ刺しながら慎重に進む。


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・結構長いトラバース。あのピークの向こうが山頂ですかね


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・トラバースゾーンを無事クリアして再び稜線上へ。その途端に爆風にさらされて右側から風にグイグイ押されてる(汗

 

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・振り返ると絶景!


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・最高過ぎる穂高連峰


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・その横に笠ヶ岳へ続く稜線が


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・やっとで山頂が見えた!先行した人達が登頂するとすぐに引き返して来ました


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・後チョットや…。表面のボコボコした奴全部カチカチの氷。芸術的〜


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・すいません、くどいですけど本当に辛いです。活動停止寸前で(汗


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・PM13:30 冬の乗鞍岳登頂完了!昨年のリベンジに成功〜。肩ノ小屋で引き返さなくて本当に良かったな(涙


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・祠が凄い事になっとる

 

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・お馴染みの鳥居も。風の方向に向かってエビの尻尾は伸びていく仕組み。尻尾もカチカチです

 

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・年末に登った御嶽山。この前はあっちから見ていたのですね。御嶽と乗鞍ってなんか雰囲気似てるよね。

 

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・地味に雲海も凄いし〜

 

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・PM13:40 この絶景を眺めながらゆっくり飯でも食べたいけど、風と寒さがハンパなくて本気で身の危険を感じるので写真を撮ったらさっさと撤退


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・頼むから風さん横からグイグイやらんといてよ…。煽られまくってめちゃくちゃフラついてるし


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・またこのトラバースか…


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・面倒くさいから肩ノ小屋方面には戻らず、トラバースもせず、この急登斜面をそのまま下りてトイレ小屋を直で目指す事に決定。危ないのであまり良くは無いと思いますけど、でもミスっても死ぬ事はないと思うので。

しかもその斜面の下方から登山者が二人程直登してきて、山頂へのルートが分からないらしくて道を聞かれました。ここは登山道ではありません。

 

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・凍った斜面をガンガン下る。後続の人も僕の後に続いて下ってます…


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・下るにつれて雪が柔らかくなってズボズボに


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・気が引けるけどシュカブラな芸術を豪快にぶっ壊しながら


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・PM14:24 最後の方はラッセルしながらなんとか無事にトイレ小屋まで帰って来れた〜。

リフト組なのかスキーヤーなのか分からないけど、トイレ小屋のまわりにそこそこ人が増えていて。でも時間的に今から剣ヶ峰に行くのはいくらなんでもやめた方がいいと思いますが

 

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・流石にオーバーヒート中。やっぱり予想通り氷の急斜面を登ってる最中に予備電源が作動してくれてなんとか登れた気がする。自分の体の事は自分が一番良く知っていると言う訳で。


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・相変わらず吹き荒れる極寒の風。これが厳冬期って奴なんですかね


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・雪崩とかを除けばもう危険な事は無いはず。とっとと下山しましょ


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・スキー練習したいなぁ。どれぐらい上手くなれば山を自由に滑れる様になるんだろうか。でもまたその為に時間と金かかりそうだからやっぱ気が引ける


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・今年の夏こそは南アルプスを中心に攻めたいと思っております


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・ツアーコースは行きも長けりゃ下りもナゲー


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・なんか大勢の人が道の横に雪洞を作っていてとても楽しそうで賑やか。ここに泊まるってこと?


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・リフトは下りは乗れないらしいです。まぁ乗らないけど


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・あぁ、やっと休暇村に帰って来れた!


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・PM16:15 無事にゴール!

久々に過酷だったし、年末登った赤岳が可愛く感じました。

正月に買ったザックがやっとデビュー出来てとても喜んでおります。予想通り大きさもちょうど良く、ギヤの着脱もし易く、物の出し入れもし易く、凄く使い易い万能ザックでした!オールシーズンの主役になりそうな予感で楽しみです。現在ザックの断捨離中でございます。


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・今日は本当に疲れたし久々に良く頑張った!なのでご褒美にスパアルプスへ。やはり疲れ切って冷えきった後でのサウナは最高過ぎて病みつきなんです

 

年明け一発目の久々の山登りは冬の乗鞍にリベンジへ。

今回はお天気にも恵まれて、ガッツリ雪が積もった真冬の乗鞍を堪能。景色は絶景の連続で最高でしたけど少々辛過ぎたし寒過ぎたし、リベンジを果たしてもう気が済んだので、乗鞍には当分行かないと思います〜(行きたくない)

次の山登りこそは旅行気分でユルりと行きたいところですけど、どこがいいんだろう

 

ではでは

 

 

↓昨年冬の乗鞍岳を撤退した話

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